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指す将順位戦~自戦記ダイジェスト~

こんばんは、ポールです。

指す将順位戦が11月7日に最終戦が終わり、私の最終的な結果は全勝しての昇級という望外な結果に終えた。
無事に不戦敗も無く完走することができ、対戦して頂いた方々、観戦者の方々、滞りなく進めて頂いた運営の方々に感謝を申し上げます。

さて、今更ながら何を書こうかっていう話なんですが、自戦記がまだ全部書けてないんですよ(汗。私の普段が忙しくなって・・・はい、単純なキャパ不足です。時間が全然足りなかった。。
状況はほとんど変わらない上で、どうにか書かなければという所にモコナさんが指す順の総括をしていた。

相変わらずモコナさんのエネルギーがすごい・・・筆が早すぎる。。
A「他、ポールさん・こまちさんが結構いいところまで来ているので気が向いたら完走されるかもしれません。きっちーさんは筋トレ」


・・・・・・・・・ほーん、なるほど

とまぁ催促を受けたので折角なので書いてしまおうと。
しかし、全部一本一本書いている時間はこの年末にある訳ないので、大変申し訳ないですが書けてない分は要点をダイジェスト版でお送りします。
ここで書くのは8戦目ボロネーゼさん戦、10戦目ラギィさん戦、
11戦目緑茶さん戦を書いて行きます。

8戦目:ボロネーゼさん戦

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先手私の三間飛車に対し、ボロネーゼさんは穴熊を採用。
自分の穴熊対策として、最近のマイブームはこの自玉頭への角転換しての牽制の形。モックンさんの著書「真部流の極北」の中にもある構想で、通常の石田流の端角(9七角)よりも相手陣への動きが制限出来るのがメリットである。ポジショニングで間合いを図る感覚だ。
本譜も上図の☗4五歩で銀を3三に追い返し馬を作る展開になり、そのまま馬を活かして抑え込み一本で勝利となった。
3三ではなく5三銀では味良く6五桂と飛んで左桂も使えて気分だけは満足。駒が上手く連動すると振り飛車やってるって感じがしますな。

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投了図。あらキレイな穴熊の姿焼き(やりすぎ)
この対局の後、ボロネーゼさんは順位戦をリタイヤされて、後の対局は不戦敗となった。これが原因でないことを祈る()

10戦目:ラギィさん戦

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さてラギィさん。実は3年前の同様の順位戦で対局している。(先方は覚えていなかったようだが)当時は24のレートも400近く格上で、緊張しながら対局に挑んだのを覚えている。


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ラギィさんが四間飛車党という事で自分の手札でもある左玉を3年越しの連続採用。玉の広さが心地よい。本譜は1五角と比較的珍しい筋で来たのでしっかりを読みを入れる。37で総交換になり5五角の切り返しに期待。ソフトに聞くとちょっとよい位、肌感覚では微差誤差っていうくらいの互角。

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中盤もかなり難しい事になったが、結果的には玉の広さを活かしで勝ちとなりました。自分の土俵で戦えるのが良い所。

11戦目:緑茶さん戦

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9回戦の和さん戦と途中までほとんど同型で進んだ。緑茶さんの先手居飛車穴熊に私はノーマル三間飛車。シーズンを通して三間飛車をやり通した(一回中飛車になったのは伏せておく)。
本譜は☗5八金~☖4五歩の交換があり前例から離れた。お互いの銀が捌けて混沌とした局面になる。

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緑茶さんは捌けた銀2枚を穴熊の自陣に手堅く打ち込んできた。軽く動きたい所だが、そうされたなら徹底抗戦するしかない。☖4四金が気合注入。対局中は考えていなかったが検討で次の5四歩が痛いという事とだった。45の歩を守るのに手いっぱいだった。駒損あかん。

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辛抱が実りなのか少し暴発気味に攻めて来てくれたので反動で一気に攻め込み、上図で投了となりました。銀を埋めても取って並べ詰めになります。


・・・ということでこんな感じ。自戦記は無事完走(とさせて下さい)。
戦法の採用自体は、
・三間飛車・・・8局
・中飛車・・・1局
・相振り・・・2局

・・・という採用状況。三間飛車がメインで相手の状況によって対応を変えていくスタイルですが、一局ぐらいは居飛車投入したかったなぁという所。
まぁしかし自分の形を一戦必勝の場で崩せるほどの自力も足りないですし、対応出来るだけの時間を捻出できなかったので仕方が無い。

ですが1局1局集中して対局に挑むことは出来ましたし、可能な限りの準備(料理したりカレー食べに行ったり森内先生Tシャツ着たりetc)をしたり対局中、盤外でも楽しめた今期となりました。
一期分お休みしての今期でこうして結果を出せたのは、予想以上の結果でしたし、次期に向けてしっかりと準備して挑みたいと思います。

さて、B1に行ったら対局したい人がいるぞーと意気込んでいたら、
全員昇級しているだと・・・???
なるほどーこれは連続昇級しないとってことですか。うん、了解。
次期の目標は連続昇級で決まりです。

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