2023年あれこれ振り返り。
今年ももう終わりますね。
いろんなことをさくっと?
いや、絶対長くなるけれど、
まとめてみようと思う。
①note
まず手始めに、ここから。
前年同様週に3回投稿することを続けた。
全然言葉が出てこない時も、noteに向き合ってる時間がない時もたくさんあったけれど、なんとか週3回続けてきた。
今年1番反響があったのは、
https://note.com/patissier_y/n/ne1d1134c3039
これ。
29女の旅行記を読んでくださった皆様に、
感謝を伝えたい。
1年間にいったい大阪と京都に何度行くんだと、我ながら思いましたが、実は1月にも京都行く予定があります。おかねないのに…
今年は、昨年から引き続いて週3回くらいの投稿を続けてきた。本当に推しごとしすぎたり、心を病んでしまった時期とか、言葉が出てこないとか、それどころじゃない!とか大変だったけれど、なんとかコロナ罹患期間以外は週3回くらい書いたと思う。
来年も、無理せずとりあえず続けたい。
書くことは、わたしにとっては頭の整理でもあるし。欲を言えばもう少し、うまく表現できるようになりたい。
②仕事
リストとしては2つ目だけど実は最後まで書けなかったのが仕事。仕事は、今年一つの大きな転換点だった。30歳になりまして、無職6年目爆誕してしまいました。今年のはじめ(2022年度)は、まだ進路部所属の事務で、1日5時間勤務×週3回で働いていた。2月は入試のお手伝いとかしてわりと働けて嬉しかった。だけど前年12月くらいから上司になった人とうまくいかなくて、もちろんわたしが仕事ができなかったのはあったんだろうけれど(これはね、ほんと周りの同僚とか先生とかに聞いたけど「あの人はほんと何言ってるのかわからない」「あなたが悪いわけじゃないよ」と言われたけど)、だんだん仕事行くたびに、職場着くたびに、過呼吸起こしたり、その人から逃げるようになったりして、2月にメンタルクリニック行かないともう死にたいってところまで来た。で、適応障害ですね、って。
そのあと、管理職の先生たちに相談をしてその上司に私に仕事を振らないよう言ってもらえた。でもそのおかげで、2022年度で進路部を外れることになり、1日5時間勤務を、2023年度はフルタイムで来られる?って話が進んでいたのに、今年度は、1日3時間×週3日になってしまって、その辺の高校生大学生より働けなくなってしまった。
進路部から異動したのは同窓会事務兼校長補佐付き事務という役職。新年度はでもやることがまだないからって図書館司書の方々のサポートに入ることになり、そこから結局9ヶ月間図書館司書の方々のお手伝いもした。だから今年は、進路部付き事務→図書館司書付の補佐兼同窓会事務兼校長補佐付き事務。
前年の当該上司と関わることがなくなって、仕事もゆるりとなって無理なく働くことができた。それに、おかげで図書司書業務の本の一端を担えるようになり(例えば本の貸借業務はできるし、雑誌や図書の受入業務もまだなれないけれど少しはできるし、除籍本の除籍処理も一端を担わせていただけでこうやってやるんだって知ることができたし、本のポップを書いたり、司書の方々の業務を見て、図書司書ってこういうこともやるんだなあとしれたりした。)
図書館勤務になったおかげで本を読めるようになったし、本のポップを書いてみたりもできたし!
ちなみに昨年仕事のことで色々あったから今年の目標標語は、
「お前のためにチームがあるんじゃねえ。チームのためにお前がいるんだ」by安西先生
にしていたんです。
チームの中の自分みたいなのは、少し考えられるようになった部分と、わたしはこういう意識が足りてないんだなと思った1年でした。来年も、チームのための自分が、何ができるか、という思考で仕事したいと思います。
中園直樹さんの、『星空マウス』と『チョコレイトの夜』は、ぜひ読んでほしい、
ちなみにこのポップに載せた言葉は、自殺に関するわたしの考えです。
あと、檸檬は頑張って作った。
それから同窓会の方は結局上司から仕事がなかなか降りてこなくて実質3ヶ月くらいがすごく忙しかった、だけだったけれど、学校の周年史の編纂にも携わって、ちゃんと名前が載る仕事ができた。
それから校長補佐付きの仕事のおかげで、学校教員の出欠とか研修日、とからそういうの少しだけわかった。
うまくいかないところから始まった今年の仕事、結局30歳になるまでに家を出る、ことも、30歳までに経済的自立することも、30歳までにフルタイムで働くことも叶わなくて、大きく見たらダメだったと言われるのかもしれない。でも、名前が、載るような結果を出す、っていうのは高校生の時からずっと目標としていたもので、もちろん今回は、わたしなんて一部の仕事しかしていないし、表彰されたとかではないのだけれど、
高校生の時、高1で2回、高2で1回、合わせて3回県大会で賞をとった。それ以降、わたしはずっと、そうした客観的に見てもわかる、賞歴みたいなものがなくて、
数値とか成績とか目に見えて客観的な賞歴がなければ結果になっていないと考えて生きてきたわたしからすると、ずっと何もできていないと思って生きてきた。新卒になって働けなくなったらそのうち、賞歴どころかまともに働くことすらできなくなった。どんどん自信を失い、もうわたしなんかなんで生きてるんだろうって数年ずっと思い続けてきた。そういう人間になっていた中で、今年仕事で名前が載る、ということになり、それが進路部から外されたことによって、与えられたモノであると考えたら、フルタイムで働くこともうまく上司と渡り歩くことも失敗したけれど、そのおかげでこうした成果も挙げられたんだ、と思えた。
これからは、次は、どうしようかなと思うようになってきた。
それに、今年のわたしにとっては、仕事で名前をあげることよりも、成果をだすことよりも、今しかできない経験を得られたことの方が嬉しさが大きかった。そのわたしが、しかも今年のはじめに上司とうまくいかなくなって適応障害にまでなって、また躁鬱が戻るんじゃないかとかそういう不安もありながら、苦しい1〜3月を生きていたわたしからしたら、今年ゆったりとだけれど働き続けられて、その上こうして仕事で名前を載せることができたのは、上出来の成果だった。
③旅
上記のnoteに福島まで書いてあるけど、2023年福島以降を書き加えたいけど長くなってしまうからとりあえず、
2023に限って言えば
大井町(2月)→北海道(3月)→箱根(3月)→大阪・京都・奈良(5月)→福島(6月)→福岡(6月)→大洗(8月)→奈良・大阪・京都(8月 帰省)→みなとみらい(9月)→大阪・京都(9月)→大阪(12月)
と行きました。5月の大阪京都と8月の大阪京都は、ランチしに行っただけで、ちゃんと旅行したのは9月の京都と(9月の大阪もアフタヌーンティーしに行っただけ)、12月の大阪(とは言え遠征目的でこちらはそんなにいろんなところには行ってない)なんだけど、1年に何度大阪と京都に行くんだと思っていた。
思っていたけど、実は1月にも京都行く予定なんです…
これだけ行って、いちばんの思い出は間違いなく福島。
これはほんとうに、友人に、そして福島で出会ったすべての方に感謝しています。どんな美味しいご飯よりどんな推しごとより素敵な経験だった。
今年のベスト3は、
どこも素敵な経験で甲乙決め難いけれど、
1番身体に残っているのは、福島。
あの頃のわたしには特に、美味しい空気も、豊かな風景も、情報が頭に溢れかえらない環境も、何もかもが良かった。それに、東京の一画で、うまく生きられない、わたしには何もできない、って自分のまわりだけでいきていたわたしが、友人の積み重ねてきた経験の中で繋がっているその土地の方々とお会いしてお話しして楽しい時間を持てたことかな。あと、その後もすごく苦しくて嫌な思いさせただろうなって思うけれど、彼と話せたことが本当によかった。
どの推し活より、どの旅より、どの好きなコスメより、いや比較できないくらいに良かった。友人の彼には迷惑しかかけなかったけれど、年始から壊れかけていたわたしが、あともう少しで何か変わりそうなんだけど…で止まっていたわたしには、今逢うべき人は、彼だったなと思う。本当に自慢の友人。ちょっと距離置かれてから今は何してるかわからないけど、いつか胸張って彼とまた話せる日が来るといいな。
次が北海道札幌遠征
Nissyの遠征のおかげで、1人で北海道まで飛行機で行って、ラーメン食べまくったし、スープカレーもたべたし、北海道博物館も行けて、開拓の村も行けて、テレビ塔も登れて最高だった!!
そして、9月の京都一人旅かな。
ちなみに泊まったホテルやお宿の中で1番おすすめは、箱根のフィールド箱根リゾートです。ご夫婦2人で営むところですが星の王子さまミュージアムから近くて、本当にお優しいご主人で、部屋も広くて綺麗で、大変心地よいです。最高。今年は、ニューオータニにも泊まったけれど、ニューオータニの高級だからこそ出るサービスとは違っていて、もちろんニューオータニも最高なんだけど、こちらは温かくて本当に素敵ないい時間を過ごせました。でもあんまり言うと変な人が泊まりに来たりしたら申し訳ないから、note読者の方限定で。
④映画
2023年に観た映画は、
この中で1番よかったのはすみっコぐらし。
次点がTOKYO MER
もちろん推しだからというのもあるけれど、
今回のすみっコぐらしはメッセージ性が前回までより強くて、3Rの広告塔としてデビューしたPerfumeを起用したのが大変によかったし、もちろんSDGsとかそうした時代に即したメッセージ性もあったと思うけれど、
たとえば、労働に関してというテーマも今回新たに加わったのは大きかった気がする。
すみっコたちの世界には、そうした労働とか上司とか恋人関係とか、嫉妬とか、お金を稼ぐとか、いい家を建てるとかそういうものは今まで描かれてこなかった。どなたかも映画の感想に書いていたけれど、すみっコの世界に労働が今回加わり、そしてMVPが表彰されるという描写によって成果主義がすみっコの世界にもたらされた。おまけに、工場労働のワーカーで、ライン生産されていくものを機械的にすみっコたちは作業していく。
同じ物を、同じように作り出すとか
工場長(資本家)がいて、すみっコたちと工場の機械たち(労働者)は、細かく区分された単一作業を役割分担する分業が行われている。
まさに、資本主義の凝縮。
とは、カール・マルクスの資本論に記載されたことである。
その中で、詳しく映画については、話さないが、社会のお荷物になっているんだよなあと、自覚があったわたしは、ライン作業で仕事をコツコツこなしていくすみっコたちを見ながら、労働とは、を考えながら、古いおもちゃ工場に、いていいんだよと、すみっコたちが寄り添う姿に、自分を重ねていたように思う。
TOKYO MERは、疾走感と、とにかく、佐藤栞里さん演じる主人公の妹が回想で出てくるシーンが本当に泣けた。
⑤ ドラマ・アニメ等
まずは、テレビドラマから。
2023/1月期に観ていたドラマは
良かったのは
100万回言えばよかったとブラッシュアップライフとすきすきワンワン
他に好きだったのは
リバーサルオーケストラと星降る夜にとリエゾンと忍者に結婚は難しい
4月期で観ていたのが
良かったのは、だが、情熱はあると王様に捧ぐ薬指
好きだったのは、上の2つ加えて他も全部好きだった。
とくに、だが、情熱はあるは、最高だった。
山里さん演じる森本くんの演技も、
若林さん演じる高橋くんの演技も
Creepy Nutsを演じるかが屋も、
もう本当にそのまま本人たちなのかと思うような素晴らしさであった。
顔ではなく演技であそこまで近づけるのは素晴らしい。
7月期に観ていたドラマが
良かったのは、転職の魔王様、VIVANT、CODE。
特に転職の魔王様は、最高に良かった。
小芝風花ちゃん演じる未谷千晴の過去や、変わっていく様相も、成田凌演じる来栖嵐の過去や転職希望者にかける言葉も、荒療治もすごくよかった。
そして10月期観ていたドラマが
良かったのはマイ・セカンド・アオハル、パリピ孔明といちばん好きな花、コタツがない家。
好きだったのは、この4つ全部。あとセクシー田中さんもすごく良かった。
今年1年を通してのテレビドラマベストで行くと
1位 ばらかもん
いちばん好きな花をこのランキングに入れようと思っていたけれど、いまの私には、このランキングだった。年間ベストは、圧倒的にばらかもん。
実はかなり前から読みたいと思っていたけれどいまだにコミックを読めていなくて、原作通りだったのか、結構離れていたのか、原作愛読者はドラマをどう観ていたのか、とかは知らんけど、ドラマで初めて観た私は、あのドラマの世界観がすごく好きだった。
キャスティングも最高。とくに琴石なる役の宮崎莉里沙ちゃんの演技が本当に素晴らしかった。柚乃ちゃんと合わせてベスト女優賞すぎる。
人生の岐路にたって、東京はわたしには働くのに息苦しい、でも、わたしはどこなら、何の仕事なら、どんな働き方なら生きていけるんだろうとか、どうやってどんな風に生きていきたいんだろうとか、ちょうど、かなり悩んでいた時期に観たのもあって、島のハートフルコメディは、最高に温かくて、途中号泣した回もあって、本当にこのドラマを観られてよかった。
2位 転職の魔王様
先ほども書いたけれど、来栖嵐のかける言葉や、転職が、本当の自分に向き合っていく姿、転職を支援する側の主役2人の苦しもがいた過去とかもすごく良くて、こんな転職エージェントいたらいいのにと本当に思った。私が出会ってきた転職エージェントには、未谷さんみたいな要素を少しでも持ち合わせる人など誰1人いなかったし、来栖さんみたいに考えてくれる人だと思ったエージェントも1ミリもいない。まあ、エージェントって基本、関係先企業の利益のためにやってると思うから別に悪とは言わないけど。
同率2位 unknown
田中圭さんと高畑充希さんどちらも好きだから見ていたんだけど、あり得ない話ではありつつもすごく考えさせられる最終回で、全体を通してというより最終回がすごくよかった。
わからないをそのままにさせる最終回がよかった。あと、実は、人間として生きているけど、実は吸血鬼とか地底人とか隠れてるのかもよ、っていうメッセージが、自分と違うもの、知らないもの、分からないものに対して排除するか、寄り添って知ろうとするかっていう多様性とか、他者と自己の違いを受け入れるとか意味しているんだと思ったし、わたしたちは実は、隣の大切な誰かのことすらすべては知らない、ということを考えるとunknownという題は非常に秀逸だと思った。
似たようなテーマで言うと忍者に結婚は難しいも、忍者設定ってぶっ飛んでるんだけど、対立する忍者の2人が、お互い素性を隠して出会って結婚して生活していて、2人は夫婦だけどお互い秘密を持っていて、というところでいうとそれも面白かった。
3位 マイ・セカンド・アオハル
観る予定じゃなかったんだけど、母に、「もうほんとアリスちゃんが面白すぎるから観て」って言われて観はじめた。同世代の女性の話で、一念発起して大学受験して大学入って二度目のアオハルする物語なんだけど、アリスちゃんの演技がとても良くて、10個離れたみっちー演じる男の子とのラブではあったけどいやらしくなくて、なにより、一生懸命で、必死で、まっすぐで、竹を割ったような感じのアリスちゃん演じる佐弥子さんがとにかく良かった。何度だって自分の人生ちゃんと自分で変えていけるとか、一生懸命さや必死さは大事とか、言い訳しない人生とか、そういうのを考えさせられたし、ファミリアのみんなが個性的ですごく良かった。
あとは
ブラッシュアップ・ライフといちばん好きな花、パリピ孔明、だが、情熱はある、100万回言えばよかったあたりが迷いどころ。甲乙つけ難い…
だが、が好きかなあ。
からやめておこう。
特に10月期は、「自分の人生を考えて生きる」「人生を楽しむ」「何度でも人生やり直せる」って感じのテーマのドラマが豊富だった気がする。世相かな。
それから、まだ観ている途中で長くてなかなか続き観られていないけど、長年もう一度観たいと思ってきた、朱蒙を観ている。これがやはりとても好きだ。韓国の歴史ドラマは、チェオクと朱蒙がやはり良い。
そして最後に
⑥推しごと
もう2023年をなんの年だったかと一言で言えば、
推しをひたすら追いかけた年、
ってくらいには推しごとした。
来年は、追いかけるのは上二つにして
あとは、EXIT、テニプリ、その他あるけど、
少しずつモノを減らしたいな。
まだ2023年は1日と11時間ちょっと残っている。今年も帰省しているので、きっと自分のことをこれ以上振り返っている余裕はないのかなと思う。
だからここで、ざっと振り返ってみた。
今年の思い出ベスト3は、
・福島に行ったこと、友人と話したこと、同い年の友人の生き方働き方を目の当たりにできたこと。
・たくさん一人旅したこと
・10年間推してきたNissyと握手したこと
(いやもはやあれは、ハグ)
です。こんなに素晴らしい1年間を過ごしてしまって、わたしはもういつ死んでも構わないわという気分です。
2024年がくるなんて、未だに全然実感がないけれど、わたしの中で、大きく何かが変わろうとしているのは体感した。
まだ結局、何か行動に移して家を見つけたとか、お金を貯めたとかまでいけていないけれど、それでも東京を出よう、両親と離れようと決められたのも、今のわたしは何もかもを持ちすぎていっぱいだから、自立するためにも家を出るためにもモノを減らそう、と決められたのも、
心を壊したあと、そこから1年弱かけて強い女になろうと思えたのも、今年だった。
苦しく、長かった20代を終えて、30歳になり、29歳から30歳になったら、うまく言葉に表せないけれど、一気に、自分が変わっていくのを感じられた。
そして、苦しい気持ちや悩みや困難や疲れを癒してくれたのは、間違いなく推しの皆様だった。
20代の苦しかったことや大変だったことを、29歳最後の日においてきて、そこから4ヶ月で、少しずつそうしたものを脱いで、整理してきた。年末までには全然整理が終わらなかったけれど、30歳になってから少しずつ変わってきた自分を見つめ直したら、わたしはもっと客観的に、善き人間になりたいと思ったし、ちゃんと自立しなさいと思ったし、死にたいとか生きているのが辛いとかそういうものを少しコントロールできるようにもなった。
私はもう一人で旅もできるし大丈夫。
わたしは、大丈夫。
つよく、たくましく、そして心から笑って生きる女性になるんだ!
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