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2022 Week4 チャージャーズ (LAC) at テキサンズ (HOU)

先のジャガーズ戦で鼠径部を傷めたBosaの手術が行われ、8~10週間で戦列に復帰できるとHC Staleyがコメントしました。早くてWeek 11以降の終盤戦には戻ってこられる見込みになります。
またSlaterは3か月から3か月半とのこと、早くてレギュラーシーズンの最終週に戻ってこれるかどうかのようです。
焦らず治してほしいという気持ちと同時にそこまでチャージャーズがプレーオフ戦線に踏ん張っていてほしいですね。

さて大敗の後の大事な1戦、テキサンズ戦です。

Los Angeles Chargers 34 - 24 Houston Texans
at NRG Stadium, Houston, TX

1Q テキサンズのファーストドライブ、EDGE Mackのプレッシャーが効き、S Adderleyがインターセプト、チャージャーズがTE EverettへのTDパスで先制。2QにはチャージャーズがランアタックをベースにRB Ekelerの2つのTDランで21-0とリード、テキサンズにRB Pierceの75yds TDランで7点を返すも、FGを追加し前半はチャージャーズが27-7でリード。
後半テキサンズが3QにRB BurkheadのTDレシーブ、4QにもTD、FGを追加し、27-24までもつれこむ。ようやくチャージャーズがRB Ekelerのこの試合、3 TD目で引き離し、最後はDT Joseph-Dayのサック、CB Callahanのインターセプトでテキサンズの反撃を防ぎ、チャージャーズが34-24で勝利した。(2勝2敗)

Electric Ekeler is Back!

この試合、ラン守備が脆弱なテキサンズに対し、ランを軸にオフェンスを組立てました。結果、前半はRB Ekelerのランが44yds、Kelleyのランが15ydsとまずまずのプラン通りとなりました。特にEkelerは前週まではランが36, 39, 5ydsとストレスが溜まっていたと思いますが、チーム今季初のランTDを皮切りにランで2 TD、後半にレシーブからのランアフターキャッチでTDを上げ、3 TDと昨季の20 TDの活躍の片鱗を見せつけました。C Linsleyの復帰も大きいと思います。
QB Herbertはケガの影響は少し見受けられましたが、ランが出たおかげでプレーアクションを活用し、長短のパスを織り交ぜ、27回成功の340yds, 2 TD, 0 INTの成績を残しました。レシーバー陣はWR Williamsが7捕球120yds、Ekelerが6捕球49yds, 1 TD、TE Everettが5捕球61yds, 1 TDと活躍、さらにWR Allen, Guytonが不在の為、この試合、PSより昇格でプレシーズンに活躍したWR Bandyが2捕球49ydsと十分なアピールをしました。
後半の失速がありましたが、前週の大敗の鬱憤を晴らすナイスオフェンスでした。

やったね!Salyer

この試合ファンの間で注目を集めたのが、腕を負傷し長期離脱となったLT Slaterの代わりで出たD6巡ルーキー、Jamaree Salyerです。プロではGとして練習を積んでいましたが、昨季カレッジチャンピオンのGeorgia大でLTを務めていた経歴からこの度LTとして抜擢されました。
守備フロントにタレントが乏しかったテキサンズとはいえ、PFF: Pro Football Forcusの発表では40 パススナップに対し、0 プレッシャーという成績で見事大役を果たしました。そして試合後のHC Staleyが選ぶ活躍選手の表彰にEkelerとともに選ばれています。ドラフト下位指名の選手が活躍するのは純粋に嬉しいですね。Slaterの負傷に絶望感が漂っていましたが、ひとまず光明が見えました。エリートラッシャーにも対応できるのかはまだ未知の部分ですが、期待したいと思います。

Bosa 不在のディフェンス

この試合、EDGEにはMack、RumphとLB兼任のVan Noy、そしてタイタンズからリリースされていた3年目のDerrek Tuszkaと契約し、この4名でローテーション行いました。インテリアのFox、Joseph-dayらの活躍もあり、終始テキサンズQB Millsにプレッシャーをかけ続けることができました。Mackは1QにS Adderleyのインターセプトを誘発するプレッシャー、2Qの2ミニッツ、テキサンズの4thダウン1ydのギャンブルシチュエーションで反撃の芽を摘む値千金のサックを決めました。(今季5サック目)
ちなみにテキサンズのセンターは元うちのScott Quessenberry君でした。番号は54になっていましたが、先発を勝ち取っているようで嬉しいかぎりです。
LBは好調のTranquillがシグナルコーラーを務め、守備スナップ100%の出場、11タックルの活躍でした。この試合多用されたMurrayのブリッツは勢いがあり、タイミングも素晴らしかったものの残念ながらテキサンズのOLに上手く処理されていました。
DB陣はS  Adderley、CB Callahanの要所でのインターセプト、S Jamesの万能ぶりと良いプレーがありましたが、ビッグプレーを許す場面が目立ちました。2QにテキサンズD4巡ルーキーRB Dameon Pierceに75yds TDランを決められた場面はAdderleyのパシュート判断ミスでした。そして心配なのがCB Jackson、足首の手術からの復帰で調子がまだ上がってきていないのか2QのWR Nico Collinsへの反則、3QのTE Jordan Akinsに30yds許したタックルミス、4QのCollinsにちぎられた58ydsレシーブとMr. インターセプトらしからぬ精彩の欠いたプレーの連続でした。早く彼らしいインターセプトを見たいですね。

まとめ

Week3 ジャガーズ戦の敗戦からモヤモヤした1週間、待望の勝利を上げてくれました。まだまだ懸念事項は多いですが、Salyerが戦力で使える光明もあり踏ん張れそうです。
Week 4は敵地にて現在2勝2敗でオフェンス好調のブラウンズと対戦します。なんといってもリーグ2位の459yds走っているRB Chubbをいかに止めるかがキーになってくると思います。頑張れランディフェンス!
Go Bolts!


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