まずは「やってみる」。やってみるの積み重ねが複利を生む。

「あれやってみたいな」「こうなりたいな」
人間こういうことを思うものの、なかなかやらないのが世の常。

顕著な例はセミナーや勉強会だろう。
セミナーに参加して、よし、と思って意気揚々と家路につくも、
学んだことを実践する人はとても少ないと聞く。

ブルース・リーの映画を観て強くなった気がしてしまうように、
セミナーを受講したことで満足して、できるようになった気になる。

そういう人が多いからこそ、
人から聞いた話や、勧めてもらったことを「まずはやってみる」
これだけで人より成長するし、人より面白い人生になっていく。

もちろん、習慣を変えることには大変な労力が伴う。
なにせ日頃やっていないことを始めるわけだから、
慣れないうちは始めること自体に腰が重くなる。
その重たい腰を上げて、まずは一回「やってみる」。

「やってみる」を続けるだけで、生活が変わって習慣が形成されていく。
やった気になってその場で止まる人が多い中、
やってみて経験を積む人は前に進む。
その経験が良い習慣に変わり、良い習慣の積み重ねがさらなる経験を呼び込む。

ボディメイクやダイエットが地道なトレーニングの積み重ねであるように
学んだことを実践するのも地道にやってみて、慣れていき、わかってきて、
そこから結果がついてくる。

うっかり最初から結果が出てしまうこともあれば、
結果が出るまでに時間がかかることもある。
結果を出すために正しい努力をすることも大切だが、
努力以前に、やらないままでいたら何も始まらない。

人間はなにかと「やらない理由」を作りたがる。
なんでもいいから、まずはやってみる。
やってうまく行かなかったら軌道修正すればいいし、
やってうまく行ったらそのまま続ければいい。

行動することで新しい経験を得られて、
経験が新たな習慣を呼んで、
習慣が新たな自分を引き寄せる。

周りがなかなかやらないからこそ、
まずはちょっとやってみる。
毎日、ちょっとだけやってみる。
その積み重ねがいつの間にか「やってみる」ことのハードルを下げて、
やってみるうちに勘所を掴んできて、
勘所を掴んでくるうちにやれることが増えていく。

そうなる頃には、やってない人と比べて圧倒的に先へ進んでいる自分がいる。

だから、まずは「やってみる」
ときに止まっても構わないから、とにかく「やってみる」
「こうなりたい」「もっと充実したい」なら「やるしかない」のである。

やってみることが、あらたな経験を呼んで、成長と充実を生む。
やってるからこそ見えてくるものもある。
少しでもいいから、人生を積み立てていくということを「やってみる」。

ブログを書けるようになりたい。
だから、まずは書いてみる。
書くということに慣れるうちに「こういうものが求められる」「こうしたら読まれやすい」「こういうことに意外とニーズが有る」ということも見えてくる。
はじめからこれらを満たす必要なんてない。

「ですます調」「だである調」そこのどっちが書きやすいか、良いか、そんなことで迷うぐらいなら、とにかく一回書いてみればいい。
やりもしないうちからそれを考えて進まなければ積み上げはゼロ。
やってみるだけでも、まずは「実践」の積み上げになる。
どんな実践を積み上げるのか、という制度も大切だが
まずは圧倒的物量で「やってみる」うちに学習が進んで
精度が上がっていく、という側面もある。

だからこそ、とにかく「やってみて」積み上げることによる複利効果を得るのが大切だと言えるのではないだろうか。

※参照
実は、やらない理由は「失敗が怖い」「やり方がわからない」ではなく「面倒くさい」ではないですか?
https://blog.tinect.jp/?p=61807

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