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世帯経営の「ビジョン」を共有する。○○な夫婦でありたい。○○な家族でありたい。

前回の投稿からまたまた間が開きまして・・・我が家の #世帯経営ノート を使った #夫婦会議 はまだスタート地点ですが、今回は第2章「夫婦会議をはじめよう」の冒頭、「ビジョンを共有する」をテーマにした夫婦会議の体験をシェアしたいと思います☘

はじめてお読みくださる方は、こちらのリンクもぜひ参考にお読みいただけたらと思います。

▼『夫婦会議』とは?
https://www.logista.jp/fufukaigi/

▼「世帯経営ノート」とは?
https://www.logista.jp/fufukaigi/setaikeieinote/

ビジョンの共有からはじめる夫婦会議

改めて、世帯経営ノートの構成をお見せしますと・・・

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どの章・項目も内容の濃いコンテンツが詰まっていて譲れないのですが、その分、実際の夫婦会議をどこからはじめようかと少し悩む人もいるのかなと思います。

本来はノートの構成順に進めていくときれいなのでしょうが、我が家は早く第2章の ≪9つの世帯経営領域≫ に入っていきたくて、第1章「ふたりの原点を振り返る」はすっ飛ばしました😅

そして ≪9つの世帯経営領域≫ の前に、第2章の冒頭「ビジョンを共有する」をやっておくと、土台を共有したうえで具体的な話に入っていけるので対話がスムーズに進みやすいと聞いたので、そうすることにしました。

見開き1ページでStep1からStep4まであるのですが、我が家では「夫婦会議の実践会」で前半に着手し、後日、前半をブラッシュアップし後半を完成させました。

ちなみに夫からは、

ビジョンってカタイ・・・
仕事みたいで気が進まない(仕事柄よくビジョンについて語り合うらしい)

などとぼやかれながら、当初サクッと仕上げて次に進むつもりがけっこう足踏みをしたというのが正直なところです😱(その辺の話はまた追々…)

Step1 自分と向き合う

ここからはノートのテーマに沿ってお伝えしてみたいと思います。
まずは「Step1 自分と向き合う」です。
周りの人たちに対して自分がどうありたいかをノートに書き出して、パートナーと共有します。7つの習慣にちょっと似てるな~と思いました。

こちらが実際に書き出したノートです。

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パートナーと共有するときに、
これってどういうこと?具体的な場面でいうと?
などと質問したりしながら深堀りしていくので、わりとボリュームがあって、我が家では2回にわたって完成させました。

<夫の気持ちを知って、気づいたこと。変化したこと>

夫が日頃から面白さを追求しているのは知っていましたが😂、「頼りになる」とか「しっかりしている」存在でありたいと思っていたとは知りませんでした。

これを機に、「しっかりしてよ!」と一人で勝手にイライラしたりプレッシャーをかけるのではなく(笑)、素直に相談したり遠慮なく頼れるようになり、嫌なやりとりが減り、自分自身も気が楽になりました。

それから、産後は、もっと家にいてくれ〰私には自由時間がないのに夫だけズルい〰とイライラして、残業や仕事後のジム通いにネガティブな感情を持っていましたが、仕事に対する想いや現在置かれた状況、ジム通いの目的などを知ってから、気持ち良く待てる・送り出せるようになりました。

私がなぜイライラしていたのかも合わせて共有したことで、帰宅時間などを密に情報共有するようになり、育児・家事分担を話し合って見直し、「私にも自由時間ちょーだい」と素直に言えるようになり、家庭内の(私が発していた😅)不穏な空気が払拭されました。

他にも、お互いが大切にしたいことの共通点に気づき、積極的にそういう時間や機会を捻出するようになったり、お互いへの感謝の気持ちをより持てるようになったことは、大きな収穫でした。

<自分の気持ちを整理して、気づいたこと。変化したこと>
まず夫からの感想は

「多いなぁ💦」(理想とか、日頃考えていることが)

でした。夫に比べると、周りの人たちに対する「ありたい自分像」が統一感に欠ける気もします・・・。そんな中でも俯瞰してみると、「自然体」「笑顔」「肯定的なスタンス(味方、応援)」が自分の価値観の上位にくるのかなぁと感じました。

産後は特に、気持ちに余裕がなく、それを夫のせいにして責めたりイライラしてしまうことが多かったのですが(今もありますが。。)
「私はいつも夫の味方でいたいんだ」「夫や娘に笑顔で接したいんだ」と気づいてからは、自分のありたい姿に近づくためにも、目の前の物事を解決するためにも、「イライラしている場合ではない」「どうしたらイライラしないで済むか考えよう」と頭を切り替えられるようになりました。

昔少し勉強したけど実践できなかったアンガーマネジメントを、100%ではないけど、少しずつ実践できているような感覚です。

そんな自分の価値観を知ってから、「義両親からはしっかりしていると思われたい」と思っていたことすら優先度が低いことに気づき、無理せず素直に甘えられるようになり、義両親と過ごす時間もリラックスタイムになりました。

Step2 パートナーのためにできること

Step2では、Step1で共有した「パートナーの希望」を叶えるために、自分にできることをそれぞれが考えて発表します。

夫から妻へ
我が家の場合:「妻が自由時間をもっととれるようにする」

~その後の状況~
仕事も家族の用事もない週末は ”どこデートしよっか♪” と娘に話しかけていて、こちらから要求しなくても自由時間をくれるようになりました。
もっと嬉しいのは、平日家にいる時間にできる育児・家事を積極的に担ってくれることと、休みの日に疲れて遅くまで寝ていたのが、早めに起きて娘の遊び相手や離乳食の補助をしてくれること!(指示待ちではなく!!)

「育休と言っても休みじゃなくて1日中育児に追われているのに!!」
と憤慨していた頃と違い、
「娘のお世話以外は自分の裁量で1日過ごせているんだから、夫にも休む時間をあげないと。たまには自由に出かけてもらおう」
なんて思うようになりました。(子どもの月齢が進んで育児がグッと楽になったこともありますが)

妻から夫へ
我が家の場合:「義実家へ家族でちょこちょこ顔を出す」
       「夫が家でだらけるのを気持ちよく見守る」

~その後の状況~
どちらも以前と行動は変わらないようだけど、相手の希望を理解したうえで、それを叶えるためにやっているんだとお互いがわかっていることで、気分が良く、疲労感・納得感が大きく変わりました。

Step3&4 「わたし」のビジョン→「わたしたち」のビジョン

Step3ではここまでの内容を踏まえ、「わたし」のビジョン(①~③)をお互いに書き出して共有します。

「わたし」のビジョン
① ○○な自分でありたい。
② ○○な夫婦でありたい。
③ ○○な家族でありたい。

そしてStep4では、②③を「わたしたち」のビジョンとして2人の手で創り上げます。夫婦会議で大切にしている「対話」の出番ですね!

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我が家では、②③の2人のビジョンがほぼ一致し、①と合体させる形で自然と「わたしたち」のビジョンが出来上がりました。

我が家のビジョン

良いことも悪いことも
思っていること・考えていることをお互い口にできる 
夫婦でありたい。

いつもニコニコ笑顔で過ごし、
どんなときも助け合える、心休まる
 家族でありたい。

「助け合うって、例えばどんな場面で、どんなふうに?」
「お互いのやりたいことを応援したいね。
 やりたいことって具体的に何だろう?」
こんな会話をしながら、ビジョンを共有しました。

実はこのビジョンのベースにある「笑顔溢れる家族」「心休まる家庭」というのは、私たちが結婚式でカメラマンさんのインタビューに答えたときの家族像なんです。夫婦会議を進めていく中で、端々にこのキーワードが散りばめられていることに気づいて、「やっぱコレだよね」ということでビジョンが固まりました。

ビジョンを共有した効果

ビジョンに至る前に、Step1の内容を共有しただけでもたくさんの変化があったことは前述のとおりです。

そして、ビジョンを決めた後、こんな効果があったと感じています。

・会話が増えた
・お互いが話をよく聞き、コミュニケーションとして成立するようになった
・無言の圧力がなくなり(私からの。笑)、相手へのリクエストは言葉で伝えるようになった → イライラもなく即解決するようになった
・「なんで○○してくれないの」ではなく「○○してくれると嬉しい」に言葉が変わった(100%ではないかもしれないけど)
・ダラダラする時間、自由にする時間をお互いが相手に確保してあげるようになった
・バカみたいに家族3人ではしゃぐ時間が増えた 笑

こう書いてみると、それまで相当ひどかったんだな・・・とスタート地点が低すぎることがバレてしまいますが💦

とにかく私自身の物事の捉え方が変わり、精神衛生が飛躍的に向上しました。夫は以前からほとんど変わっていないのかもしれません😂

ただ、夫婦会議とちょうど時期を同じくして、自分の大切にしている価値観と夢をビジュアル化してトイレやリビングに貼り出すということもしたので、夫による私の取り扱い技術が向上したことは間違いないと思います。

私目線のことばかり綴ってしまったので、追々、夫にも感想や得られた効果があったかなど、インタビューしてみたいと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!
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