2020 チャージャーズ選手別振り返り CB編

CB #26 Casey Hayward

14試合(13先発) 1 INT、8 PD、41 タックル

2016年にGBから移籍してきて、2016年、2017年にプロボウル選出。相手QBがHaywardサイドに投げないというリーグトップクラスのCBでした。
しかし2020年、30歳を超え負傷がちとなり、ロングパスを許す場面が目立ってきました。またタックルミスも増え、残念ながら新体制となるチームは約10 M$のサラリーキャップをセーブする為、リリースを決定しました。
近年、FAでやってきた選手では文句なしに一番活躍してくれた選手でした。5シーズンもエースCBとしてほぼフル出場し続けてくれて感謝しかないです。

CB #43 Michael Davis

16試合(14先発) 3 INT、14 PD、64 タックル

2017年のUFA、BYU(Brigham Young 大)出身。徐々に先発出場を増やし、2020年は衰えが目立ったHaywardに代わりエースCBとしての評価を得ました。スピードを活かしたゾーンカバーで3度のインターセプトを記録、一番印象的だったのはWeek 4のTB戦でBradyからの78ydsのインターセプトリターンTDでした。
FAでしたが、チームはいち早く3年 21 M$で契約を締結。CB1を確保しています。

CB #25 Chris Harris

9試合(9先発) 1 INT、2 PD、37 タックル、0.5 サック

DENにて4度のプロボウルに選ばれた大物CBを2年 20 M$で獲得しました。Week 3 CAR戦で足を負傷し、7試合欠場となりましたが、残りの9試合は得意のSlot CBで先発、ほぼフル出場しました。
敵チームとして見ていた時のアグレッシブさは薄まり物足りない部分がありますが、決定的にやられる場面が無かったのはさすがでした。
Haywardがチームを去りましたのでリーダーとしてもまだまだ活躍を見たいです。

CB #37 Tevaughn Campbell

14試合(4先発) 1 INT、3 PD、22 タックル

カナダ出身で2015年から2018年まではCFLにてプレー後、2019年、NYJを経てChargersとPractice Squadとして契約しました。
Harris 不在時のSlot CB、Hayward 不在時のCBと負傷者の穴を埋めてくれました。Week 11 NYJ戦のQB Flaccoから奪ったNFL初INT リターンTDが印象強いです。来季FAとなります。

CB #28 Brandon Facyson

13試合(0先発) 0 INT、0 PD、13 タックル

2018年のUFAルーキー。Virginia Tech 大出身。STの主力、CBのデプスです。Haywardが離脱時に出場機会がありました。Week 5のNO戦ではファンブルフォースやエンドゾーンでのナイスカバーを見せてくれました。
FAとなっていましたが、チームは契約を延長しています。

CB #20 Desmond King

6試合(3先発) 0 INT、0 PD、24 タックル(LACでの成績)

2017年のドラフト5巡、Iowa 大出身です。ルーキー年よりSlot CB兼Punt Returnerとしてコンスタントに出場、2018年にはDBとしてAll-Proに選ばれています。2020年、チームがDENより同ポジションのHarrisを獲得した為、出場機会が減り、2021年のドラフト6巡とのトレードでTENに移籍してしまいました。最後は起用法について不満を表に出していたので残念なお別れとなりました。

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