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2022 Week11 チャージャーズ (LAC) vs チーフス (KC)

チャージャーズファンが必ず盛り上がるチーフス戦、チーフスファンはそれほどでも無いのかな(悔しいけど最終的に勝つから)ということでJustin Herbert vs Patrick Mahomesの戦績を調べました。(2人の対決は2020以降)

'20 Wk2: KC 23 - 20 LAC (OT) : Lost
'21 Wk3: LAC 30 - 24 KC : Won
'21 Wk15: KC 34 - 28 LAC (OT) : Lost
'22 Wk2: LAC 24 - 27 KC : Lost
*'20シーズンのWk17はチーフスが既にPO進出を決めており、Mahomesは出場せず、Chad Henneがプレーした為、除外しています。(結果は38-21でチャージャーズの勝利)

結果は1勝3敗、常に接戦で善戦と言えば善戦ですが、悔しい思い出ばかりです。あのTEさえいなければ。
さて5回目の対戦です。

Kansas City Chiefs 30 - 27 Los Angeles Chargers
 at SoFi Stadium, Inglewood, CA

1Q 最初から点の取り合い、チーフスの最初のドライブ、レッドゾーンへの侵入もFGに抑え、0-3。チャージャーズQB HerbertがプレーアクションからWR Palmerへ50yds TDパスで7-3。チーフスK Butkerが52yds FGを決め、7-6。チャージャーズK Dickerが46yds FGを決め10-6。このドライブで復帰のWR Williamsが足首負傷で退場。チーフスが2Qに入り、TE Travis Kelceへの4 yds TDパスで10-13。2Q半ば、チャージャーズが4度のフレッシュ更新、RB Ekelerの今季11個目のTD、1yd TDランで17-13で再逆転。前半最後にもK Dickerの21yds FGが決まり、20-13で前半を折り返す。
3Q チーフスRB Isiah Pacheco、Jerick McKinnonのランザボール、FG追加で20-16。4Q 一転、3Qから続くチーフスのパス主体のドライブで最後はTE Kelceの32yds TDレシーブでお粗末なミスタックルを披露、20-23と再々逆転。
4Q チャージャーズWR Allenがレシーブ後にファンブル、すぐにチーフスRB McKinnonが、LB Reederのタックルによりファンブル、ターンオーバーの応酬となる。そこでチャージャーズQB HerbertがWR Allenへの46yds パス、WR Palmerに逆転の6yds TDパスを決め、27-23。しかし残り1:46 チーフスQB Mahomesがお得意のドライブ、17ydsのスクランブル、最後はショートパスでどこかで見たようなTE KelceがS Jamesを振り切り、17yds走って逆転のTD、27-30。残り26秒、AllenへのパスはDBに弾かれLB Nick Boltonがインターセプト、チャージャーズが27-30で惜敗した。(5勝5敗)

Josh Palmer is still WR1!

この試合、WR Allen、Williamsの両エースが復帰しました。Williamsは1Qの一つ目のスーパーキャッチで足首を負傷、早々に退場しましたが、Allenはさすがの活躍、オープニングプレーで17ydsのレシーブ、4Qには逆転のドライブ中に3rdダウン18ydsから起死回生の46ydsレシーブを決め、5捕球94ydsの記録を残しました。

この数試合、両エース不在の中でオフェンスを支えていたWR Palmerは1Qの50yds TD、4Q 逆転の6yds TDの2 TDを含む、8捕球106ydsとWeek 9のファルコンズ戦に並ぶキャリアハイ、成長を見せつけました。4QのTD時のヨガポーズはサッカープレミアリーグ、マンチェスターシティのハーランドのゴールパフォーマンスの真似ですかね。

QB Herbertはこの試合、チーフスDT Chris Jonesや肋骨負傷の原因となったDE Michael Danaのプレッシャーに苦労しましたが、パス23回成功の280ydsを獲得、持ち味のディープを狙うパスもコントロール良く、いい状態のHerbertに戻ってきています。
RB Ekelerもランで83yds獲得、今季11個目のTDを決めました。OLに疲労が見えてますが、TE Everettが戻れば攻撃力は戻ってくるのではないでしょうか。

止まらないKelce

チーフス戦の頭痛の種、TE Kelceです。嫌な思い出ばかりですが、この試合も嫌な思い出となりました。10ターゲット6捕球(27yds, 1yd, 34yds, 4yds TD, 32yds TD, 17yds TD)の115yds、3 TDの大活躍。
3度パス失敗のマンカバーをしていたS James、4Q  チャージャーズが27-23と逆転した後の残り1::46からのチーフスのドライブ、最後の最後にアクロスルートを離されキャッチ、そのままエンドゾーンへと逆転の17yds TDレシーブをやられてしまいました。どうやったら止められるんでしょうね。この人は。
またルーキーRBに弱い我がチーム、チーフスD7巡ルーキー、Isiah Pachecoに100ydsラッシュ(15回107yds)をプレゼントしてしまいました。4メンフロントがベースであったこと、チーフスOLの強さからゴリゴリ走られてしまいました。赤い10番は嫌ですね。
せめてS Jamesの3Qのナイスサックを。

Dicker the Kicker, Perfect Season!

ポジティブな話題を。この試合、チャージャーとして3試合目のK Dickerは2 FG (46yds, 21yds)、3 XPを決め依然7 FG、7 XPをパーフェクトに決めています。キックオフもコンスタントにタッチバックなのでHopkinsが復帰してもDickerで行くのではないでしょうか。 
P Scottもハングタイム長く被リターン総距離は43ydsと40回以上蹴っているパンターでは抜群の成績を残しています。K/PともLS Harrisの安定したスナップが少なからず効いていると思います。ガンナーを務めるルーキーCBコンビのTaylorとLeonardのカバーも素晴らしいです。チャージャーズにとってSTにストレスが少ないシーズンも珍しいですね。

まとめ

何度この場面を観たことか、悔しい逆転負けで5勝5敗のイーブン、チーフスが8勝2敗でちょっと届かない差がついてしまいました。本当に悔しい!
次週Week 12はロードで4勝7敗のカージナルス、2018年以来の対戦です。QB Kyler Murrayに引っ搔き回されそうなのとWR DeAndre Hopkinsがまだまだ衰え知らずで脅威ですが、まだプレーオフ目指すのであれば確実に勝っておきたい相手です。
Go Bolts!

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