NFL 2020 Week 17 チャージャーズ (LAC) @ チーフス (KC)

LAC 38 - 21 KC

試合経過

KCはプレーオフ第1シードが決まっている為、QB Mahomesをはじめ全ポジションの主力を温存。
1Q:
KC: 0-7: キックオフをKR Fentonが44 ydsのビッグリターンのドライブ、QB HenneからWR Pringleへの3 yds TDパス(TFP成功)
LAC: 7-7: TE Parhamへの8 yds TDパス(TFP成功)
2Q:
KC: 7-14: RB Thompsonの1yd TDラン(TFP成功)
LAC: 14-14: LACのパントをKC PR Hardmanがファンブル、LACが抑えターンオーバー、KC陣17 ydsからの攻撃で最後はRB Ekelerの4 yds TDパス(TFP成功)
LAC: 16-14: 残り1:56 KC陣2 ydsまで攻め、4th downでQB Herbertのランを試みるも失敗でターンオーバー、KCの攻撃に移るも2プレー目にDE RochellがQB Henneをエンドゾーンでサック、SAFETY
LAC: 24-14: 残り1:39のドライブ、QB Herbertの1 yd TDラン(2-pointコンバージョン、RB Jacksonへのパス成功)
前半終了: LAC 24-14 KC
3Q:
LAC: 31-14: WR Williamsへの48 yds TDパス(TFP成功)
4Q:
KC: 31-21: RB Thompsonへの8 yds TDパス(TFP成功)
LAC: 38-21: RB Ballageの1yd TDラン(TFP成功)
試合終了: LAC 38-21 KC
(LAC: 7勝9敗)

負傷者状況

WR AllenがCOVID-19 Reserve入り、CB Hayward, LB JeffersonがIR入り、QB Stick, T Tevi, T Bulaga, S Jenkins, S Addae, DE BosaがInactive。
LB Christiansen, DE Gaziano, S Watkins, TE Sokol, CB BrannonがActive Roster入り。

7勝9敗でフィニッシュ

主力を温存したKCには確実に勝利し、終盤は地区内ライバル3勝を含む4連勝、7勝9敗でフィニッシュしました。
これによりドラフトオーダーは13位。補強ポイントはOLは絶対必須で、後はCB, EDGE, TEというところでしょうか。

QB Herbertのルーキー記録

結果的にいろいろと残念なシーズンでしたが今年の光は何といってもルーキーのQB Herbertです。以下の通り素晴らしい活躍でした。
・15試合先発出場(Week 2 ~)
・パス成功率 66.6%(595回中396回成功: 成功回数はルーキー記録)
・パス獲得ヤード 4,336 yds(ルーキー記録に39 yds足らず)
・パッシング 31 TD(ルーキー記録)
・レイティング 98.3
強肩であり、走力もあり、何より弱小OLで常にプレッシャーに晒されながら、ポケットに留まる勇気を持ち、この記録を達成したのは凄いと思います。課題は微妙なコントロールですかね。
来シーズンはさすがにOLも整備され、ターゲットも無名だったWR Guyton, Johnson, TE Parham, Andersonが今年台頭し、層が厚くなってきましたのでさらなる活躍をみせてくれると思います。
もう一方の1巡ルーキー、LB Murrayは全試合で先発出場、大きな負傷も無く、チームをリードする107タックル、1サックでシーズンを終え、充分期待以上の活躍をしてくれました。来季以降、課題のパスカバーが改善されれば、守備リーダーとしてさらなる飛躍が見込めると思います。

HC Lynn 解任

シーズンを終え、HC Lynnは解任となりました。2016シーズンからの4年間での戦績は33勝31敗でした。人柄は良さそうで好きだったのですが、この2年の成績、今季の無様なゲームマネジメントでは解任も仕方無いですね。特に2018年は終盤の大逆転を決めたKC戦、プレーオフ Wild Card、LB不在のBAL戦など凄く楽しめました。感謝してます。

まとめ

ドラフトオーダーは下がってしまいましたが、終盤4連勝したのは良かったですね。来年の体制に期待しつつ、プレーオフを楽しみましょう。
Super Wild CardはRiversがいるINDを応援します。
Go Bolts!

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