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2022 Week14 チャージャーズ (LAC) vs ドルフィンズ (MIA)

先日アイスホッケーの試合を初めて観戦してきました。横浜GRITSというアジアリーグアイスホッケーに所属する、参戦2年目の若いチームです。他のスポーツには無い、めまぐるしく攻守が入れ替わる展開のスピード、間近で観れる激しい迫力あるプレーに感動してしまいました。今後の観戦スポーツの一つになりました。
この機会に以前から興味のあったNHLで応援するチームを探そうと思っています。見つかればこの場で報告したいと思います。

さて正念場のドルフィンズ戦です。

Miami Dolphins 17 - 23 Los Angeles Chargers
at SoFi Stadium, Inglewood, CA

1Q チャージャーズが2度レッドゾーンに侵入するも、攻略できず、2Q最初のK Dickerの33yds FGに終わる。3-0。
次のドライブでチャージャーズはRB Kelleyの22yds ランで前進し、WR Williamsのエンドゾーンギリギリのナイスレシーブで10yds TD。10-7
ドルフィンズのドライブ、RB Jeff WilsonのランをS Gilmanがタックルでファンブルフォース、プレーが終わったと思われたその時にこぼれたボールをWR Tyreek Hillがリカバー、走り出し加速したHillには誰も追いつけず、そのままTD、10-7。
2Q終盤、チャージャーズが13プレー、90ydsのドライブ、RB Ekelerの1yd TDで前半を17-7で折り返す。 
3Q チーフスの残り9分からのドライブ、WR HillとCB DavisのマッチアップでDavisが体勢を崩してしまい、Hillがキャッチ、60ydsのTD、17-14。
続くチャージャーズのドライブ、WR Williamsの55ydsレシーブでレッドゾーンまで進むもK Dickerの31yds FGで終わる、20-14。
4Q チャージャーズがまたもレッドゾーンまで進めるもK Dickerの28yds FGに留まる、23-14。
ドルフィンズの最後のドライブ、好調のチャージャーズパス守備は堅く、K Jason Sandersの55yds FGに抑える、23-17。
ドルフィンズがオンサイドキックを試みるもチャージャーズが確実に確保し、23-17でチャージャーズが勝利した。(7勝6敗)

俺たちのハービー!

倒されても、倒されても、立ち上がってくる男、それが俺たちのハービー!
この試合、前週もでしたが、いつもにも増してプレッシャーを受け続けました。特にOLの右サイドに君臨したDT/DE Christian WilkinsはRG Johnson、RT Sarellが止められず、破壊されたプレーが何度かあり、DLながら9タックル(2 TFL)、1サック許しました。しかしQB Herbertは4被サック、7 QBヒットを受けながら天才的なムーブで51回の試投で39回の成功、367yds、1 TDを獲得し、今季一番のパフォーマンスでした。いつもは飄々としていますが、この試合にかける熱い思いも試合中に垣間見えました。

久々復帰のWR Williamsは55ydsのロングボム含む6回116yds, 1 TDと彼しかできないクレイジーなキャッチも健在で、期待通りのプレーぶりでした。

エースAllenは12回のレシーブで92yds、RB Ekelerも8回のレシーブで59ydsと着々とRBのレシーブ回数の記録(2019年Christian McCaffreyの116回)に迫っています。ランでも1 TD稼ぎ、13TD目になりました。
気になるのはレッドゾーンオフェンス、6回侵入しましたが、TDは2回、FG成功 3回、1回のギャンブル失敗に終わりました。K Dickerが安定しており得点はできていますが、プレーコールの工夫が必要ですね。

まさかの鉄壁パスディフェンス

ドルフィンズのファーストプレー、モーションしてきたWR HillをカバーしたのはS Jamesの代役のS Gilmanでした。ドルフィンズがスピードでのミスマッチを狙ったHillへのパスプレーでしたが、見事パスをブレイクアップし、この日にかけたHC Staleyのゲームプランの成功の兆しを感じさせました。

この試合、セカンダリーはS JamesとSlot CB Callahanを負傷で欠くという緊急事態、3rdセーフティのGilmanがJamesの、STのガンナーで活躍していた6巡ルーキーCB Ja'Sir TaylorがCallahanの代役でした。もちろんGilmanがマルチロールのJamesの代わりはできないのでシステムは5DBをベースで極力シンプルに、ドルフィンズ超快速WRデュオのHillとJaylen Waddleにはとくに今までやっていなかったタイトなプレスカバーを強いました。結果は見事、3QにCB Davisが足をもつらせHillに60ydsのTDレシーブを許した以外はSamuelとともに今季一のパフォーマンスを発揮し、Hillを3回21yds(上記プレー含まず)、Waddleを2回31ydsに抑えました。JCなんていらんかってんやとは言いませんが、両CBとも素晴らしいパフォーマンスでした。
課題のラン守備はQB Tua Tagovailloaのラン28ydsを含めても19回92yds、TDは無しと及第点。LB Murray(7 Tackle)、Tranquill(2 Pass Breakup)、Van Noy(1 Sack)も良いプレーを見せていました。
DT Joseph-Dayを負傷で欠いたフロントはFoxとFehokoが奮闘、Foxはこれまで負傷無く全試合出場、ここぞの場面で素晴らしいプレーを見せてくれています。この日も3Q終盤のドルフィンズの追撃を止めたのはFoxの12yds押し戻すナイスサックでした。

まとめ

攻守がかみ合い、清々しい勝利で7勝6敗、プレーオフ生き残り第一関門である、難敵ドルフィンズに勝つことができました。守備リーダーS James、CB Callahan不在でこれだけ守れたのは大きな収穫でした。
Week 15はホームでプレーオフ生き残り第二関門である、現在7勝6敗のタイタンズ、3連敗中で調子を落としていますが、なんといってもRB Derrick Henry、既に1,199yds走っています。課題のラン守備が非常に心配です。攻撃ではOLはプレッシャーを受け続けるでしょう。レギュラーシーズン終盤に向け、EDGE Bosa、LT Slater、TE Parhamと復帰へのポジティブなニュースが入ってきていますが、プレーオフ出場に向け、正念場が続きます。
Go Bolts!

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