見出し画像

「魅惑の心理」マガジンvol.145(RPGの職業でわかるあなたの性格)

ドラクエやFFなどの王道RPGには、勇者や魔法使いという職業があり、転職しながら魔王を倒す旅に出ます。この職業は嗜好性、「好き」とか「かっこいい」「かわいい」といったシンプルな評価の影響を受けますが、単にそれだけではなく、実は隠れたあなたの性格が投影されると考えられます。「冒険」と言う非日常に旅を出るときに、どんな職業を選んでしていくかは、基本的なあなたの心の奥に眠る考えの影響を受けるからです。

そこで今回の「魅惑の心理」マガジンはみなさんがこのキャラクターで冒険をしたいという思いから、その心の中にある性格傾向を探っていきましょう。過去にこうしたゲームでどの職業になりたいと強く思ったかを思い出して選んでみてください。やったことのない方はこれからリストアップする職業のどれに憧れを抱くかでもわかります。もしあなたが一つ、職業を選ぶとしたどれを選びますか?

・勇者
・戦士
・武道家
・魔法使い
・黒魔道士
・白魔道士(僧侶)
・踊り子
・吟遊詩人
・竜騎士
・盗賊

戦いを有利に進められる、特定の思い入れがあるというものを除いて、純粋に「この職業で冒険したい」という気持ちを優先してください。RPGにおける一般論として語りますので、特定のゲームでは扱いが異なるものもあります。ご了承ください。

・勇者

世界の平和を守るために戦う使命を授けられた特別な存在である勇者。冒険の主人公として不動の存在です。ゲームによって勇者は剣士でありながら強烈な魔法を使えることもあり、冒険の後半ではなくてはならない存在でもあります。最初から勇者として選べるゲームもあったり、戦士の上級職として一定の条件から転職できるケースもあります。

勇者を選んだ人はゲームを感情移入して楽しみたいと考える方。「北斗神拳」ではケンシロウ、「ボケモン」ならサトシ、「おそ松さん」ならおそ松…、いや違う、例外です。「鬼滅の刃」なら炭治郎という主人公視点で冒険を楽しみたいと思います。主人公の性質として、やはり賞賛されたい、認められたいという欲求は少なからずあり、泥臭くゲームを解ければ良いというよりも、華々しくクリアしたいと考えます。何がなんでもゲームを解くと言うよりも、攻略本を使ったり、攻略サイトを見てもどうクリアするかにこだわりたい。困難を乗り越えていくことに魅力を感じるよりも、映画的な魅力を持っているはずです。冒険ものでありながら、実は冒険できない性格もあるかもしれません。つい「おすすめ」を選んでしまいがちの性格傾向が見えます。

ここから先は

2,987字

¥ 250

いつも応援ありがとうございます。 みなさまからいただいたサポートは研究や調査、そしてコンテンツ開発に活かしていきます。 ミホンザルにはバナナになります。