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2021 Week16 チャージャーズ (LAC) at テキサンズ (HOU)

LAC 29-41 HOU

          1  2   3    4  Total 
LAC:  6  6   3  14    29
HOU: 7 10  0  24    41

両チームともコロナ陽性による欠場者続出での対戦。HOUが堅実な攻撃を展開、QB Mills率いる攻撃が見事に得点を重ね、4Qに一気に引き離した。LACは3度のターンオーバーが響き、2Q以降追いつけずに29-41でLACがプレーオフ進出に向け非常に痛い敗戦。

試合経過

1Q
LAC3-0:  最初のドライブ、K Hopkinsの50yds FG成功
HOU: 3-7: ランプレーを中心にボールコントロール、RB Freemanの18yds TDランがOLの反則で無効になった後にRB Burkheadの25yds TDラン(TFP成功)
LAC6-7: RB Jacksonへのスクリーンパスが大きく25ydsゲインするも続く攻撃でフレッシュ更新できず、K Hopkinsの46yds FG成功
2Q
LAC12-7: TE Cook, WR Palmer, WR Allenへのパス成功でリズム良く前進、RB Jacksonの17yds TDラン(TFP 2ポイントコンバージョン、RB Jacksonのラン失敗)
HOU: 12-10: K Eberleの51yds FG成功
HOU: 12-17: 2Q残り4:07、LAC WR PalmerへのエンドゾーンへのパスをS Owensがインターセプト、得た攻撃権、WR Dorsettへの36yds ロングパスで大きく前進、残り33秒、WR Conleyへの41yds TDパス(TFP成功)
前半終了: LAC 12-17 HOU
3Q:
HOU: 後半最初のドライブ、K Eberleの52yds FG不成功
LAC15-17: レッドゾーン侵入するも、サック、反則で後退、K Hopkinsの35yds FG成功
4Q:
HOU: 15-24: 3Qから続く攻撃、TE Jordanのランアフターキャッチ、27yds パスレシーブでレッドゾーン、RB Burkheadの1yd TDラン(TFP成功)
HOU: 15-27: LAC RB Jacksonがファンブルでターンオーバー、続く攻撃でG前7ydsまで攻めるも4thダウン、K Eberleの25yds FG成功
LAC23-27: RB Jacksonへのパスを多用し前進、RB Jacksonの9yds TDラン(TFP 2ポイントコンバージョン、TE Cookへのパス成功)で4点差
HOU: 23-34: RB Burkheadのランが止まらない、WR Collinsへの13yds TDパス(TFP成功)
HOU: 23-41: 残り1:49、TE CookへのミドルパスをCB Thomasがインターセプト、そのまま48ydsのリターンTD(TFP成功)大勢決まる
LAC29-41: WR Palmerへの3yds TDパス(TFP 2ポイントコンバージョン、RB Kellyへのパス失敗)
LAC 29-41 HOUでLAC敗戦
(LAC: 8勝7敗)

痛かったターンオーバー

COVID-19リスト入りを含む、オフェンスの主な欠場者はRB Ekeler, C Linsley, WR Williams, WR Guyton, TE Parham, WR (兼リターナー) Roberts, バックアップQB Danielと多数でした。RBはJackson, WRはPalmer, Mooreがしっかりと穴を埋め、Jacksonはランで64yds、2 TD、レシーブで8捕球98ydsと先週からの好調を維持しました。
絶対的C Linsleyが不在のOLもLT Slaterが復帰、Cは2018年入団で2019年に9試合先発した実績を持つQuessenberryがホールディングの反則以外は大きなミスなく、堂々代わりを務めました。
痛かったのは3度のターンオーバー、1度目は1Q、12-10でリードから追加点を狙ったWR Palmerへの約40ydsのロングパスをS Owensにインターセプトされ、12-17となる逆転TDのドライブに繋げられてしまいました。2度目は4Q序盤、15-24の9点ビハインドの攻撃で2プレー目でRB Jacksonがファンブル、ターンオーバー、FGを決められ、15-27にされてしまいました。3度目は同じ4Q残り1:49、23-34で11点ビハインド、プレッシャーが比較的緩い中、TE CookへのパスをCB Thomasの方へ投げてしまい、そのままリターンTDされ、試合が決してしまいました。QB Herbertは主力が約半分いない中、パス獲得336ydsと8人に投げ分けましたが、勝利に結びつけることはできませんでした。

ざるディフェンス

ディフェンスの欠場者は、さらにひどく、EDGE Bosa, Rumph, Fackrell (IR), DT Jones, DE Gaziano, CB Davis, Campbell, Hall, S James, Marshallという有り様でILBもTranquillが途中欠場しました。CB SamuelとS Gilmanの復帰がせめてもの救いでした。
EDGEはNwosu, Murray, Egbule、CBは復帰のSamuelをアウトサイド固定でChris Harris, Davontae Harrisとよく知らないBasseyでやりくりせざるを得ず、HOU WR/TEに要所で何度もロングパスを許してしまいました。
守備リーダーのBosa, Jamesがいないとランが止まらず、DLもJonesがいなかったせいもあり、どちらかというとショートヤーデージ要員で今まで1試合100ydsを走ったことの無いRB Burkheadに2 TD含む149ydsも走られてしまいました。
HOUもエースWR CooksとOLの先発3名を欠きながらもボールコントロールを徹底し、QB Millsが要所で素晴らしいコントロールでロングパスも決め、タイムオブポゼッションはLAC 25:08 vs 34:52 HOUと約10分の差をつけられました。

K Hopkinsが良い

数少ない良かったこととしては、K Hopkinsの安定です。先週のKC戦では戦術上、FGの機会はありませんでしたが、この試合、50, 46, 35ydsと3回のFGを決めました。今季Week7に途中入団以来、16機会中15回決めています。(外したのは52yds)Kの安定はうちの必須課題、いい選手をとりました。WFTはなぜ放出したんだろう。

まとめ

非常に失望した残念な敗戦。8勝7敗でプレーオフ出場、崖っぷちとなりました。同じ8-7のライバルは7連勝中のMIA(残りの対戦相手: at TEN, NE)、同地区のLV(at IND, LAC)、北地区のBAL(LAR, PIT)です。最後まで分からないですが、DEN, LVと2連勝が必須です。
Week17はホームで7勝8敗のDENです。前回対戦のWeek12は強力守備を崩すことができず、今季対戦した中で一番歯が立たないと感じた試合でした。ただ現在はQBをはじめ負傷者に苦しみ2連敗中です。プレーオフ出場する為、勝たないといけません。
(最新情報でCB Harris, Davis, S Adderley, Gilman, EDGE Egbule, DT Brown, OL KelemeteがCOVID-19リスト入りしたとのこと、DBはほぼ全滅に近く試合ができるのでしょうか。)
Go Bolts!

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