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パワプロ2024 再現選手 ダラス・カイケル選手 ver1.0

パワプロ2024での再現選手、ダラス・カイケル選手です。元サイ・ヤング賞投手として期限ギリギリに加入した選手です。近年は先発として長いイニングを投げることができず、苦戦している印象です。また、シンカーボーラーのため、日本のボールへの順応次第な部分はあると思っています。成績などの記載は8月12日の試合前時点での情報に基づいています。また、本文内の各種データについてはBaseball Savant様の情報に基づいています。

パワナンバー:12900 80134 66669

基本能力

球速はMAX151とWikipediaに記載がありますが、現在ではさらに下がって91-92マイル程度のようです。そのため148としました。コントロールはここ3年のメジャーの成績でいずれの年も2イニングに1つのペースで出しており、決して良いとは言えません。なので47です。スタミナはマイナーでは6イニング、MLBでは5 1/3が最大ですが、まだまだそれなりのイニングは投げられるので、68としています。
変化球について、シンカーは投球の56.8パーセントを占めており、投球の軸となっています。ツーシームと迷いましたが、個性を表現すると言う意味でシンキングツーシーム4としました。メジャーでは.被打率422、被長打率.667と打ち込まれていますが、日本では通用する、といいなと願望として思っています。
チェンジアップは投球の27.6パーセントを占め、被打率・被長打率共に.059とこちらが真の決め球として機能していたようです。特徴としてシュート軸の回転が強かったため、サークルチェンジ3としました。スピードレンジ的にHシンカーにしたかったのですが、左投手なので、スクリューしかなく仕方なくというところです。左投手のシンカー=スクリューというKONAMIさん独自の定義はアップデートして欲しいところです。
カットボールは投球の14.6パーセントを占め、被打率は.379、被長打率は.599とこちらも打ち込まれています。スライダーも全投球の1パーセント程度投げていますが、こちらは割合が少ないため査定上持ち球から除外しました。よってカットボール2としています。

特殊能力

ノビF
シンカーが中心の投手でいわゆるフォーシームは投げない投手なので、ストレートについてはこの査定です。
クイックE
正直思考停止でつけてる感はあります。基本的にMLBで投げてた投手はクイックの練習はしてない傾向からとりあえずつけています。
対左打者C
サンプルが少ないですが、左打者から多くの三振を奪っています。
打たれ強さC
失点はしながらも長いイニングを投げる傾向がキャリアを通じてあるので、つけています。もっとも最近では短いイニングでノックアウトされる傾向もあるようです。
打球反応
フィールディングが上手くフィールディングバイブルアワードを5回受賞していることから、妥当だと思います。基本能力の守備能力も高めに設定しています。
球持ち○
映像で確認した限り、球持ちが長く打ちづらいように見えたので、それを反映しています。
球速安定
シンカーを中心に投げる投手のため、シンキングツーシームの球速を底上げするための調整です。
ゴロピッチャー
ゴロアウト率はメジャー平均の44.5パーセントを大きく上回る53.3パーセントであり、キャリア平均も58パーセントと高く、妥当だと思います。
変化球中心
普通のストレートはほとんど投げないため、それを反映するためです。

まとめ

元サイヤング投手という肩書きに引っ張られてしまいますが、近年の成績は決して良いものとは言えません。球速も最速91-92マイル程度とNPB基準で見ても早い方ではなく、かつシンカーボーラーであるため、特にボールの面で日本の環境への適応ができるかどうかが活躍するかしないかの分かれ目になりそうです。来日後、ほぼ即で投げることになるので、実戦感的な部分も気になるところです。仮に活躍できたとしても年齢的にメジャー復帰はなさそうで、モチベーション的な部分も気になる部分です。プラス面としては、フィールディングのうまさがあります。また、参考としているのは球速平均が5キロ程度速いメジャーの打者相手の成績なので、本来の力を発揮できれば日本で通用する可能性はあると思っています。

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