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ごめんね、フィリップス(MATECH MagOn 10000レビュー)

こんにちは。私です。

謝らないといけません。
フィリップスに。あと前回記事を読んでくださった皆さんに。

こちらの記事を書いた直後、この商品が現れました。

これ、先日紹介したフィリップスのMagSafe対応バッテリーと容量同じで厚みが半分なんです。
ということで亜光速で乗り換えました。すみません本当に。
でも欲しかったので仕方ないのです。

左MATECH、右フィリップス

こんなに厚み違うんだよ。嘘みたいだろ。これで両者10000mAhなんだぜ。

使ってみると圧倒的に薄いMATECHのほうが便利。コートのポケットで引っかかったりしません。しかも筐体が金属的なものらしく、熱があまり出ないどころか、使ってない時は冷え冷えです。今後外気温が上がるにつれてどうなるかはわかりませんが、今のところ他の製品より放熱が優れている感じがするのはとてもグッド。

正直、今買うならこれ一択、と言いたいところですが、難点もいくつか挙げておきましょう。
まず、スタンド機能はありません。そもそもバッテリーの下側にUSB端子が付いているのでバッテリー本体充電中は外部スタンドを使っても立たせることができません。これは減点ですね。
あとは充電の挙動なんですが、くっつけただけで充電が始まるのはいいとして、iPhoneの電池が100%充電になると自動で充電が止まるようです。なので、くっつけたままだと気づいたらiPhoneのバッテリーが半分とかになってて、慌てて電源ボタンを押して充電開始することがありました。充電速度は十分、使いながら電池残量が減ることはないので、いいのですが、充電しっぱなしの方が手間がなくて良かったかな、と思います。ただ、今後外気温が上がってくることで常に充電状態にあるのは熱の問題の原因となると思うので、この挙動でも正解なのかも。そこは運用の仕方次第かなぁと思います。

さて、ここまでMATECH MagOn 10000のことを語ってきましたが、問題はフィリップスのモバイルバッテリーの行き先です。スタンドが優秀なので、スタンド兼充電器として使おうかと思ったのですが、フィリップスはくっつけただけでは充電しない(電源ボタンを押す必要有り)なので、使い勝手で言えばAnker622に軍配が上がります。Anker622はくっつければ充電してくれるので。

ということで完全に行き場を失ってしまったフィリップスのモバイルバッテリー。どうしよう。どこかに嫁ぎに出す他なさそうです。
ごめんねフィリップス。

それでは。

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