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2022 Week13 チャージャーズ (LAC) at レイダース (LV)

Los Angeles Chargers 20 - 27 Las Vegas Raiders
at Allegiant Stadium, Las Vegas, NV

1Q、チャージャーズのフェイクパントでRB Kelleyがフレッシュ更新、LB Van Noyのファンブルリカバーがあるものの、パントが続いて、レイダース3回目の攻撃時にWR Mack HollinsへのパスをチャージャーズCB Samuelがチップ、Callahanがキャッチしそのまま26ydsのインターセプトTD、7-0。
2Q、チャージャーズがK Dickerの37yds FGで10-0。レイダースがWR Devante Adamsのレシーブで前進し、RB Josh Jacobsが20yds走ってTD、10-7。
2Qに入り、カージナルスがK Matt Praterの43yds FGで3点追加で0-10。次のドライブでもレイダースK Daniel Carlsonが55yds FGを決め10-10の同点。 残り31秒、チャージャーズK Dickerが34yds FG成功で13-10で前半を折り返す。
3Q、チャージャーズRB Ekelerがパスレシーブ後にファンブル、レイダースに攻撃が移り、最初のプレーでWR Adamsが31yds TDレシーブで13-17。続くチャージャーズのドライブではK Dickerが52ydsのFG失敗。すぐさまレイダースがフリーフリッカーからWR Adamsへの45yds TDパスが決まり13-24。
4Qにはレイダースが25yds FG成功で追加点、チャージャーズは4thダウン12ydsからWR Allenへの35yds TDパスが決まり20-27と追い上げるも、レイダース守備を攻略できず、残念な敗戦。(6勝6敗)

"Under Pressure"

QueenとDavid Bowieの曲なら大好きなのですが、この試合、QB Herbertがプレッシャーにさらされ、集中砲火を浴びました。OLはC Linsleyが脳震とうプロトコルで欠場、Clappが先発、RT Pipkinsが膝を傷めていて欠場、Sarellが先発、LTは依然ルーキーのSalyerと5人中3人がバックアップで試合に臨みました。リーグワーストレベルのレイダース守備に対し、Salyer前にアラインしたDE Chandler Jonesに3被サック、5 QBヒット、2 タックルフォーロスと散々、Sarell前のDE Maxx Crosbyには被サックは無かったものの、Herbertのパス動作中にヒットし、ファンブル誘発、巧妙なブリッツパッケージにより、S Isaiah Pola-Mao、LB Darrien Butler、DE Clelin Ferrell にサックを許しました。悔しいかな先月リリースしたDT Jerry Tilleryにも2回のQBヒットで重要な場面でのパス成功を阻まれました。こういう状況でオフェンスのTDは4Qにやっと4thダウン12ydsからのWR Allenへの劇的TDパスのみに終わりました。

そんな中、QB Herbertは47回試投の28回成功、335ydsを獲得しましたが、レシーバーを探す時間も無く、終始早投げになってしまい、ちょっとかわいそうな状況でした。コーチ陣のアジャストが必要でしたが、その努力は見えませんでした。ランのコール自体も少なく、復帰のRB Kelleyをもっと上手く活かしてほしかったですね。
RB Ekelerは開幕からのショートパスコンセプト、皮肉にも主力レシーバーの不在が奏功し、この試合が終わった時点で85回のパスレシーブ(564yds)、このペースだとレギュラーシーズン120回、これはパンサーズからフォーティーナイナーズに移籍したRB Christian McCaffreyの2019年のRBパスレシーブ回数の記録、116回を超えるかもしれません。でもファンブルはやめてね。

最初は良かったディフェンス

ディフェンスの入りは素晴らしかったです。まずアグレッシブな守備で3&アウト、次はLB MurrayのタックルでRB Josh Jacobsがファンブルでターンオーバー、次はWR HollinsへのパスをCB Samuelがチップし、Callahanがインターセプトし26ydsリターンのTD、次もパントに抑え、1Qはほぼ出来すぎな守備でした。

2Q以降はRB Ekelerのファンブルロストから流れが変わり、前週大活躍したRB Jacobsが144yds, 1 TD、WR Adamsが177yds, 2 TDと全く止められない状況となりました。WR Adamsは凄い、えげつなかったです。ちょっとビーストモードでしたね。WR Hunter Renflow、TE Darren Wallerという2枚看板が欠場していた為、Adamsにもっとケアをしても良かったのかなと思います。ラン守備、ミスタックルは改善の気配が無いですね。

Fake Punt!

Special TeamではフェイクパントでRB Kelleyが5ydsゲインし、1stダウンを獲得するトリックプレーを披露しました。ダイレクトスナップを受け、KelleyにハンドオフしたのはLB Niemann、緊張が半端なかったでしょうね。よくぞファンブルせずハンドオフしました。
K Dickerは初めてFGを外しました。52ydsなのでまあ仕方ないですね。

まとめ

6勝6敗、非常に残念な敗戦でした。しかしまだプレーオフ狙えます。ドルフィンズ、タイタンズ、コルツ、ラムズ、ブロンコスと続く試合を厳しいですが少なくとも4勝1敗で乗り切りましょう。
Week 14はホームで8勝4敗のドルフィンズです。QB Herbertと2020年ドラフト1巡同期のQB Tua Tagovailoaとの対決になります。2020年Week10の初対戦では、21-29で敗戦しています。今季のドルフィンズはパスオフェンスが強く、憎きWR Tyleek Hill(96回, 1379yds)、Jaylen Waddle(57回, 972yds)と異常な成績で活躍しています。さてうちが止めれるのでしょうか。
Go Bolts!


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