2020 チャージャーズ選手別振り返り LB編

LB #56 Kenneth Murray

16試合(16先発) 107 タックル、5 TFL、1 サック

2020年ドラフト1巡23位の期待のルーキー。Oklahoma 大出身。ILBとしては全体No.1ピック。負傷も無くエブリダウンLBとして全試合先発出場をしました。
前評判通り、プレーリード、リアクションとも素晴らしくスピード豊富でランストップに大きく貢献しました。一方、ゾーンのパスカバーに苦しみました。
来季以降守備リーダーとしてリーグトップレベルのLBに成長してくれることに期待します。

LB #52 Denzel Perryman

13試合(6先発) 48 タックル、3 TFL、1 サック

生え抜きの6年目。ランパスともバランスの良いLBですが、負傷がちでフルに出場できたシーズンはありません。
2020年はルーキーのMurrayにMLB先発の座を譲り、前半の出場機会は限られていました。しかし徐々に機会を増やし、Week 10のNYJ戦ではブリッツからのQB サック、2m, 160kg超えのドラフト1巡ルーキーT Bectonにアオテンをかますなど気のすくようなビッグプレーを見せてくれました。
FAでCARに行くことになりました。スマホの待ち受けにするほど個人的に好きな選手だったので非常に残念ですが、頑張ってほしいです。

LB #44 Kyzir White

11試合(10先発) 77 タックル、4 TFL、0.5 サック

2018年のドラフト4巡、West Virginia 大出身です。大学時代はハイブリッドSafety/LBでしたが、プロでは体重を増やし、LBに専念しており、4-3のLBならどこでも出場できるのが魅力です。
2020年はTranquill離脱の後、Week 2よりMurrayの相棒として出場しました。途中コロナ感染の離脱がありましたが、キャリアハイの77 タックルを記録しています。
器用貧乏なところがかわいそうですが、新しい守備システムでどの位置にフィットするのか注目です。

LB #59 Nick Vigil

15試合(2先発) 50 タックル、3 TFL、2 サック

CINから移籍の27歳、5年目LB。Utah 州立大の出身。2017年から先発を勝ち取り、2019年は111タックルを記録しています。
2020年はTranquillの負傷で代わりを務めたWeek 1以降なかなか出番が無く、出番が増えたのはシーズン後半からでした。出場試合ではファンブルフォースやサックとラッキーボーイ的な活躍をしましたが、CINでの活躍を考えると本人的には不本意な1年だったのではないでしょうか。
FAとなり、MINへ移籍が決まりました。

LB #49 Drue Tranquill

1試合(1先発)1 タックル、0 TFL、0 サック

2019年のドラフト4巡、Notre Dame 大出身です。ルーキー年に15試合出場、75 タックルを記録し、2020年は堂々ILBの先発を勝ち取りました。しかしWeek 1の第1シリーズで足首を負傷、そのままシーズンエンドとなりました。チームにとって非常に痛い離脱でした。来季は万全の状態で戻ってきてくれることと思います。

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