dp3 Quattroを連れて(ティールアンドオレンジで送る街ブラ編)
こんにちは。私です。
今日は久々に少し時間も取れたし、写真撮りにいくかー、と思ったら外はドン曇り。
どうしようかと悩みましたが、ふと思いついたのです。
曇り空で彩りが少ないなら、ティールアンドオレンジで足せばいいんじゃないか?
というわけで、今回はSIGMAさんが誇るカラーモード、ティールアンドオレンジで撮ってきた写真たちをお送りしたいと思います。
ティールアンドオレンジ、ご存知でない方もいらっしゃるかと思うので、SIGMAさんの公式ページから文言を拝借しますと、
とのことです。
見てもらったほうが早いですね。
ではまず一枚。
これ青空だったらもっとわかりやすかったのですが⋯⋯ 。
ともかく、窓ガラスの青さと、紅葉した葉のオレンジが強調されてるのは伝わるかと思います。こんな感じで2色を強調して、シネマティックにしてくれます。
ここも現地の照明はここまでオレンジではなかったのですが、カラーモードの補正でオレンジが強く出ています。色味の影響でしょうか、このモードを適用すると画の印象がグッと引き締まる感じがします。
全体に淡い色に対してティールアンドオレンジをかけてあげるとこんな感じになります。別になんの変哲もない街角ですけど、ちょっと非日常感が出てきますよね。
Foveon好きの皆さん、お待たせしました。壁です。
Foveonユーザーになると壁のテクスチャとか撮りたくなりませんか?
この壁も純粋にトタン的な凹凸による陰影はもちろんのこと、ペンキの微細な浮き出方までdp3 Quattroは表現してくれます。なのでついこう壁だけ撮っちゃうんですよね。
ということで続け様に壁をもう一枚。もうこれなんかはFoveon物件と言っても良いでしょう。Foveonのための壁。壁のためのFoveon。それはちょっと拡大解釈ですかね。
さて、話をティールアンドオレンジに戻しましょう。
画像処理の詳しいところは分かりませんが、ティールアンドオレンジを使うと色合いだけでなく全体の画の印象も変わってくる気がします。全体的にいい感じに仕上がるというか、お手軽に印象的にしてくれるというか。その分「明らかにティールアンドオレンジ」になってしまうので、使い所を考えないといけないかもしれません。
どうでしょう。ただの空き缶なんですが、ちょっとドラマを感じさせる仕上がりになっていませんか?
曇り空、完全に住宅街をうろついていたので、かなり被写体には苦戦していたのですが、ティールアンドオレンジとFoveonのパワーに救われ、無事に記事になるくらいの枚数は撮りきることができました。
写真で行き詰まりや飽きを感じてきたら、カラーモードのような設定を見直してみるのもいいかもしれません。また新たな発見ができると思います。
それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?