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【1ドル=154円】協調介入に警戒!史上初の日米韓会合で…/4月16日

強めの米小売であっという間に1ドル=154円台。いよいよ155円突破となれば、160円が見えてくるわけで、そうなればどこかのタイミングで介入は避けられないでしょう。

為替介入は何度も書いているように100%ボーナスステージ。ただ、注意しなければならないのは、協調介入の目も出てきたということ。

基本的に、単独だろうが協調だろうが、相場の流れを変えるほどの意味は持たないことが多いですが、インパクトとしては大きく、増幅されるのでより警戒が必要でしょう。

それでは、今日は為替介入について、協調介入の可能性などを含めて解説していきますので、よろしくお願いします。

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◆強い米小売でリスクオン!ただし、金利が高いので株は慌てて買う必要ナシ

まず、米小売がバチクソに強かった。しかも自動車を除いたコアの数字が。

🇺🇸米3月小売売上高
前月比+0.7%(予想+0.3%)
・除自動車
前月比+1.1%(予想+0.4%)

さらに前月分も上方修正されており、強すぎワロタ状態。米経済は絶好調で、インフレもなかなかおさまらない。これでは利下げどころではないというのが現実。

これを受けてリスクオン(選好)の株高、そして円売りが加速しています。

ちなみに、株については買うべきか、あるいはポジを落とすべきかという質問が多数寄せられていますが、繰り返しているように米金利が高いので、まだまだ押し目は何度でもくるでしょう。ベースポジ5割ぐらいを確保して、押し目待ちで良いと思います。

中東懸念は一旦後退してますが、どうせ泥沼ですし、金利が高いので上げきれないでしょうからね。ポジが重いのであれば一部利食いするなど、とにかく一段と下げる、皆が青ざめるような下落があったときにしっかり買えるだけの資金は確保しておきたい。

◆協調介入の可能性?G20でドル高議論、初の日米韓会合へ!

為替介入がよく分からないという方は、ぜひ下記の動画をご覧ください。分かりやすく解説しています。今後も動画を作っていきますので、ぜひチャンネル登録、高評価をよろしくお願いします。

で、直近では神田暴威(神田財務官)が急に調整云々言い出したから、何かと思えば、17-18日の日程で行われるG20財務相・中央銀行総裁会議で、初の日米韓会合を行う方向で最終調整しているとのこと。

円安は日本の問題ですが、鈴木財務相がG20では米ドル高がテーマとして取り上げられる可能性に言及していたので、韓国は元より、ブラジルやインドといった新興国内でも懸念材料になっているのでしょう。

というわけで、G20でドル高を議論に上げて、うまく行けば韓国らと協調介入をしようというのが今の狙いでしょうか。ダメなら単独介入で頑張ると。

◆単独介入なら5円だが、協調介入なら10円近い値動きも覚悟して!


防衛ラインとして意識されるのは1ドル=155円ですが、いずれにせよインパクトのあるタイミングでやってきそうですから、いつどこであってもおかしくはありません。

基本的にレートチェック(日銀が民間銀行にレートを尋ねる為替介入の準備段階)が入ってからというのが暗黙のルールですが、すっ飛ばしていきなりパターンもありますからね。

で、単独介入であれば、まずは5円程度の下落幅を想定ですが、日韓、さらにブラジルやインドなども加わるとなると、かなりインパクトが大きくなりますし、一瞬では戻さない可能性があります

そういった意味で、最大で10円程度の円高に備える必要があるでしょう。特に1ドル=150円レベルを大きく割り込んで、148円レベルを下回ると、145円とかは見えやすいですからね。

円売りポジションの調整が加速すれば、140-143円ぐらいは見える可能性があります。

とはいっても、取引高を踏まえると相場のトレンドを変えるほどには至らないでしょうが、フラッシュ・クラッシュのような瞬間的な値動きに備えて、マージンは多めに取っておいた方が良いでしょう。

ドル円(日足)チャート

まずは瞬間的な介入に備え、150.00-151.50円レベルに指値を入れつつ、その下は148.00-148.50円、さらに下の143.00-145.00円にも入れておく感じですね。

単独介入であれば、1回5円の瞬間全戻しという想定ですが、協調介入だと効果的なタイミングで各国が協力して為替介入を行って、投機トレードをしている人の心を折りにきますからね。今回、そうならないとは限りませんので、要注意でしょう。

とりあえず、協調介入に備え、最悪で10円幅ぐらいは見ておいて余力残しでトレードしましょうということで。それでは、FX口座を持ってない方はお早めに!未曾有のビッグボーナスが来ますので、ブログのキャンペーンも活用していただければと思います↓

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