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2022 Week5 チャージャーズ (LAC) at ブラウンズ (CLE)

なぜか書くモチベーションが落ちています。仕事が小忙しいのもありますが、なかなか筆が進みません。大した事を書いていないんですけど。

Los Angeles Chargers 30 - 28 Cleveland Browns
at FirstEnergy Stadium, Cleveland, OH

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1Q、ブラウンズRB Nick Chubbの41yds TDランで先制され、次のドライブではWR Amari Cooper、RB Kareem Huntで進められCooperの11yds TDレシーブでいきなり14点差をつけられる。RB Ekelerの71yds ロングゲインで反撃開始、負傷のK Hopkinsに代わって出た新K Taylor BertoletのFGで3点返し、2QにはRB Kelleyの5yds TDラン、好調Ekelerの12yds TDランで逆転する。ブラウンズもRB ChubbのランでTDを返し、前半は17-21、ブラウンズリードで折り返す。
3Q、EkelerのTDランで再逆転、FGも決め、27-21とするもHuntのTDランで27-28と再々逆転される。4Q、チャージャーズがFGでまたも逆転、S Gilmanのインターセプト、最後はブラウンズK Yorkが54ydsのFGを外し、チャージャーズが30-28で辛くも勝利した。(3勝2敗)

RBデュオ躍動

前週のテキサンズ戦に続き、この試合もランザボールを意識させるプレーコールでオフェンスを展開しました。C Linsleyを中心としたOLのランブロックが終始素晴らしく、エースRB Ekelerが71, 22, 17, 15ydsのロングゲイン含む16キャリー173yds獲得, 1 TD、RB2のKelleyが10キャリー49yds, 1 TDと躍動しました。Ekelerはキャリアハイの1試合獲得ヤードでした。カットバックのキレ、フェイスマスクの反則ももろともしない強い走りで素晴らしかったです。

ランブロックが素晴らしかったOLユニット、パスプロでもエリートパスラッシャー Myles Garrett、Jadeveon Clowney擁するブラウンズフロントにQB Herbertがロールアウト中LBに外へ押し出された形の1サックのみで致命的なプレッシャーを与えませんでした。前週にLTデビューしたSalyerは主にGarrett相手にTEやRBのヘルプを受けながら奮闘、サックを与えなかったことは大いに評価できると思います。
エースWR Allenが依然不在のレシーバー陣、Wiliamsが前週に続き、100yds超えの10捕球、134ydsと活躍しました。彼らしい競り勝つ形でのキャッチが多く観ていて頼もしいです。TEはParhamがレシーブは無かったもののようやく今シーズンデビューとなりました。

不安定なディフェンス

EDGE Bosa不在とはいえ、いまいちシャキッとしない今季のディフェンスはブラウンズが誇るOLユニット、そしてChubb、HuntのリーグトップクラスのRBデュオにかなりやられてしまいました。序盤からランを警戒し、3 DI、2 EDGEの前陣強調5メンフロントをベースにLBブリッツを多用する守備を展開しましたが、タックルミスも多く、最初のドライブではChubbの41yds TDランを許す失態。Chubbには134yds, 2 TD、Huntには47yds, 1 TD走られています。
パスラッシュも十分にQB Jacoby Brissettにプレッシャーを与えることができず、不調のCB Jacksonを狙われ、WR Cooper、Donovan People-Jones、TE David Njokuに効果的なパスを投げ分けられました。今季の総失点は136点でリーグワースト3位に位置しており、シーズン前の期待からはかなりかけ離れた状況になっています。ちなみにラン守備はこれまで1試合平均130.4ydsでリーグ24位です。
ポジティブなことと言えば、3Qのブラウンズの4thダウンギャンブルのHuntのランを見事止めたDT Covington、不調のS Adderleyに代わり、S Jamesの相棒として先発出場したGilmanが2点リードの4Q、ゴール前で値千金のインターセプト!Brissettのランも選択肢にある中、よく我慢してパスを奪いました。

試合の締め方

この試合、話題になったのは先述の4Q Gilmanのインターセプトの後のドライブ、2点リードしての残り時間2:44からのドライブでした。残り時間が1:14になり、自陣46yds地点4thダウン2の状況を迎えました。ブラウンズはもうタイムアウトは残っていません。ハードカウントの後、タイムアウトをとり、そこでチャージャーズが選択したのは、Go for it、好調のWR Williamsへのパスでした。負傷のエースCB Denzel Wardに代わり、D3巡ルーキーのMartin Emersonがマッチアップしてたのも理由の一つかもしれません。結果はEmersonのナイスカバーでパス失敗、ブラウンズにオフェンスを譲ることになります。その後ブラウンズは残り0:16でLAC陣35ydsまで攻め込み、逆転の54yds FGトライで失敗、チャージャーズの勝利が確定しました。安全を考えればディフェンスを信じてパントすべきだったかもしれません。開幕序盤は昨季と異なり、Go for itの場面でもパントを決断していたHC Staley、ブレない姿勢をみせてほしいです。

まとめ

この試合の勝利で3勝2敗、勝ち星先行で4勝1敗のチーフスに続く、単独地区2位に躍り出ました。ジャガーズの敗戦からの2連勝、内容はともかく結果が出ており、守備はまだ心配ですが、攻撃は改善しています。
次節はホームでマンデーナイト、地区内ライバルのブロンコス戦です。QB Russel Wilsonの調子が上がっておらず、うちとは反対の守高攻低です。特にパス守備はリーグトップ、WR WilliamsとブロンコスCB Patrick Surtain IIのマッチアップは非常に楽しみですね。ライバルに勝利しなんとかチーフスについていけ!
Go Bolts!


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