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観葉植物を育てられない話

今まで何度も、色んな種類のグリーンを飾ってみた。いや、飾るなんて素敵な存在じゃなく置いてみた。
パキラにゴムの木、多肉、サボテン。
どれも今はいない。枯れたり壊したり(サボテン)庭に移動になったり。

今も憧れてるし育てたいと願望はあるけど自分には向いてないと今は何も置いてない。

なんで私はグリーンと共存できないんだろう。
世の中には小さいものから大きなものまで、いろんな観葉植物が売ってるんだからほとんどの人が生活に取り入れられるような、簡単な代物なんじゃないのか。
私は何か欠陥がある人間なのか…(すぐ深刻に考える)


私の娘はピアノを習ってるんだけどその先生がグリーンを育てるのがとても上手で。
ご自宅の写真には天井に這うほどの立派なウンベラータ。そのほかにも沢山の素敵なグリーンが素敵なお部屋に置かれていて、まるで雑誌の1ページみたいなんですよね。
ある日のピアノレッスンの時に聞いてみたんです。

私はグリーンを育てるのが苦手なのですが上手く育てるコツはありますか?

そしたら先生は
水と陽の光かな〜とおっしゃったので、その時ちょうど部屋に居たゴムの木を指差し
じゃあ、この場所は陽の光は足りてますか?と聞いたら

全然暗いね!窓ぎわの光位無いとね!とおっしゃったんですよね。

え、
この場所でも暗いの?

私の思う明るさと植物が必要な明るさにかなりギャップがあったと言うことにビックリしたんですよね。
今まで置いていたのは窓から部屋の中心3メートル位のところでした。
私の中では、字が読めるくらいの明るさ=明るいだったので気にせず置いてお世話してました。

これで暗いの?
と思いながら、言われた通り窓際に置いたらぐんぐん元気になっていったんですよね。今までは下の葉から枯れていきヒラヒラ落ちていたのに、だんだんと小さな芽が出てきて葉にみずみずしさが出て緑が鮮やかになって生きてます!って感じになったんですよね。

私も自分なりに育て方を調べて育てていたのに全然ダメだった。
でもどうやってお世話をしていたのかと思い出せば、水も昨日あげたし今日はいらないかな〜とか、太陽の明るさの話もまさにそれで。

多分私は自分の感覚だけでお世話してるんですよね。
いや、みんな自分の感覚でお世話するんですが、その感覚の部分が私の場合は情報量とか経験値が少ないのに自分の考えだけでやるから枯れちゃうんだと思うんです。

しかもここに置くと葉が枯れる、と言う変化に対して何も変えない。なんでだろうな〜元々枯れかけの植物だったのかな〜と考えてました。考えるだけ。
場所を変えてみよう、水を沢山あげてみようとか行動しなかった。
変化に対応する、という思考回路が無いのか。

あと、人に聞かない。詳しい人に聞いてアドバイスもらおうと思わない。
そもそも人に聞く、という行為が苦手かもしれない。

だから同じ事を繰り返してしまうのか。
植物の変化に対応出来ないから育てられないのか…
育てたい気持ちはあっても向いてないのか。

なんか今の自分にとってはハードルが高いかもしれない。

大げさかもしれないけど、グリーンのこと考えて工夫して生かしてあげられることが今は出来ないかも・・・

私のキャパにグリーンが入るスペースがないかもしれない。
自分のこと、家族のこと、などなどを考えると余裕がないのかもしれない。

そうゆうことかもしれない。

今の私にはハードルが高いけども、
グリーンの事理解して、グリーンの身になって考えられるようになったら。
もう少しいろんなことが私の中から離れて行って脳のキャパに余裕が出来たら一緒に生活してみたい。



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