難波の街をぶらぶらと

久しぶりに大阪に行ってきた。もちろん仕事なんだけど。

行くたびに微妙に変わっている。

あった店がなくなっていたり、かわっていたり。新しいビルが建っていたり、消えていたり。本当に目まぐるしい。

昔球場があった場所に大規模な商業施設が出来ていて、そこに初めて足を踏み入れた。オフィスビルと商業施設があり、とても活気付いていた。

何しに行ったのかというと、映画を観に行った。

わざわざ大阪まで行って映画はないだろうと思うのだが、どうしても観たかったのだが、近所では上映しているところがひじょうに少なく、観ることが難しかった。

そのどうしても観たい映画とは、「ボーダーライン」メキシコの麻薬戦争の映画。とても評判が良かったのと、この監督が前に撮った映画を観ていて、腕の良さを実感していたから今回も観たかった。

予想通り、素晴らしかった。久しぶりに映画館で観て、損はない映画。

何度も見返したい映画だった。DVDがレンタルできるようになったら、また観るつもり。それにしても、あんなえげつない世界が世の中にあると思うと、なかなか恐ろしい。

今回、日本橋にあるホテルに泊まり、本当に久しぶりに日本橋を歩いたのだけど、僕がまだ大阪にいた時には、西の秋葉原、東の日本橋と電気街のメッカだったのだが、今はまったく寂れてしまっていた。

今でも国内外の人を惹きつけて、オタク文化や、最新電化製品、PC関係を販売している秋葉原に比べ雲泥の差であった。

ほとんどの電気店は閉店してなくなっていて、代わりにDVDショップやアニメショップなどが入っていた。昔は日本橋に足を踏み入れると、途端に人が増え、興奮するほどに賑わっていたのたけど、今やこれ以上一歩進むと、スラム街の様相だ。

いたるところに落書きがあり、アーケードも鉄骨だけになっている。なんとも、時代を感じてしまう。難波駅周辺が今だ活気に満ちているのが、対照的だ。

こうして久しぶりに難波の街を歩いて、いろいろ見て回ると、時代の変化を否が応でも見てしまう。つくづく世の中の変化を見極めないと、自分もこんな風になってしまうのかと感じながら。

ちなみに、写真はiPhone6。思ったより、色がフラットであっさりしているのがちょと物足りないのだが。いっその事解像度が1200万画素になった、iPhone6sにしてしまおうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?