為替介入・春のボーナス待ち!実質賃金が大幅マイナス、リーマンに並ぶ23ヶ月連続/4月8日
今週は10日の米CPI(消費者物価指数)に注目ですね。弱ければ金利上昇も一服といったところでしょうか。
で、タイトルにもあるように1ドル=152.00円ラインが再び迫っています。今日はジワジワ円売りが広がっていて、いよいよ上値を試しそうですね。
ちなみに、円売りが進んだのは実質賃金が−1.3%と大幅なマイナスだったことが挙げられるでしょう。
まぁ23ヶ月連続、リーマンショックに並ぶ実質賃金のマイナスという中、もはや日本において賃金インフレはないなと。であるなら、ここで景気のブレーキを踏むような、日銀の利上げも無理という話になります。
インフレよりデフレを退治する方がはるかに難しいですからね。日本の成長なき30年を見ていると、デフレの方が怖いわけで。
申し訳程度に0.25-0.50%の利上げがないとは言い切れませんが、少なくとも日本主導での日米金利差の縮小はないという話になります。
一方で、米国は雇用統計が強めの数字だったことからも分かるように、引き続き景気は強く、根強いインフレで高金利が継続しそうな流れとなっています。
特に直近は原油高もインフレに寄与しますから、ドル円はジワジワ上がっていくわけですね。とにかく、何度も繰り返している通り、ドル安がなければドル円の下落もあり得ないわけで、そういう意味ではいずれ為替介入となるでしょう。
◆1ドル=152円を超えたらレートチェクはいつでもあり得る状況
日本の為替介入は米国の許可がないと難しいですが、4月10日に日米首脳会談もありますしね。この辺りでGOサインが出て為替介入パターンは十分あり得るでしょう。
152円を超えたらいつ為替介入があってもおかしくはないので、要注意でしょう。防衛ラインはどこらへんか難しいですが、152円を超えたら少なくともレートチェック(日銀が民間銀行にレートを確認する、為替介入の予告行動)がいつ入ってもおかしくありません。
直近の為替介入の例で言うと、2022年は9月8日に3者会合、9月14日にレートチェック、9月22日に為替介入でした。
今年は3月27日に3者会合しており、そろそろレートチェックがあってもおかしくはないタイミングかなと。レートチェックがあると、瞬間的に1円ちょっとぐらいは下げますので、それも狙っても良いかもしれません。
ただ、レートチェックなしの為替介入もあり得るだけに、最大限警戒、あくまで軽めにやる必要があります。
昨年の値動きを踏まえると、5兆円規模で5円幅という値動きを狙ってきそうですから、指値しておくのであれば、とりあえず148-149円レベルに何枚か入れておけば良いのかなと。
147円台まで落ちてきたら手動で買っていく感じですかね。まぁドル円だけで1日に100兆円規模の取引高があるので、5兆円程度の為替介入をしてもすぐに全戻しですからね。
相場のスピードを止める効果ぐらいしかないので、私たちは全戻しボーナスを狙って押し目買いをしていくだけですね。
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