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インドに憧れすぎた人の南インド旅

南インドに一週間ほど滞在した。今は早めに着いて早めにチェックイン済ませた出発ロビーからこちらを書いている。特大自由時間で文字に起こしたくなった。夜食の機内食を美味しく食べたいが故にお腹をめちゃくちゃ空かしている。

旅の始まりは一週間前、私をインドへ行く気にさせたカレー屋の店主のお店に寄って日本最後の飯をスパイシーなカレーにするという頭おかしい状態で食べて話して飛行機に乗り込んだ。お腹はち切れそうな体に深夜の機内食がガッツリと、パスタにそばにロールパン諸々。食べ物を残したくない私であったが吐きそうになったので一口ずつ味見して残してしまった、情けなかった。
エコノミー席で何度も拙い寝返りを打ちながらシンガポールの空港に到着。乗り継ぎ始めててトランジット訳分からず空港内を朝5時から駆け回っていたが無事発見し空港のソファーでボーしてた。インド行きなのでインド人の方が沢山おられて興奮した。床でも普通に寝られてるのがこれが名物のやつかと思ってしまった。以後、私が帰る時までインドの方は道路でも駅の待合でも床で寝っ転がってる方多数。憧れる、日本人にその能力は備わってない。
インド行きの便は、機内食を勘違いで貰い損ねたかと思い、クルーさんに拙い英語で訴えたら有難く持ってきて貰えた。まだエコノミークラスに配られてなかった。私はただのわがままガールと化してそれ以降空気のように過ごした。6時間フライトがあっという間に感じられた。

異国の空港に着いた途端のその国の香りが好きだ。嗅いだことない香りに興奮する。滞在してたら慣れてしまうから始めのあの時間だけのウェルカムパフューム。

VISAを自分で申請して入国審査もサラッと済んで外に出たら暑くてインドだあと興奮しまくった。この時の自分に言いたいのは空港は全然インドじゃないってことよ。
バスでホステルのある街へと繰り出す。窓開けっぱでかなりボロめのバス、むちゃ安い、砂埃やばい、満員の時はもっとやばい、に何回も乗った。滞在時、変な所で降ろされ途方に暮れまくって助けてくれた地元のマダムや夜遅いのに学校帰りのような姿で目以外を黒い服装で覆っていたムスリムの女の子には本当に感謝したい。顔ややり取りを忘れたくない。勧誘も沢山あったり案内勝手にしてきて勝手に金くれって言われて呆れたことがこの一週間で何度か起こったけど心が洗われるような出来事ややり取りも同じくらいあった。両方あるのが人生なのかね。

1つ目のホステルでのオーナーさんの夜中のヘルプメッセージにも返してくれるところや会う度にむっちゃ笑顔なところ。ホステルで働いてる方いつ見ても昼寝してたけど気前よくタオルくれたり何か聞いたら機嫌よく教えてくれたり幸せ滲み出てる感じが私を安心させてくれた。

反対に2つ目のホステルは外観や立地という外向きの良い理由はあるが、1歩引いてしまうような衛生面や対応の悪さに気が引けた。人間に懐いている猫たちはめちゃくちゃ可愛かった。

インドの鉄道なんてこんな定刻慣れした日本人が乗れるのかよって思いながら、エアコン無し窓開けっぱ一応指定席ありのローカル等級の列車に乗ってみたら時間が経つにつれて近くの席の方々と話せたり打ち解けあえてこうゆう空間素敵だなあと乗って良かったと思えた。15分くらい遅延した。到着駅は夜なのに人でごったがえし道路の交通状況もカオスでつくづく体力が必要な国だなあと思わされた。

あと人間最悪の状況でもなんとか這い上がれるように出来てると学べた。
また書きたいことあれば気まぐれに書こうかと思います、ダンニャワード(使ってたのはサンキューばっかでしたが)


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