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やりたいことをやり残してはいけない

よく心霊関係を扱うドラマなどで、亡くなった方の霊のようなものが現生に残っていて、その方の無念なことなどを晴らすと、成仏して天国へ行くなんていう描写をよく見かけます。

実際にはそんな単純なものではなく、無念なものが一つとは限りませんし、複雑に絡まっていて、それを解くのはパズルのような難しさもあります。

また、「無念を残して亡くなった方」→「晴れて成仏」というのは、素晴らしいことかもしれませんが、実は「亡くなった方」という方だけでなくて、生きている方の無念の思いが残っていて、その方の足を引っ張っているケースというのはとても多くあります。

その思いが心の中の深いところにあって、無意識に自分に影響を与えているケースは心理学の問題になりますし、その思いが外に出ていて、自分に影響を与えるケースは超心理学という研究分野になるでしょうか。本当にそれが「霊」のようなもかはいささか懐疑的でありますが、人の残留思念というもは、自分の外に残ることがあると私は感じることもありますし、視覚的に見ることもあります。

私たちは自分一人で生きているのではなく、家族のような身近な人、職場で出会うもう少し薄い関係、道ですれ違う全く知らない人、色々な人と日々接触しています。生活環境には様々な制約が存在します。自分のやりたいことができる環境にない人もたくさんいます。

自分の欲に任せて、自己中心的に生きると様々な問題があることと同じように、我慢を続け自分の欲を心の奥に閉じ込めてしまうと、それはそれで色々な問題が出てきます。わかりやすいところでいうとストレスです。小さなストレスはむしろ良いこともありますが、過度のストレスは身体や心に悪い影響を与えます。また、見えにくいところでは無念の感情を心の奥や外に残してしまいます。この無念な思いはあなたが思っている以上に悪さをします。

「欲を我慢する人生」

ではなく

「自分の欲も、周囲の人の欲も大事にできる人生」

それが良いのではないかなと感じているのです。
否定的な発想ではなく、建設的な思いに変えていきましょう。

無念な思いを残しすぎないように、自分のやりたことも大事にし、同時に周りの人にも気を配れる生き方でありたいものです。


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