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「魅惑の心理」マガジンvol.24(苦手な人との付き合い方)

どこにでも苦手な人はいます。職場、学校、近所、様々なところにいる苦手な人。なぜそんなことを言ったりやったりするのでしょう? 苦手な人の苦手行動のメカニズムを知り、対応策を考えていきましょう。もうそんな人に振り回されるのはゴメンです。真面目に対応してもあなたが損をするだけです。今回はこの3パターンの苦手な人の性格背景と対処法について説明していきたいと思います。

[目次]
・自慢ばかりしている人への対処法
・失敗をすぐ人のせいのする人への対処法
・新しいものを受け入れられない人への対処法

○自慢ばかりしている人への対処法

(性格背景)
常にいつも自慢話をする人がいます。過去の成功例、誰と知り合いなど人脈の豊富さなど何度も聞くのは辛いです。このような人は人から認めてもらいたい、ほめられたいという願望を強く持っている人です。よく聞く「承認欲求」を持っている人です。ただ自慢ばかりしてくる人は、承認欲求よりも上位にある「尊厳欲求」である可能性もあります。人から尊敬してもらいたいのです。本来、尊厳欲求は努力して得ていくものですが、少ない成功や関係で得ようとする人もいます。そうした人の根底にあるのは「自尊感情」の低さです。

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人は自尊感情といって自分が価値あるものだとする感情があります。自尊感情が高い人は人から何を言われても冷静に対処できますが、自尊感情が低い人は誰かにほめてもらうことでしか、自分の価値を高められないのです。ある意味、とてもわかりやすい人と言えます。自分の話しかしない人も似た背景があります。自分の話を振ることで会話の中心にいつも自分がいたいのです。

続いて自慢ばかりしてく人への対処法を解説します。


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