見出し画像

2022 Week6 チャージャーズ (LAC) vs ブロンコス (DEN)

チャージャーズをサンディエゴ時代に好きになった影響でMLBのパドレスも薄っすら応援しています。今季、特にダルビッシュ投手が活躍しているので嬉しいです。
今季はワイルドカードでプレーオフ出場、ディビジョンシリーズ(NLDS)で同地区首位のドジャーズを倒し、日本時間10月21日現在、ナショナルリーグチャンピオンシップ(NLCS)でフィリーズと1勝1敗です。4勝先勝でワールドシリーズ、もし出場となれば1998年シーズン以来の出場です。
頑張ってほしいですね。

それではマンデーナイトゲームです。

Denver Broncos 16 - 19 Los Angeles Chargers
at SoFi Stadium, Inglewood, CA

1Q、ブロンコスはFGとTE Greg Dulcichの39yds TDレシーブで10点先行、2Q チャージャーズがRB EkelerのTDラン、FGで同点、前半残り5秒でブロンコスのFGが決まり、10-13のブロンコスリードで折り返す。
後半両チームともディフェンス優勢で我慢の展開、3Q チャージャーズがFGで同点にし、4Qもお互いFGを取り合い、16-16でオーバータイムに流れこむ。
オーバータイムの先攻はブロンコスだったが、パントの応酬でチャージャーズ2回目のパントのキャッチの時にPR Montrell Washingtonがブロックをしようとした味方にぶつかり、ファンブル、チャージャーズ CB Lenardにゴールまで28yds地点で抑えられ、万事休す。最後はK Hopkinsが負傷を抱えながら4回目の39yds FGを決め、チャージャーズが19-16で辛くも勝利した。(4勝2敗)

ブロンコス守備を攻略できず

両チームとも1 TDのみというディフェンスの活躍が目立ったゲームとなりました。チャージャーズオフェンスは取組み3週目のランザボール、クイックヒットコンセプト。しかしブロンコス守備が相当強く、象徴的なマッチアップとしてはWR WilliamsがCB Patrick Surtain IIにほぼ封殺の2捕球17ydsでした。
OLは大黒柱のLinsleyが食中毒で欠場、RT Pipkinsもひざの負傷が万全でない状態で出場してるのが影響してか、ランプレーは73ydsに抑えられました。G Johnsonも3回のホールディングで精彩を欠きました。
結局QB Herbertは57回中37回のパス成功、237yds、0 TD、1 INTに終わりました。20yds超えのパスは1QのTE Parhamの24ydsレシーブのみでした。
ブロンコスの守備陣、CB Surtain IIはもちろん、S Justin Simmons、EDGE Bradley  Chubb、LB Alex Singletonが厄介でしたね。あげくにLB Baron Browningに1サック、2タックルフォーロスと若手の台頭を見せられることになりました。CB Demarri Mathisの3回のパスインターフェアの反則に助けられたというのが正直なところです。
良かったところは、先発3試合目のLT Salyerがこの試合も1プレッシャーのみで終えたということ、ランブロックも良かったです。WR Palmerが1試合キャリアハイの9捕球57ydsの獲得、TE Parhamが待望の復帰、3捕球53ydsでした。あとタイムオブポゼッションがDEN 28:33 vs 38:49 LACと圧倒できました。

LB Tranquillの輝き

1 TD、3 FGに抑えたディフェンスは素晴らしかったです。特に後半とオーバータイムはパス15yds、1 FGと抑えるほぼ完ぺきな出来でした。守備全スナップ出場が3試合目になる、シグナルコーラーも板についてきたLB Tranquillは8タックル(2タックルフォーロス含む)、2サックと大活躍、4Q終盤にはブロンコスの決勝ドライブを阻む、値千金の高速ブリッツからのサックを決めました。

守備フロントも良かったです。EDGE Mackは終始プレッシャーをかけ続け、1Qには3rdダウン1ydから今季6つ目のサックを決め、そのドライブをFGの3点に抑えました。DI陣、特にJoseph-Day、JohnsonとTilleryは今季ベストゲームでした。Bosaが離脱後の試合で最小のRBのラン75ydsに抑えています。Tilleryも4メンフロントのDEに入りブロンコスQB Russel Wilsonにいいプレッシャーを与えていました。
DBはS Jamesが10タックル(1TFL含む)、1サック、CB Samuel、Callahan、後半から入ったDavisもカバー、ランサポートで良いプレーを見せました。またS Adderleyが先発に復帰しています。
心配なのが、CB Jackson、今季出場4試合目の後半、とうとうDavisに交代となりました。1QのブロンコスTE Dulcichの39yds TDレシーブのカバーミス、2QのWR KJ Hamlerに抜かれた47yds レシーブが起因となっています。DucichのTDの場面はゾーンのカバー3でJacksonは左ディープ(画面上)の担当でしたが、対面のHamlerの中央へ向かうポストルートについていってしまい、Dulcichのホイールルート、Jacksonがいなくなったスペースでワイドオープンになり、TDを許しました。Hamlerのレシーブもゾーンカバーでしたが、1対1となった場面であっさり抜かれています。シーズン直前の足首の手術がまだ影響しているのか、HC Staleyのパスカバレッジシステムにまだフィットできていないのか分かりませんが、大型契約に見合ったパフォーマンスではありません。次のシーホークス戦には先発に復帰するとのこと、自信を取り戻してくれることを期待します。

Special Teamで勝った!

K Hopkinsはこの試合、初のキックとなる2QのTD後のトライフォーポイントでハムストリングを負傷したのにも関わらず、痛みに耐えながら4Qまで3つのFG、オーバータイムには決勝の39yds FGを決めヒーローとなりました。
決勝FGに至ったのも、オーバータイムの2度目のパント時にGunnerのルーキーCB Taylorがフェアキャッチを示したReturnerの前に位置したブロッカーを押し込みファンブルを誘発、同じくルーキーCB LenardがリカバーするというSpecial Teamでのナイスプレー。P Scottのハングタイムが長く高いパントも寄与しました。長いシーズン、こういった勝ち方はあとあと効いてくると思います。

まとめ

チャージャーズらしくない堅いディフェンス、スペシャルチームの活躍で同地区ライバルに勝利し3連勝。これで地区首位チーフスに並ぶ4勝2敗になりました。
次節Week 7はホームでシーホークス戦です。元チャージャーズQB Geno Smithが好調で、怖いのはWRデュオ、Tyler LockettとD.K. Metclfです。うちのセカンダリー陣がどう止めてくれるか注目です。CB Jacksonが出場するなら名誉挽回のチャンスです。また今季移籍しEDGE Uchenna Nwosuと若手OTとの対戦も楽しみですね。WR Allen、C Linsleyの復帰が待たれます。
Go Bolts!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?