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神様っているのかも、と思った瞬間

箱根に行ってきました。
根っからの無計画な人間なもので、前日に突然行くことに決めました。

箱根へは1年ぐらい前から「どこかのタイミングで行かなくちゃ」という思いがあったのですが、足湯に浸かりたいとか景色を見下ろすベーカリーカフェに行きたい!みたいな世俗的な欲求にまみれて、真剣に考えることなく過ごしていました。

朝9時、横浜駅から小田原駅へ。
箱根登山鉄道で箱根湯本駅へ。
まずは人気のベーカリーで朝食。
そこから大学駅伝のコースをなぞりながらバスで移動。
平日とあって貸し切りのような道路をスイスイ走るバス。
樹々のトンネルの中を走る様は夢のようでした。

まずは神社へご挨拶。
過去に何度か来ていますが、私は箱根神社の本殿よりも参道のエネルギーの方が好きだったりして。
歩くに連れ周りの気が整い、階段の途中からガラリと空気が変わります。
おみくじは買わずにリーディングのみ致しました。

「おやおや、私のターニングポイント、そこですかーーー!?」とびっくり仰天、でも納得いくメッセージに感動を覚えました。
この言葉を聞くために箱根に向かわされたのだなと独り言ちて、今日の旅は終了かと思うほど。

いやいや旅は続きます。

画像に写っているのは箱根神社の鳥居の一つです。
まるで湖面に浮かんでいるかのようなたたずまい。
湖の向こう側から「どうやってあちらへ行くのだろう」といつも思っていましたが、御本殿から歩いてすぐ近くであることを初めて知りました。

というのも、ありがたきメッセージを頂戴したお礼にと、一ヒーラーとして境内のエネルギーを浄化させていただこうと、いつもは行かない場所場所を歩いて回ったことで湖面に浮かぶ鳥居へとたどり着いたのです。

友人が湖に落ちるのを覚悟し身を乗り出して写した鳥居には「平和」と書かれていて、こちらの鳥居が「平和の鳥居」であることを確認致しました。

こちらの鳥居へ向かう道すがら。
私は久しぶりに胸が高まるときめきを体験しました。
御本殿から宝物殿など回って下って行った先、一度車道を横切ってさらに降りたところに平和の鳥居はあります。

その車道を見た瞬間、デジャヴを感じたのです。
見たことのある景色。
車道の先に急な階段。
手すりの色、感触。
湖の輝き。
鳥居の前の樹々のフレーム。

「知ってる。夢で見た」

なんだ、もう夢の中で来ていたじゃない。

夢で見た階段を一歩一歩踏みしめるように降りて、
二度目となる鳥居を拝みました。

これはデジャヴ?
正夢?
幽体離脱?

なんでもいいけれど、「箱根の神様が、呼んでくれていたのかな」。
「やっぱり神様っているんだな」と感慨深く思いました。

つい数分前に神様にメッセージを頂いたというのに!?
いつもいろんな神様に手伝って頂いているのに!?と
ツッコミが入りそうです笑

その後、季節の限定、桜えびの天ぷらが載った手打ち蕎麦をランチにいただき、海賊船で芦ノ湖を渡りました。

さらにケーブルカーで大涌谷を目指し、1つ食べると7年長生きすると言われる黒たまごを食べた後、再度船とバスでガラスの森美術館へ。

ガラスの森美術館にも何度となく訪れていますが、今回は紫陽花には少し早かったようで残念。
でも何種類ものバラが代わりに迎えてくれました。
いい香りだった。

夕方になる前に箱根湯本に戻ってお土産物屋さんなどを物色。
路地裏のジェラード屋さんで休憩などしてから小田原に移動。
相模湾の海の幸に舌鼓を売って、「食べ過ぎたー。気持ち悪いー」と言いながら横浜に戻ってきたのが21時。

友人の万歩計は18,000歩を表示。
なんと濃密な12時間!
こんなにたくさんの経験が出来たのは、ひとえに移動のロスが無かったから。
電車もバスも船もケーブルカーも、乗ろうと思うと5分を待たずにスーッと滑り込んできて渋滞も無し。

私も友人も、人一倍強い運の持ち主。
二人そろうとさらに強力!

子どもの頃から何度と無く訪れたことのある箱根。
小学生の時に繰り返し歌わされたので、箱根八里も唄えます。
「箱根の山は天下の険♪」

10年ぶりぐらいに訪れて、バスも電車も駅もきれいになっていて驚きました。

幼い頃に家族と訪れたときの思い出も蘇り、私のアイデンティティにプラスのポイントが追加されました。

今度はしっかり計画してオーベルジュに泊まってご馳走にありつきたい!!
強い思いを胸に報告します。

追記:箱根を旅するときにはフリーパスが便利ですよ!
   海賊船は追加料金を払っても特別席がおすすめです!




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