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”寄合”的な結婚がしたい

結婚って何だろう。家族って何だろう。巷にはキラキラした現実逃避のための恋愛や、過度に共依存的になる恋愛が蔓延っている。ましてやテレビや映画、本などのマスメディアでさえ、そのような恋愛を持て囃している。心の底から相手のことが大好きで結婚して、幸せな家庭を築くというレール。逆張りな私はそれらの、いわば社会の共通認識のようなものに反感を抱いていた。一方で、一人暮らしを経て、人恋しさからそのようなイメージに自己を投影し、陶酔することで毎日の平和な眠りを保つ日々が続いていた。
家庭内では、やるべき最低限のことさえこなしていれば、個々人は自由で良いと思う。いわば”寄合”的な結婚、”寄合”的な家族だ。結婚相手は自分と相性の良い相手を選び、やるべき家事やらをこなしつつ、平穏に過ごす日々。生活を通して、自分の時間をしっかり持てる日々。私が参考にすべき結婚生活は江戸時代の寄合なのではないかと思う。何にせよ、常にフラットな自分でありたい。

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