見出し画像

インドで覚えた「選択を間違える快感」


人生において1番面白い瞬間は「間違った選択」をした時だと感じる。日常の中では大小関わらず「選択」を繰り返す。起きる時間、ご飯、遊び。その全て選択しているわけだが、自ずとルーティーンへ甘えを覚える機会は、社会人になってからより一層増えた。

行き着けの喫茶店で頼むメニューも、休みの日にやる事も、まるで脳が動いていないのかと感じる程スムーズだ。特に不満はないが満足もしていない。

そんな事を考える時はいつでもインドの旅を思い出す。人生において1番刺激だったと思える理由は、全てのルーティンから解放され「未知の選択をあえて間違える快感」を知ったからだ。

スマホも繋がらなければお金もない、その日をやり切る生活の中で「猛暑だから歩かない」が「猛暑だから歩いてみよう」になったあの日、何かが壊れたんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?