自分のブランド力を確認する(自分ブランディングの作り方)
これからの時代は、自分をいかにブランド化して他人と差別化していくかが重要になっていきます。他の誰でもない「選ばれる自分」にならなくてはいけません。会社でも仲間内でも「数合わせ」になってはいけないのです。他の誰でもない自分を構築していきましょう。それが自分ブランディングです。
では皆さんに下記の質問に10個答えるだけで、簡単に自分ブランディングがどの程度できているのかを知り、どのようにブランド力を身につけていくかを説明していきたいと思います。各質問に対して5段階で評価してみてください。全くできていないと思えたら星はひとつ(★☆☆☆☆)です。そして完璧にできていると思えば星は五つ(★★★★★)を付けてください。紙とペンを用意して、各項目に星をひとつから五つで評価してみてください。では早速、一緒にやっていきましょう。
○自分ブランディングの評価
1.自分の武器・魅力・強みを他人に簡潔に説明できるか
日頃から「自分の武器はこれです」と簡潔に説明できるでしょうか。それは特技とも言えるかもしれませんし、強みとも言えるかもしれません。この他人よりも自分が得意としているものを簡潔に説明できるのはとても重要なのです。「いろいろあります」はもっとも良くない答えです。本当にいろいろあったとしても、それを聞いた人は「傲慢だ」「説明の手抜き」と感じます。まだ「ない」と言ったほうが好印象です。自分の武器・魅力・強みは客観的に説明できるように「準備」しておくことが重要です。
個数はいくつでも結構です。何かひとつが飛び抜けている人もいるかもしれませんし、5個、6個とある人もいるかもしれません。特別、個数は意識しなくてもいいですが、説明しやすさの視点から3個〜5個は準備しておきましょう。逆に説明用に10個もあるのは多すぎかもしれません。説明している間に相手が飽きてしまい、魅力が伝わりにくくなります。数多くある場合は、貯めておいて相手によって3個程度を取り出して説明できると良いかもしれません。ある人にはA、 C、F。別の人にはA、C、Eみたいなイメージです。「そんなにないなー」と思う方でも効果を狙うなら最低2個はあったほうが良いですね。特別突き抜けていないと1個では相手に刺さらないケースも想定されます。また、複数あるということが相手や自分に良い効果をもたらします。
商談中に突然誰かに「あなたの武器は何ですか」と聞かれたときに、短い時間でそれを説明できるように言葉にしておく必要があります(そんなケースは基本的にはありませんが 笑)。自分ブランディングを構築していく上では、仕事につながるものが好ましく、言い方をかえると「お金を稼げる可能性があるもの」を強みとしておくのが良いでしょう。たとえば「紅茶の入れ方がプロ並み」でもいいのです。紅茶の入れ方は場所によっては、それが商売になる可能性があるからです。しかし「約束を守る」のようなものはビジネスにおいてはあたり前のことになります。武器にはなりにくいものです。
どうでしょう、みなさんは武器、強み、魅力を語れますか。準備ができていて簡潔に語れる人、そして魅力的な武器だと思える人は(★★★★★)、全く語れない人、説明できる準備ができていない人、そもそも思いつかない人は星はひとつ(★☆☆☆☆)です。星2個、3個など自分の評価に合わせて書いてください。
たとえばポーポー・ポロダクションが「武器・魅力・強みは?」と聞かれたらそうですね、こう答えます。
聞かれた相手によって個数を変えます。ここには4つかきましたが、場合によってはここから2個減らして、2個を説明するかもしれません。ポイントはこうした言葉を準備しておくことです。イメージは伝わりましたでしょうか。
そもそも武器や得意なものがない人、弱いと思う人はそれを作ることが最優先です。自分ブランディングマガジンの中には、自分のやりたいことの見つけ方や武器の作り方を解説するページがあります。そちらもご覧ください。
では引き続き次の項目を説明します。
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