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初夢で見た場所へ

2023年の元旦の夜に夢を見ました。初夢は大晦日から元旦ではなく、元旦から二日の夜に見たものと記憶しているので、解釈が正しければこれが初夢になるかと思います。

不思議な夢で、私は明治神宮にいて後ろにレストランがあり、参道のほうを向いていると真っ直ぐ先に柔らかく光っている場所があり、その光に導かれて真っ直ぐ進んていくと、右奥の場所に着きました。夢の中で「ここに来るように」と呼ばれている気がしました。直接、言葉をかけられた訳ではありません。明治神宮の神様は私には何かを直接、語りかけてくれるわけではありません(話をしてくれる神様、そうでない神様、どうも神社によって異なるようです)

明治神宮には何度か行ったことがありましたが、確かこの部分は有料のスペースだと思います。中に入ったことはありません。なのでその場所に何があるのかもよくわかりませんでした。

もっと早く行くべきだったと思いますが、先日、やっと行くことができました。原宿・明治神宮前から山道を歩いていると、右手にレストラン。左手に門がありました。この門は閉鎖中で、北門に行くように書いてあります。

夢ではレストランを背にして、真っ直ぐ進んでいった気がしましたが、リアルではなかなか簡単にはいきません。北門に入る前、中から外に向かって風が流れています。「なるほど結界が張ってあるのかな」と思いました。この場所に入るのには、保全・保護料金のような名目で500円がかかります。山道から本殿に向かう道は大勢の人がたくさんいて、それも過半数は外国の方でした。有料スペースにも入り口で小さな列ができています。

夢では南門(東門でした)のあたりから進んでいったので、北門から東門のほうに最初行ってから、目的の場所に行こうと思いましたら、割と森の道で誰も姿が見えません。しかし、森の道を歩いていると、誰かの気配を背後に感じます。誰かがついてくるようです。それても数人。そして、背が小さい。見えないのですが、子どもように小さな人たちが何人かついてくる気配がするのです。誰でしょう。

一度、東門近くまで行って、そこから奥へ入っていくと、池とか建物があり、夢で通ったと思われるような道を進んで行きました。景色も確かこんな感じだったと思います。右側の奥へ、奥へ進んでいくと、そこには「清正井」という井戸があるみたいです。道案内が出ています。わかりやすく説明するのに、写真とか動画も撮ろうと思ったのですが、何かとっても不粋な感じがしてやめました。「清正」とはこの地に下屋敷を構えていた加藤清正のことで、清正が掘ったとされているそうです。ググりましたら秀吉の家臣で、熊本藩の初代藩主となったお人だそうです。神格化され祀って所願成就を願う信仰もあるそうです。

井戸の近くにいくと並び方みたいな看板があり、混む場所なのかと思いました。しかし、私が到着すると前に女性が一人いて、井戸への緩やかな階段を下がるとその方もお戻りになり、私一人になりました。まん丸い石造りの低い井戸に水がこんこんと湧いています。「飲んではいけない」と書いてありますが、「触ってはいけない」と書いていないので、触ってみました。非常に清らかな水に感じます。柔らかく冷たい優しい水でした。

しばらくその場所にいたのですが、後ろから誰もきませんでした。そこである作法をすると、少し風景(色)が変わった感じがしました。そこでもう一度、水を触り、そして帰ることにしました。道に戻ってしばらくすると向こうから外国人さんの家族や団体さんが大勢やってきました。7、8分ぐらいでしょうか、だれとも会わずにラッキーでした。少し不思議な経験をしたので、記事にまとめてみました。

そこがどんな場所だったか少しわかったことと、なぜ人と会わなかったのか、そもそもなぜ呼ばれたのか、というような、より詳しい不思議な話は、2023年8月16日のオンラインイベントで話そうと思います。色彩研究会では色と心理の話し以外にも、こうした不思議な超心理学の話をできるだけ、メカニズムを解説しつつ話をしたいと考えています。






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