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9月13日

オートミールに納豆と卵をかけて

前日に買って残しておいた月見パイ3分の1とカフェラテを朝ごはんに食べた。

それからシャワーを浴び、日焼け止めを塗り、

身支度を整えて家を出た。

駅までは少し歩くから着く頃にはいつも汗だくで

ホームにたどり着いたら、なるべく人気のない場所に身を潜めて

汗を拭いて、ペットボトルに自分でいれた麦茶を飲みながら

電車を待つ。

比較的人が少ない時間帯なのもあって

咳き込まれることもほぼなく、安定した気持ちで電車を待てる。

就職に向けて通ってる施設へは

自転車もバイクも車も持って無いので

移動手段が電車しかなく、あまり利用経験も無かったので

最初はすごく不安だったけど、始めてみれば案外簡単で

今の所嫌な思いをすることもなく、

「電車の窓から見える風景って良いな」

と楽しみに思えるくらいになってる。

この日、電車に乗り込むと

いつもより席が埋まっていて

あまり人のそばに座りたくない私は

不自然に思われない程度に・・・と焦りながら

視線をあちこちに走らせながら

対面に男の人が2人座ってはいるけど

隅に男の人が1人座ってるのみのロングシートに

同じく反対側の隅に座ることにした

座ってすぐに酸っぱ臭いにおいがしてると気づいて

一瞬自分かなと焦ったけど、どうも違う

それで目の前の男の人2人が荷物を足元に置いてるのが見えて

以前剣道部の男の子とすれ違ったときに、荷物からこんなにおいしてたな

と思い出したから、それかな~と思ったんだけど、

2人のうちの1人が、私が乗り込んだ駅で降りる予定だったみたいで

ばたばたと降りる準備しだして

その時初めてはっきりと2人を見たんだけど

どうも寝ていたみたいで、降りる方の子が寝てるこの方に

降りるな、みたいな目線送ってて

それでも片方の子がなかなか起きなくて

思いもよらずハラハラしながら成り行きを見続けてしまった

降りない子の方も一瞬だけ起きて、降りる子に手を挙げて

無事お別れ?の挨拶を交わせていたのでほっとした

で、このバタバタしてる時に一切においがこなかったので

前の2人じゃないことがわかって、

そしたら隅に座ってる男の人かな~と思い

でも見られずに居た

このバタバタの間も絶えずにおいはしてて、

でも目の前の男の人は気にすることなさそうに

すぐ寝入ってしまった

次の駅に着いた時に、隅に座っていた男の人が立ち上がって

目の前を通り、やはりその時に濃い酸っぱ臭いにおいがしたので

この人だったか~と確信した

お風呂に入れてない感じかなーなど思って

病気なのかもしれないと色々考えた

私は自分の臭いやPATMの事があるから

人に臭いを感じ取られることにすごく恐怖を感じていて

そばに人がいるとそのことをずっと考えてしまうから

余計に汗をかいてしまい悪循環になってしまうんだけど、

今回のことで、人は臭いに意外に寛容なのかもしれないと感じた

少しいつもより多めの車両内で、特にその人を避けて座ってる様子も無く

私が見る限り、臭そうな素振りをする人もなく

またその人の後ろを続いて歩いてた人もいたけど、

本当に普通だった

私は他人に恐怖を抱きすぎてるのかなと

少し思えた日だった


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