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守護霊レシピ

料理をしているとき、「一味足りないなぁ」と思うとき、ありませんか?
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先日、青々とした葉っぱが付いた蕪を買うことができて、
そういうときは、葉物野菜を1つ買ったのと同じぐらいのお得感^^
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私は蕪は、白い部分より葉っぱの方が好き。
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白い部分って「実」でしょう?と聞こえてきそうだけど、
実は「根」が大きくなった部分です。
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蕪の葉は苦味があってハーブのように独特。

私はこれをペペロンチーノにするのが好きです。
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オリーブ油にニンニクの香りをうつしながら、
種を抜いた唐辛子をキッチンバサミでチョキチョキと
1㎜ぐらいの厚さに切りながらフライパンへ落としていきます。

辛いのが好きな人は長めに火を通し、苦手な人は短い時間で。
辛いのがとにかく苦手な人は切らずに入れて、あとで取り出すのもありです。

そこへ3㎝ぐらいの長さに切った蕪の葉を、まずは茎の部分から入れて
オイルを絡ませます。
少し透明感が出たところで、残りの葉を入れ、同じくオイルを絡ませる。

ここでポイントは、目的なくかき混ぜないこと。
葉っぱに、ちょっと焦げ目が付くぐらいがおいしい。
「炒める」のでなく「焼きつける」感じ。

ふと思い立って、これ、パスタにしようと思いなおす。
蕪の葉を焼き付けるのは一度中断。

こういうときに3分茹でのパスタは便利ですね。
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ポットから熱々の湯を鍋に移し、しっかり沸騰したところへ
塩とパスタを入れて茹でます。

茹で上がる少し前に、再び蕪の入ったフライパンを温めはじめ、
オイルを少し足す。

あとはアルデンテに茹であがったパスタを蕪の入ったフライパンへ
移すだけ・・・と思ったら、
「ジャコ」と頭の中に声が響きます。

「え?ジャコ?」
生臭くならない?と思いながら、でもこうした時のメッセージには
わりと従うのが私流。

「ジャコは無いけど、冷凍庫にシラスがあったはず」と
扉を開けると、今度は「くるみ」との声。

「はいはい、くるみも冷凍してますよ」と、どちらも取り出して、
乾燥してジャコみたいになったシラスはそのままフライパンへ。

クルミは刻んでフライパンへ・・・と思ったら、
「あとで」の声。

「そうか、トッピングしろってことね。」

すると次に「豆乳」の声。

「えぇー、ペペロンチーノよぉ」と思ったけれど、
今日は最後までアドバイスに付き合おうと、豆乳を足す。

最後に味見をして少しだけハーブ塩を足し、クルミをトッピングして完成。

うまし!

厳密に言うと、料理のアドバイスをしてくれるのは守護霊では無いけれど、
料理のサポートをしてくれるガイド霊とは長い付き合いだ。
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食いしん坊で、日がな一日食べることばかり考えている私に、
時には奇想天外なアドバイスを送ってくれる。
トンカツにシナモン、とかね。

料理をしている時、私は自由だ。
何を作るか決めずに、冷蔵庫にたくさん買い置きしている食材の中で
目に入ったものを取り合えず洗って刻みだす。
そこで何となく「あれ作ろう」みたいに思考を使いだすけれど、
私にとって料理は瞑想みたいなもの。
上の方のチャクラを解放する手段ともなる。
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自由すぎて、イタリアンを作ろうと決めて、
出来上がったら中華、みたいなことはしょっちゅう。

昨日も、大根をいちょう切りにし、人参を切って、しめじを加えて、
厚揚げ、残っていたじゃがいも1個も加える。
あ、屋上で採れた小さな茄子2個、赤く完熟させた
甘長唐辛子も刻んで圧力鍋に入れたっけ。
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圧力が解放され、次に入れたのは、さてなんでしょう?
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みりんと醤油。
と考えていたのに、なぜかココナッツミルク。
そしてレッドカレーのペースを入れて、カレーになりました。

うまし。

奇想天外。でもおいしい(と自分では思っている)。
料理は自由が楽しい。
食べた物でしか私たちの体は出来上がらない。
時に思い出して、料理してほしいな、と思っています。



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