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ぱやのコレクション

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日常のスキをコレクションしています。
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#会社員

「不安的中」コレクション

毎年、健康診断を受ける。だいたい、朝一の時間帯。血液検査からレントゲン系、そしてバリュームまで受けている。バリュームは生のコンクリートのような白い液体を飲んで、上下左右にコロコロさせられる。(めちゃくちゃ体力使うあれ)そのあと、下剤を飲んでその液体を体から出さなければならない。(体の中で固まっちゃうとたいへんらしい) 昨年受けたとき、健康診断のあとに対面での取材が入っていた。しかもながいやつ。運悪い。 「いやあ~、ぜったい途中で下剤効いてくるな。でも飲まへんかったら、やば

「あっ、すき」コレクション

前職のときの話。外出から帰ると、わたしのデスクのまわりでざわざわ。前のごりごりの体育会出身の先輩が「カナブン、カナブンおんねん!」とわたしのほうにでかいカナブンを追いやろうとしてる。 「おい!!!!!!」心の中で叫んだ。こっちにやるな。 みんながひぃひぃ言ってると、おとなしめ35歳の課長代理が何も言わずにティッシュでカナブンをシュッ。 その後は何もなかったかのようにみんな働いていた。わたしが「カナブンどうしたんですか?」と聞くと、「トイレの窓から逃がしたよ」とひとこと。

「むっーー!!」コレクション

前職一年目の話。新卒はクリスマス会と呼ばれる年末の大規模な飲み会?で何か一芸を披露しなければならなかった。当時流行っていた恋ダンスを男女5名で踊ることに。 「仕事も大変やのになんでダンスまで踊らなあかんねん」という気持ちが大きすぎて練習せず。 本番。自分的にはまあまあ踊れたのではと思っていた。1週間くらい経って支社長が一言。 「あー、動画見せてもらったよ!動いてた??」 むっっ!!!!! 動いてはいた。 支社長は悪気なかったし別に傷つくこともなかったけど、むっーー

「もしも」コレクション

前職ではだれもがかっこいいと認めるイケメンの先輩がいた。名前は「たかひろ」。わたしは「たかひろ」と同じ課だった。 同期の子が「ええ~、イケメンの先輩おるのめっちゃ羨ましいねんけど~」 わたし「まあでも~、うちが石原さとみやったら~、たかひろはなしやなあ~。」 「…まず石原さとみではない。」 石原さとみでもないし、「たかひろ」に言い寄られることもなかった。 何の話。

「命さえ…」コレクション

前職(金融系)では、怒り心頭のお客さんに電話をしないといけないことが多く、めちゃくちゃ憂鬱だった。自分が悪かったこともあるが、自分がまったく悪くないこともある。とにかくぷんぷんした知らない人に電話をすることが嫌だった。(そんなんしたい人おらん) すると、ベテランの女性の先輩が 「だいじょうぶ!取って食われるわけじゃないねんからさあ~、命さえあればなんとかなるよ!」 「は、はい~」 たしかに。命はとられへんけど。でもちょっと心が軽くなりました。今では「命と心と体さえ持っ

「あっ!」コレクション

めちゃくちゃ大事な書類を引き込まれるほうでコピーしちゃって、ホチキスで止められてた2枚目の端っこがなくなったとき。 声にならないほうの「あっ!」 その場でばれたらまずいので、冷静に「端っこはなくなったけど、真ん中しっかりあるし大丈夫やろ」って言い聞かせました。 大丈夫でした。

「言い出せない…」コレクション

新しい企画のMTG。やり手の敏腕ディレクターがどんどん説明していく。めちゃくちゃカタカナ多い。頭がついていかない。(声は聞こえてるけど、何をいうてるんかまったくわからん、かまいたちの山内状態や…) 「説明は以上なんですけど、質問ありますか?なんでも聞いてください!」 「と、とりあえず作業してみます…!」 (冒頭3分で話見失ってたこと、言い出せない…) 点と点が線になってようやく理解した2日後でした。

「ついつい…」コレクション

会社の大きい研修があって、東京の研修所に1週間行く前日のこと。 「明日からお休み、よろしくお願いします!」 「…休みじゃなくて研修やんな??」 「…!」 研修から戻ったとき、 「お休みありがとうございました!」 「…休みじゃなくて研修よな???」 「…!」 同期と研修所でキャッキャしてた1週間でした。 長期休暇のときも、自分のボードに「ノーリターン」ってよく書いてました。 ついつい…ね。

「ときめき1000%」コレクション

前職の話。新卒のとき毎月読書感想文を書かされていた。4人でいろんな本を回し読んでて、方眼紙のノートを使った方がいいみたいな内容の本が回ってきた。(読んでる時間ない。レビューと表紙タイトルでA4にまとめとこ。)ってな感じで読まずに書いた。 その後、支店長に「方眼紙の本読んだか?」と声をかけられた。「あ〜読みました…ほ、方眼紙を使った方が良いみたいです〜」と絶対読んでない感じの返事をしてしまった。 「じゃあ、方眼紙のノート買ったか?」と言われ「まだです〜」と答えた。方眼紙の魅

「中島⚾️」コレクション

新卒の頃、最初の1ヶ月は東京の研修所で過ごした。朝は同期の仲良しの子の部屋まで行って、一緒に朝食の部屋に向かった。 中島という同期だったので 「なかじま〜、野球しようぜえ〜」 と毎回朝からドアノックをするわたし。 「トントトトントントン、雪だるまつくろ〜」とアナ雪風のドアノックもやった。 やれることは全部やった。 最初こそ笑ってくれたが、そこからそれが当たり前になって、笑うとかじゃなくなった。 隣の部屋の人は迷惑だったかもしれないね。