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データサイエンスニュース(23/11/21) : "AIの盟主、動乱の波紋 - OpenAIとMicrosoftの絆と亀裂”

OpenAIの争乱劇は続く・・・

ちょうど仕事を終えて、一休みしている頃に次のニュースが来て、仰天させられました。

まあ、確かにマイクロソフトからすれば、出資しているOpen AIも大事でしょうが、元CEOのサム・アルトマン氏がマイクロソフトと対立する組織にでもいってしまう or つくってしまうと大変なので、それを抑えるため。そして、もちろんですが彼の高い知識・知見を、今後のマイクロソフトのAI開発に活かすため、その両面を考えてのことでしょう。

まるで、スポーツ選手の電撃退団やトレードを思い起こさせますが、ビジネスの世界でもこのような圧倒的な個人であれば、こういうことが起こりうるんですね。

そんなマイクロソフトは、株価が大幅高で上場来高値を更新したそうです。

別に過去にマイクロソフトの株を買おうと思ったこともないので、「あの時買っておけば良かったぁ」ということは出てこないのですが、Windows やOfficeソフトが、GoogleやらAppleやらにシェアを奪われていく中で、マイクロソフトはもう終わったなぁと思っていた、自分の見る目の無さにはビックリです。(笑)

そして、残されたOpen AI社では反乱が。

解任したサム・アルトマン氏らを復帰させなければ、自分たちもそろって退社すると迫る文書を提出した。770人いる社員のうち、すでに9割超にあたる約730人が署名した。

これ、もう反乱というよりも、圧倒的多数じゃないですか。
ここまで、社員から信頼されていたCEOを解任するというのは、取締役会も大誤算だったのではないでしょうか。

さてさて、企業のお家騒動は傍から見ている分には面白いものです。

とはいえ、ChatGPTについては、私自身もそれをビジネスにさせていただいている身なので、これで急に使えなくなってしまうと困ってしまいます。

いまのうちに、Google BardやアントロピックのClaudeを学んでおいた方がいいかもしれませんね、

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