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パース・グローリーについて調べました。

※以下、ご確認下さい。
・パースグローリーの試合は1試合しかフルで観ていません。
・あくまで僕個人が主観で感じた個人的な見方で書いております。

漆黒の獣(以下獣)「どーもー!よろしくお願いしまーす!」

太古の森(以下太古)「え~、太古の森と漆黒の獣と申します。よろしくお願いします。」(※掌見ながら)

「覚えとけよ!」

太古「よろしくお願いします。」

「コンビ名カンペ見なきゃわかんないの!?ねぇ?太古の森と漆黒の獣です、よろしくお願いします~。」

太古「あの~ってすごくACLに出るチームに関して調べるのって大事だなあと思いまして~。」

「あっ、事前に対戦するチームの情報を調べておくのって楽しんで見る為にも大事ですからね。」

太古「やっぱり対戦するチームがどういうチームっていうのをですね」

「そういうのね、調べた方がいいですよ。」

太古「ちょっと昨日インターネットのヤホーってサイトで検索してまして~。」

ヤフーね。うん。あれね、ヤフーって読むんですけども。」

太古「あの、ヤホーで調べたところアジアのチームの情報って少ないんですよ~。」

ヤフーね。そうね、日本だと調べても直ぐに情報が出てこないですよね。」

太古「なので更にいろいろ調べてましたら~、」

「うん。」

太古「アジアの情報が載っている海外のサイトを見つけてしまったんですよ。」

「それなんてサイトですかね?」

太古XVideosって知ってます?」

「別のジャンル!確かにアジアの情報も載ってるけども!何を探しにネットの海に出たの?ねぇ。」
(※良い子は検索しちゃダメだぞ!オジサンとの約束だ!)

太古「間違えました、Safa Scoreというサイトで~、」

「あ~、Safa Scoreね、それなら間違い無く載ってますわね。」

太古「すんごい面白かったんで~、」

「うん。」

太古「ちょっと今日皆さんに次回対戦するパース・グローリーFCがどういうチームなのかってことを、」

「全然知らないチームですからね~、う~ん。」

太古「調べてきたんでお話させていただきたいんですけども~。」

パース・グローリーFC、調べてきたということでね。」


※ここからは真面目に紹介します、すみません


チーム概要

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太古「正式名はパース・グローリーFC、オーストラリアの西部、西オーストラリア州の州都パースをホームタウンとする、オーストラリアプロサッカーリーグに加盟するプロサッカークラブで。」

「うんうん。」

太古「クラブの創設は1996年。1996/97シーズンからオーストラリア・ナショナルサッカーリーグに参戦していて、2005年に開幕したAリーグには、初年度から参戦しているチームです。」

「なるほどね、リーグ誕生からずっといるクラブな訳だ、日本には聞き馴染み無いクラブだよね?オーストラリアと言えば日本で言うとメルボルンヴィクトリーシドニーFCが有名だけども。」

太古パース・グローリーFCはAリーグの前身、NSLでは8シーズンで優勝2回、2位2回と強豪チームで、Aリーグになってからはレギュラーシーズン2位が最高でしたが、昨シーズンレギュラーシーズン1位、プレーオフ2位という成績を残して初のACL出場権を獲得しました。」

「じゃあリーグの中では古豪と言えるポジションのチームな訳ですね。ちなみにAリーグは絶賛シーズン中なわけですけど、今シーズンはどんな感じなんですか?」

太古「今シーズンは暫定ながら現在第3位と昨シーズンに続き好調を維持しています。」

「なるほど、ちなみに過去に在籍した選手で有名な選手とかはいるんですか?」

太古「世界的に有名な選手としては、ロビー・ファウラー(イングランド)やウィリアムス・ギャラス(フランス)でしょうね、その他に日本人選手が在籍をしていた事もあります。永井龍(現松本山雅)や石田博行(現藤枝)などがプレイしていました。現在所属している選手では、GKのタンドウ・ベラピが湘南に在籍していました。また、1997~2001にサンフレッチェ広島でプレイしていたトニー・ポポヴィッチが現監督としてチームを指揮しています、高萩洋次郎は彼がウェスタンシドニー・ワンダラーズ時代に指揮をとっていた際に所属をしていましたので、元教え子になりますね。」

「おー、元祖ポポヴィッチさん懐かしい。」


パース・グローリーFCの注目選手は?

「ではでは、そんなパース・グローリーFCに現在所属する選手で注目……いや要注意な選手達を教えてもらえますか?」

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太古「はい、先ずは前線のユニットから紹介します。3-4-2-1を採用するパースの得点源になります、ワントップツーシャドーの3選手には非常に注意が必要ですね。どの選手も非常にパワーがあり、この3人だけでもゴリゴリ押して行けるだけの推進力があります。本来はヂエゴ・カストロという選手がいたのですが、怪我かは分かりませんが最近はベンチにも入っておらず、現在はここで紹介する3人が現状の1stチョイスになります。」

「パワー系のワントップツーシャドーとはオーストラリアみ溢れる前線ですねぇ…」


太古「はい、ワントップに位置するウルグアイ人のフォルナロリはポストプレイが上手く、彼が一旦収めてそこから展開する場面が非常に多いです、また得点も取れる選手で現在得点ランキングリーグ4位の10ゴールを上げています。チアニーズはWGもこなせる選手でテクニックに優れた選手、狭いスペースでもこじ開けられる技術を持ったドリブラーでゴール、アシストも狙えます、そしてオーストラリアU-23代表のタゴスティーノ、最近スタメンで起用されだした選手ですが、ここ2試合3ゴールとノッています、パワー系のストライカーですが、とにかくゴール前でのポジショニングに優れていて、ゴールを決める能力が3人の中では1番高い選手に思います。」

「試合観たんですが、とにかくこじ開けて行くって表現がピッタリな3トップですね~、身長は高くないんですが空中戦にも強いし、中々に対応に苦労しそうです。ただ、そんなにスピードは無いですね。」

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「その他に注目の選手はいますか?」

太古「サイドで言えば右サイドのフラニッチでしょう、運動量があって頻繁にスペースを見つけては駆け上がって来ます、空中戦に強く、内側に入ってきて逆サイドからのクロスをヘディングで中央にいる3人へ折り返すパターンも頻繁に見られます。中央にいる2枚のCMFのうち、キルケニーはこのチームの心臓と言える選手かも知れません。攻守において非常に多くのエリアに顔を出して関与をしてきます、特にパスを前線に繋ぐ際には彼を一度経由してくる場合が非常に多く、前線やサイドに鋭いパスを入れてくるので、FC東京としては彼に自由にボールを持たせない様に注意したいところです、またセットプレイのキッカーとしても優秀で良いボールを蹴ってきます。」

「うーむ、フラニッチは空中戦に強くパワーがあるサイドの選手で、中々Jリーグにいないタイプなので小川は対応に注意が必要でしょう。キルケニーは攻守における潤滑油となるので、東京としては彼をなるべくボールに関わらせない様にしたいですね。」


パース・グローリーFCの戦い方は?

「さて、注目の選手はいまあげてもらいましたが、パース・グローリーFCはチームとしてはどんな戦い方をしてくるんですか?」

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太古「先ずはコチラがそれぞれ直前の試合のスタメンになります。」

「4-1-2-3(東京)と3-4-2-1(パース)ですか……なんか既視感が凄いのですが…。」

太古「はい、これは東京が前節対戦した蔚山とフォーメーションだけ見れば同じですね。」

「あぁ…という事は噛み合わせがあまり良くない感じですか…。」

太古「そうですね、特に守備においてはディフェンスラインと中盤で数的にミスマッチが発生するので役割を整理したいところですね。」

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「同じフォーメーションという事ですが、パース蔚山同様に長いボールが中心の攻撃なんでしょうか?」

太古「フルマッチの動画を1試合しか観れていないので、正直なんとも言えないのですが、他のゴールダイジェストを見ても割とボールを繋いでくる印象があります。リーグ前節のウェリントン・フェニックスとのゲームでは以下の様な形が、最終ラインからサイドに展開し、相手を全体的片方のサイドに引き付けておいてから、中盤を経由して逆サイドに一気に展開するというパターンが多く見られました。この形は蔚山戦の前半で東京が3CHのスライドが間に合わず、散々にやられた部分でもありますので注意したいところです。」

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「両方のWBがピッチ一杯まで幅を取って、片方に引き付けたところで逆サイドからWBが侵入ですか…3バックのチームでは王道の攻撃手段ですね。」

太古「はい、またパースは前線の3人がサイドに流れる事は少なく、サイド攻撃はもっぱらWBが担っています。ビルドアップでは中盤のCHを経由しながら基本的には中央にいるフォルナロリが下がって受けて、開けたスペースにツーシャドーが飛び込んでいく形もあります。3人の連携も良く、パワーもあるので中央を無理やりこじ開けるような形も良く見られました、またそこからWBに展開して上記様なパターンに派生する形もあります。」

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「3バックから直接中盤を飛ばして来るようなボールは無いんですか?」

太古「僕が見た試合では殆どありませんでした、単純に後ろ3枚のロングミドルフィードの技術が高くないのも原因だと思います、そういう意味では特にCHのキルケニーの重要度は高く、彼が広範囲に顔を出してボールを受ける形がパースにとっては生命線になっている様に感じましたので、東京としてはそこにしっかり圧力をかけたいところですね。」

「他にパースの攻撃で注意するべき部分はありましたか?」

太古「とにかくオーストラリアのチームらしくパワーがあるチームなので、多少の数的不利はフィジカルでこじ開けてくるのでスクランブル(混戦)な状況では充分に注意が必要です、あとはCB3人も含めてヘディングが強いのでセットプレイには要注意かと、彼らの重要な得点源になりますので。」

「なるほど、ここまでは攻撃に注目してみましたが、守備に関してはどうですか?」

太古蔚山と比較して劣ると感じたのは守備ですね、基本的に対人には強いのですが、食いつく形が多いので素早くパスを動かされると簡単に剥がされるシーンが目に付きました。下の図は3-1とリードしてウェリントン・フェニックスに退場者が出た後に1点差まで迫られるゴールを決められたシーンになります。しっかりゴール前に人はいるのですが、全体の動きがちぐはぐで軽く、簡単に最短距離でゴールを割られています。」

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「守備時には5-2-3になる訳ですが、それほど堅牢さを感じませんね。」

太古「3バックを採用しているのも人数をかけないと守れないからかも知れません、単純な裏抜けやロングボールには強いのですが、サイドを抉られると中央にいる選手がボールウォッチャーになってしまう事も多く、かなり不安定な印象を受けます。更にCB3人のビルドアップ技術もかなり怪しく、この試合でも相手のプレスに簡単にミスをしていました。」

「という事は東京は前から積極的にプレスをかけてミスを誘発させてのショートカウンターや相手のゴール前ではワンツー等を使って仕掛けて行くことでチャンスが生まれそうですね。」

太古「はい、蔚山戦で見せた様な、ディエゴレアンドロの連携や安部の2列目からの飛び出しは非常にパース相手には効果的だと思います。」

獣「ここまでのパース戦、攻守におけるポイントをまとめますと……。」

・ボール回しの経由地になる中盤を封鎖せよ!
・片側に寄ってからのサイドチェンジに要注意!
・前線3人はパワフル、こじ開ける様な攻撃をしてくる!
・セットプレイは高さがありキックの質も良い!
・後ろ3人は足元が拙いのでプレスは狙い目!
・サイドを抉れば、ボールウォッチャーに!
・流動性を持った攻撃に弱い!

「こんなところでしょうかね?」

太古FC東京蔚山に比べるとチーム全体の力は落ちると思います、油断は禁物ですが、ホームでは3ポイント取りたい相手ですね。」

蔚山戦の引き分けを価値あるものにする為にも勝利が必要という事ですね!」

太古「あ、あと……」

「お、まだ補足情報ありますか!?」

太古「監督含めてチームに3人「ポポヴィッチ」がいます。」

「割とどうでもいい!!」

太古の森と漆黒の獣
「「どうも~ありがとうございましたぁ~!!」」

※追記
落ちの部分について指摘がありました。

浅くて申し訳ございません!!ポポヴィッチ監督の実子でした!!

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