トミカ博2023(初日)



 トミカ博 in Tokyoにきた。
 これが夏休み(長いお盆休み)最初のイベント。


 4月にプラレール博に行っていてそれ以来だけど、関西の開催のときから、東京に来るのを楽しみにしていた。


 前日、親愛なる友人に会った時、彼が、
子どもを海に連れて行ってすごい日焼けした、と話していて、普段はただ、「友人」として私の前でいてくれる彼の、父親の顔を見て微笑ましくもあり、少し寂しくもあり、嬉しい気持ちにもなった。


 トミカ博は、初日ということもあり、大勢の親子連れがいた。子どもどころか結婚もしていないので、わかるとは思えないけれど友人が結婚したり親になったりしてその変わっていく姿とかを見ていると、今までは"他人"として見ていた親子の姿を、親の立場で子どもを連れて行っていたら、と考えるようになった。


 小さい子を連れて、大きな会場の、大規模イベントに行くというのは、大変だと思う。しかも炎天下。熱中症など体調不良にも気をつかうし。

 まだ歩けない子ならずっと抱っこしたまま、写真を撮ったり、子どもと話しながらだし、お腹すいた、トイレに行きたい、おむつを替えなきゃ、暑い、寒い、疲れた、よくわからないけど泣いちゃう、とかもあるだろうし、

 歩けるけれど小さい子なら、ちょっと目を離したら迷子になってしまうから絶対に手を繋いでおかなきゃいけないし、けれどこれだけ人がいたらそれでも逸れる可能性もなきにしも非だし、写真は撮っておきたいし、撮ってあげたいし、ちゃんと展示を見せてあげたいし、途中で水分補給させなきゃだし、お腹も空くだろうし、お手洗いに行くかもしれないし、でも順番を待つというのは小さな子どもにはまだ難しいことでもあるし、でも並ばないと人はたくさんいるし、並んでたら別のものに目移りするかもだし、何せビッグイベント、会場が広くて


 私がひとりで回って、(しかも体験会とかゲームとかせず、買い物もせず)2時間半ほどかかったから、小さな子どもを連れて、しかも途中でゲームに参加させたり、最後に商品欲しいのある?って買い物したりしたら、多分3〜4時間は必要な気がする。


 しかも、有明。近所の人ならそんなに難しくないだろうけれど、遠出の人で車で来られないとか車でくるのを避けた人からすると、バスや電車に乗るところから外だし、そのために水分持って行ったりおやつやご飯を持って行ったり、赤ん坊を抱えるならオムツのかえとか、下着や洋服の替えとか、子どもにだって帽子も必要だし、大荷物になるんだろうなと想像はできる。その大荷物を抱えて、大勢の人たち(子どもたち含め)がいる場所に並び、その上広い展示会場中、始終子どもの体調と怪我と迷子を頭の片隅において楽しむ、おまけに、展示物に子どもが触れそうになったり、触れてしまって壊れたり落としたり、商品を勝手に手に持ってしまったり、ずっと"監視"状態にもならざるを得ないだろうし。


 (ざっとだから、これ以外にも気をつけるべきことはきっとたくさんあるんだろうけれど)親をする人たちは、まあ大変だというのも想像はできる。

 夏休み下で、小さい子どもの他に小学生たちもたくさんいた。一層人が多い。今日はそんなにたくさんは見かけなかったけれど私のように大人で行く人も。


 わたしは結婚も出産も子育てもしていないから、正直そういう側の人たちの生活とか見える世界は、まだわからなくて、せいぜい想像できるのは、

 わたしが教育者として未就学児童〜高校生たちと接してきた経験としての目線でしかない。


 トミカ博は、大きな会場で、さまざまなところにさまざまなものがある


 私のように「大きなおともだち」なら、立って遠目でも見えるところも、小さな子どもの目線なら前まで行かせてあげないと見えない。順番を待ちながら少しずつ前に行かせるしかない。怪我や子どもが展示物を触ってしまうことにも注意をしながら




 上のように、自分の持っているトミカのライトを反応させると、展示物が光るようになっている仕掛けもある。


順番を待ってトミカをガチャガチャと反応させようとしている子たちがたくさんいて、ある親御さんが、「どうぞ写真撮りますか?」と言ってくれたのでありがたくお子さんがトミカをガチャガチャと反応させて、光った119番と救急車を撮らせてもらった。



トミカとは、

タカラトミーが1970年に、日本初の手のひらサイズの国産車ダイキャスト製ミニカーシリーズとして発売したもので2020年に発売50年を迎え、今売られている商品たちは3世代目である。


小さい頃、家に
トミカもプラレールも山ほどあって、


外のマンションのアスレチックとか公園とか卓球台とか、共用キッチンとかプールで遊ぶのも好きだったし、テニスと水泳を習っていてマンションにテニスコートもプールもあってそこで遊ぶのも好きだったしマンションの大きな階段とか噴水周りで遊ぶのも好きだったけれど、同じくらい家のなかのジャングルジムで遊ぶのも、リカちゃん人形も、シルバニアファミリーもポケモンの人形も好きで、


トミカやプラレールで遊ぶのも好きだった。 


トミカタウン



今や、ディズニーコラボ、サンエックスコラボ、サンリオコラボ、その他有名なアニメとのコラボシリーズ、Dream TOMICAもある。

 (ちなみにだいぶ処分してしまって、後悔しているんだけれど、Dヲタだった時ディズニーのトミカをたくさん買ったし、すみっコぐらしコラボのえびふらいのしっぽのトミカもこの間買った)



でもトミカ博にきてはじめて、もっと小さい子用に飲み込んでしまわない大きさで角が丸くなっている「はじめてのトミカ」があるのを知った。1.5歳から遊べるようになっている。こういうところに目がいくようになったのは(もちろん好きだから展示物をきちんと見るというのはあるけれど)自分の(結婚もまだだけれど)立場が子どもではなく、大人、それも「親側」の立場で見る年齢になったのだなあと思う。


 私はよく知らないけど、ジョブレイバーという、特装合体ロボも発売されているとのことで、消防車とか警察車両とか救急車とか、いわゆる、業務で用いられる車がロボット化したおもちゃもあった。


 トミカは、いつの時代も、子どもにも大人にも、夢を与えてくれるし、楽しさを教えてくれるし、きっと、多くの人にとって、「もの集め」の最初の記憶にもなっている。(大人が買い与えてくれたものとして)


 私は、体験しなかったけれど、有料でトミカを使った体験玩具コーナーなどもあるし、トミカ組立工場で、トミカを組み立ててもらうこともできる。


 トミカのビッグスライダーパーキングが楽しかった。



 今回私の中で1番興奮したのは、ここ。

NISSAN フェアレディZ NIZMOと

NISSAN GT-R NIZMO Special edition


大きいものは、小さなおもちゃとはまた違った迫力と興奮がある。


この夏、グローバルギャラリーで100台展示するとのことでこれも行きたいと思った。


 大人になっても、ワクワクするおもちゃ、

 むしろ、子ども時代の思い出が凝縮されながら、今なお楽しめて、今、あの時にはなかった新しいものに出会っていっそう興奮し、ワクワクして、そしてそこにいる親子を見て、こどもたちをみて、時代がかわっても、子どもたちがトミカを、プラレールをみて目を輝かせ、ワクワクし興奮する姿は変わらないし、親御さんの中には、自分が小さい時に好きで遊んでいて今大人になって親になって子どもと再び楽しめる。


 というのを、親子たちの姿に見て、


 そして、そこに、こうして大きなおともだち、となった自分も未だきたら、みたら、感じたら、この世界に入ったらワクワクし、子どもたちと同じように、車が、電車が、動いているのを見て興奮して、


 タカラトミーが大切にしている

「すべての夢の実現のために わたしたちは
新しい遊びの価値を創造します」

が、このおもちゃと世界観にまさに体現されていると思った。


トミカにさまざまな企業が協賛したり提供したりしてくれるとその夢の幅が広がる。


HONDA、スバル、NISSAN、TOYOTAその他多くの自動車メーカー、

サンエックス、サンリオ、任天堂、そのほか多くのアニメ、ゲーム、キャラクターのある会社、


ANA、警視庁、タクシー会社、ドクターヘリや海遊館、コカコーラやファンタなど車両を持つところ、


それらの多くが、トミカの世界が、トミカの歴史が、トミカを愛する人たちが楽しむものが、共感できるから、こうして実現しているんだなと思う。そしてそれにより、大人になってなおまだまだ新しいコラボ商品、新しく出た車などをトミカとして楽しむこともできる。


事前チケットによる入場特典でもらえるトミカは、SUBARUのBRZパトロールカーだった。

こちらは、SUBARUとTOYOTAの共同開発のライトウェイトスポーツカー。


 かっこいい…普通のBR-Zのパトカーも期間限定発売されていてそれもいいなと思ったけれど、EXPO限定品でロゴの入り方も良い。


 楽しかった。


 6〜9年ほど前か、零戦の二一型が好きでプラモを買って、飾っていたんだけれど、何かの拍子に台ごと落としてしまってからしまって、私はどこへおいたかしら。


 飛行機は結構好きだという自覚はあったけれどそれも別に詳しくはなくて、ただ小さい頃から飛行機は乗り慣れていたからというのはあって、特別、車が好きとかではないと思っていたし、詳しくもないんだけれど、


 トミカをみていたら、

 わたし、結構、車(のおもちゃ)好きなのかも…と気づいた。車は、運転しないからフォルム、デザインとか以外楽しめない気がするけれど。


 Twilight Express瑞風のおもちゃをみて、「あ、乗りたいんだよね、」とも思った。

カシオペアも、北斗七星も、サンライズ出雲も、あけぼのも、はまなすも、乗ってみたい。


 案外、やりたいと思っていることがあることに気付かされた。



#トミカ博2023


ひとりだと、気楽で時間も気にしなくてよくて、良いよ。


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