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【#43】夕暮れの草の冠

プレゼントをもらうって本当にありがたいことだと思うんです。そのプレゼントを選んでいる時間、その人は自分のことを考えてくれているわけです。

時間=命。だとすれば、プレゼントをもらうということはその人の命を少しもらってるのと重さは同じ。大げさかもしれないけど、それくらいありがたいことだと思う。

この本は確か24歳になる年に、遠く離れた同志からもらったもの。ゆうぱっくを開けるとおしゃれな装丁の深緑の表紙が見えて、心が大きく弾んだ。

仲を見て見ると短編集になっていて、不思議な話が続いていく。寝る前に少しずつ少しずつ、大切に読み終えた。

中学生には難しいかもしれないが、自分に孫ができたら読ませてやりたいと思う。それまで大切にとっておきたい宝物だ。

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