徒然、人助けについて
僕はよく、人助けをする。とても愚かで欲深いから。
困った人に手を差し伸べる。いつか自分が困った時に、誰かが助けてくれることを願うから。
だが実際、誰も助けてくれない。いや、助けてくれたことには僕は気付かない。だから感謝もしない。
僕は今日も人助けをする。感謝をされてもされなくても。文句を言われても、石を投げられても。それは、単に今まで助けられた分の恩返しに過ぎない。
誰も僕を助けない。だから、僕は人を助ける。何度だってやってやる。お礼なんて必要ない。お節介かもしれないから。
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