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「チーズどこへ消えた?」を読んで価値観が変わった話

こんにちはパトグラです。

 

今回は、自己啓発書『チーズはどこへ消えた?』で私の価値観が変化して成長できたと思ったので今回はみなさまにオススメし、この記事を読んでくださったみなさまが自分を変えるきっかけとなれれは幸いです。

 

 

目次

登場人物の紹介と内容

この本が伝えたいこと

自分は登場人物の中だと誰に近いのか?

作中に出てくる格言

私の価値観がどのように変わったか?

パトグラ的補足

感想

 

はじめに

最初に私がこの本を読んだ理由を教えます。

私は地元が島で就職で島から出て福岡の木材加工のプレカット工場で働いていました。

結論を言うと、ブラクック企業でした。

自分が新卒で入って都会の環境になかなか馴染めなかったというのもあるにはあるのですが、いろいろと疲れていて何でも良いから現実逃避のための本を探していました。

そんな時にたまたま目に止まったのが『チーズはどこへ消えた?』でした。

 

帯には「1時間で読めて10年間役に立つ」と書いています。

コスパ最強の自己啓発書です。

僕は読むことをオススメします。

 

早速本題に入ろうと思います。

 

1.登場人物の紹介と内容

この本に登場するのは、

二匹のネズミ、「スニッフ」と「スカリー」

二人の小人、「ヘム」と「ホー」

 

この二匹と二人は、私たちの中にある単純さと複雑さを象徴しています。

 

私たちは、

スニッフ のように、いち早く変化をかぎつけることもあるし、

スカリー のように、すぐさま行動を起こすこともあるし、

ヘム のように、いっそうまずいことになりやしないかと怯えて、変化を認めず、変化にさからうこともあるし、

ホー のように、もっといいことがあるに違いないと、うまく変化の波に乗ろうとすることもある。

 

どのような行動をとろうと、私たちみんな共通していることがある。

迷路の中で、自分の道を見つけ、時代の変化の中で、望みを成就せねばならないということだと著者のスペンサー・ジョンソンさんはいっています。

 

内容

ある迷路で起こった出来事をめぐる物語で、登場人物は「チーズ」を探し求める二匹と二人。このチーズは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、人に認められること、心の平安などの象徴として書かれてます。

 

二匹と二人は、迷路で探しまわっていた。食料にするためと、幸せになるために、特別なチーズを見つけようと長いこと迷路を探しまわった。

そんなある日、チーズ・ステーションCというところで好みのチーズを発見して、最初は毎朝、ネズミも小人もチーズ・ステーションCに向かっていたけど、すぐに小人たちはチーズ・ステーションCに引っ越した。

 

二人にとって、チーズがあるのが当然で、そのチーズを自分たちものだと考えるようになった。

自分たちは安泰だと思っていました。

 

しかしある時チーズがなくなってしまいます、ヘムは「チーズはどこへ消えた?」と声あげました。

ホーは、チーズなくなってショックで凍りついて立ちつくすしかできません。

しかし二匹のネズミはすぐにまた迷路へ新しいチーズを探しに行った。

一方、ヘムとホーは事態を検討していたが、ホーは自分たちが不利になっていくのを悟って迷路へと行く、

ホーは恐怖と戦いそしてもし恐怖がなかったらどうするかを考えた。ホーは勇気を出してチーズを探した。

探している途中ホーはチーズステーションCのチーズ少しずつ減っていることに気づいた。

二匹のネズミはその変化に気づいて備えていたことにも気がつき、ホーは変化に注意するこたを心に決めた。

そしてホーは迷路でチーズを探すことで成長し格言を壁に書きます。(のちほど解説)

そしてついにチーズ・ステーションNにたどりついた。当然二匹のネズミは先にそこについていた。

ホーはチーズ・ステーションNのチーズをしっかり点検し、自分のチーズの状態を確認した。

『予期せぬ変化に驚くことがないように』

 

そして最後に外の迷路で何かが動く音がしてホーはヘムが来たと思い喜びます。




2.この本が伝えたいこと

この本で一番大切なことはチーズではなく変化に対応することだと思います。

 

世の中は、常に変化し続けています。今の幸せが永遠に続くことは決してありません。

 

批判ではなく例えですが、

おそらく多くの人はカメラを買わないですよね。スマホのカメラで十分だと考えたいると思います。

確かにカメラの方がスマホのカメラよりも性能は上ですが、一般ユーザーはスマホのカメラの性能で充分だと思います。

昔の携帯のカメラでは性能不足だったのでカメラの脅威にはならなかったでしょうが時代が変わり、逆転されたと思います。

 

(あくまでも私の偏見ですので間違いかもしれないです。)




 

3.自分は登場人物の中だと誰に近いのか?

あなたは登場人物の誰に一番近いですか?

 

二匹のネズミ

スニッフ・・においをかぐ、~をかぎつける

スカリー・・急いで行く、素早く動く

二人の小人

ヘム・・閉じ込める、取り囲む

ホー・・口ごもる、笑う

 

私はヘムに一番近いです。行動をするのが遅いですし不幸になることを考えて動くことができない時もあります。

ですが、ホーのように変わろうと思います。ホーのように笑いたいです。

 

人によってはスカリーでありヘムということもあるでしょう。

早く行動してそして幸せを見つけたけど変化して、それでもしがみついてしまう人はいるはずです。

 

どらが良い悪いはありますが、みんな人間の特徴です。誰もがヘムになりうると私は思います。でもそこから勇気を出して一歩ふみ出せばホーにもなれると思います。




 

 

4.作中に出てくる格言

チーズを手に入れれば幸せになれる

自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたがる

変わらなければ破滅することになる

もし恐怖がなかったら何をするだろう?

つねにチーズの匂いをかいでみることそうすれば古くなったのに気がつく

新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる

恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになれる

まだ新しいチーズが見つからなくてもそのチーズを楽しんでいる自分を創造すればそれが実現する

古いチーズに早く見切りをつければそれだけ早く新しいチーズがみつかる

チーズがないままでいるより迷路に出て探したほうが安全だ

従来どおりの考え方をしていては新しいチーズはみつからない

新しいチーズをみつけることができそれを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える

早い時期に小さな変化に気づければやがて訪れる大きな変化にうまく適応できる

変化は起きる

チーズはつねにもっていかれ、消える

変化を予期せよ

チーズが消えることに備えよ

変化を探知せよ

つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく

変化にすばやく対応せよ

古いチーズを早くあきらめればそれだけ早くそれだけ早く新しいチーズを楽しむことができる

変わろう

チーズと一緒前進しよう

変化を楽しもう!

冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!

進んですばやく変わり再びそれを楽しもう

チーズはつねにもっていかれる

チーズと一緒に前進しそれを楽しもう

終わり(いや、ここから始まるのかもしれない)




格言の具体的な、いきさつはぜひ本を買って自分の目で確認して欲しい。なぜなら私の文才では完全に表現することができないからである。

ホーの成長と自分の人生を重ねることもできる。人によって感動するポイントは違うだろう。

 

5.私の価値観がどのように変わったか?

私はこの本を通していくつか価値観が変わった。

その中でも自分が変わると思っていなかったのが、『仕事を辞めることは恥ずかしいことではない』ということだ。

 

人によっては何バカなこと言っていると思われるかもしれないが私はそれでも同じことをいうだろう。

 

それは何故かというと私にとって仕事はチーズではなかったからである。

 

私にとってのチーズは自由であり心の安定だった。私が思う心の安定とは適度に刺激のある楽しいものだ。だが仕事の時に私がいだいたのは心の安定ではなく不安だ。

刺激と不安は別である。

 

なので今の私は『他にやりたいことがあるなら若うちに挑戦してそのために退職するのは逃げではなく、前へ進んだ』と、とらえている。

逆に

『他にやりたいことがあるのにもかかわらずそれに挑戦しないで好きじゃない仕事を3年以上続けることは損失であり人生を楽しもうとしていないで、逃げている』と、とらえている。

 

これはあくまでも私の偏見であり、やむ終えないで続けている人も中にはいるだろう。

 

だけど一つだけ言いたいことは。

やりたいことがあり、退職する勇気を出して上司に退職届けをだした人をバカにするな!! 

 

退職届けを上司に出すということは私も経験したが、かなりの勇気がいる。中にはやめたくても怖くてできない人もいるだろう。だから退職代行のようなものが流行る。

別に使うことを否定はしない。むしろそこまで追い込まれたんだなと悲しくなる。

 

だから退職する人に後ろ指をさすな!!

それだけこの本に影響受けて価値観が変わった。


 

6.パトグラ的補足

チーズは必ず一つではない、人の数だけチーズが存在する

チーズとは幸せの象徴であり人によって幸せは違う。幸せをどう意味づけするかで複数のチーズを手に入れることができると考えました。

チーズは必ず腐る

時代の変化は早く流行もいずれはなくなり、新しいものが生まれる。腐ったチーズでは幸せにはなれない

幸せと辛いは切っても切り離せない

チーズを探すには迷路に挑み探さないと行けないが、苦労があるからこそチーズには意味がある。苦労なくして手に入れたチーズは味がしないと私は思う。

頑張って手に入れるから幸せを噛み締めることができる。



7.感想

私はこの本を読んでかなり救われた。

この本を読む前から退職することを決め、退職届けを工場長に渡していたが正直恥ずかしかった新卒で入ったばっかりで、まだ半年しか経っていないのに辞めるということはその当時の私にとってはありえないことだと思っていました。

ですがこの本を呼んで価値観が変わり自分のことを認められるようになりました。

 

もっとも不幸なことはチーズを見つけられないことではなく、自分のことが嫌いなことだと私は思います。

 

自分を信じて迷路に挑みチーズを見つけるだけではなく。チーズの変化を観察し、必要な時には、また迷路に挑みチーズを見つける。

 

チーズと一緒に前進しそれを楽しもう!

それが不幸にならない人生の楽しみかた。




 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

これからも頑張ろうと思います。