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2022 Chargers ロスター展望 OL

8月17日、S Derwin Jamesが契約延長に合意との報道がありました。
4年$76.5M、$42M 保証、年平均$19.1Mです。これは現時点SafetyというポジションでスティーラーズのMinkah Fitzpatrickの年平均$18.2Mを超えてNo. 1となります。しかしJamesはSafetyの枠を超え、Slot CB, Hybrid LBからEdge rusherまでハイレベルでこなすマルチプレイヤー。高額となった契約内容も当然と考えます。
ファンとしてはシーズン前に決まりほっとしました。

それではオフェンス最後のロスター展望です。
*ロスター枠は個人的な予測です。

*Offensive Linemen (9)

#63 Corey Linsley (31: Ohio State: 2014 D5 by GB)
#71 Matt Feiler (30: Broomsburg: 2014 UDFA)
#70 Rashawn Slater (23: Northwestern: 2021 D1)
#77 Zion Johnson (22: Boston College: 2022 D1)
#73 Trey Pipkins (25: Sioux Falls: 2019 D3)
#74 Storm Norton (28: Toledo: 2017 UDFA)
#76 Will Clapp (26: LSU: 2018 D7 by NO)
#64 Brenden Jaimes (23: Nebraska: 2021 D5)
#68 Jamaree Salyer (22: Georgia: 2022 D6)
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#67 Ryan Hunter (27: Bowling Green: 2018 UDFA) 
#65 Cameron Hunt (27: Oregon: 2017 UDFA)
#73 Foster Sarrel (23: Standard: 2021 UDFA)
#78 Zack Bailey (26: South Carolina: 2019 UDFA)

OLは9枠予想です。
先ずCenterはリーグNo. 1のLinsley。昨季GBより5年契約で加入。16試合に先発で出場し、期待通りの活躍でプロボウルとオールプロ(2nd team)に選ばれました。リーダーシップとともにOLのレベルを上げてくれました。

Left GuardにはFeiler。昨季PITより加入で16試合先発出場。UDFAからPITで先発を勝ち取った男、Tackleもプレー可能です。特にランブロックで違いを見せてくれました。C Linsleyとのコンビは盤石です。

Left Tackleには昨季のD1巡13位指名2年目のSlater。リーチの短さが心配され、LTは大丈夫かと心配されましたが、各チームのエースEdgeと堂々と渡り合い、プロボウルとオールプロ(2nd team)に選ばれる素晴らしい活躍。大当たりの指名となりました。向こう10年の活躍を期待しています。

Right Guardには今年D1巡17位のルーキー、Johnsonが先発最有力候補です。Boston CollegeではLTとして活躍しましたが、プロとしてはGuardとして指名されました。Guard1番目の指名です。低重心での敏捷性すぐれた動きでランブロックは即戦力と言われています。昨季のSlaterのように活躍してほしいと思います。

Right Tackleはファン注目の懸念のポジション、ここ数年は弱点と言われ続けていました。2020年にはGBよりBulagaを獲得しましたが、2020年は3分の1程度の稼働、昨季はWeek 1早々に離脱、シーズン復帰は叶わず、大きく期待を裏切り、主にXFLで実績を残したNortonがプレーしました。今季、FA/トレード獲得は見送られ、そのNortonと4年目2019年D3巡のPipkinsが争うことになりました。プレシーズンのラムズ戦を見る限り、Pipkinsがランブロックの点で一歩リードかなと感じましたが、一番心配なポジションには変わりありません。両者の成長に期待です。

CのバックアップはLSU出身のClapp、セインツの2018年D7巡でC/Gのバックアップとして4年間過ごしてきました。196cm, 141kgとサイズがあり、NO時代はジャンボパッケージでのエキストララインでも出場していました。

Gのバックアップ候補は2021年D5巡のJaimesとD6巡ルーキーのSalyerです。JaimesはNebraska大出身で40試合連続先発出場のスクールレコードを持つ鉄人、身長196cmにしては軽量の136kgでクイックネスをいかしたパスプロテクションに強みがあります。Salyerは全米王者Georgia大出身、LTで2年間先発、全ポジションプレー可能でランブロック、パスプロテクションともレベルの高いオールラウンダー、5巡で指名できたのはラッキーだと言われています。NOで実績を残したOLコーチ、Brendan Nugentが新入閣したので彼ら若手の底上げに期待したいです。

その他ボーダーラインの選手で注目はT Sarell、Standard大出身の2年目、198cm, 146kgのサイズでプレシーズンのラムズ戦ではLTで75%のスナップに出場しました。ロスター入りは難しいかもしれませんが、Practice Squadで成長してPipkinsとNortonを脅かしてほしいですね。

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