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[パティシエの価値]とは。

「お菓子なんて、誰にでも出来る」…そう言われました。
まだまだ今でも学ぶ事が多く有りますが、この頃でも自分でレシピを考え、ほとんどの仕事も一人でこなせてはいました。

本当に悔しかったですね…

「絶対に見返してやる!」と思いましたが、
しかしその反面、「何故そう言うのだろう…」とも思いました。

中でもそんな事を言ったのは、思い返せば以下の3人。
一人は、全国展開している結婚式場の面接官。
一人は、ホテルの料理長。
一人は、レストランの料理長。
皆さん。偉い立場や肩書きのある人達ばかりです。(・・;)

そして、何年か経ち、自分で様々な勉強をする上で、気付いたことがありました。
主に以下の3つです。

①相手を攻撃することで、自分を認めさせる(守る)。
②洋食を修行する方は、一番始めに前菜やフルーツやお菓子に携わる。その為、「見習いでも出来る簡単な仕事」と考えている。
③パティシエの仕事を理解していない。

人は感情の生き物です。もしかしたら、何も考えずに発した言動かもしれません。または、他に彼らにとって大事な何かを訴えたかったかもしれません。

…でも…

そう言われたことにより、悔しさから一層仕事に打ち込む事が出来たのは事実です。

自分が今までも、そしてこれからも取り組んで行こうという考え方があります。

①職種が違うからこそ相手に関心を持ち、場合によっては自分も同じようにやってみる。

②例えばレストランデザートは、料理を理解することで、今以上にデザートの品質とコース料理としての価値が高まる。

③いつでも仕事について、セルフプロデュースを出来るように準備をしておく。

④より高い目標を持ち、考え、動き、結果のサイクルで俯瞰する。

大きく分けてこうなります。

いつ誰に言われても、どんなことを聞かれても、作り上げた物を出す時も、全ては心がけによると思います。
これからも自分が成長し社会に、人に、貢献出来ることは有ります。

「パティシエの価値」

それはもちろん、技術や知識をもって対価とするのは、仕事としてやらなければいけません。
それと同じくして、人間性と心がけが問われるのだと、私は思います。

「お菓子なんて誰にでも出来る」という言葉は、実に色々とより高い学びを気付かせてくれました。

これからも私は、世のパティシエの一人として、お客様に喜びや笑顔や感動を、作り出す仕事をしていきたいと思います。


…さて次回は…

「メニュー考案で大切なこと」

これをテーマにしていきたいと思います。
個人店や企業によって求めるものは全く違います。時には、「…何をしたいのか理解出来ない(^_^;)」という方もいらっしゃいます。
そんなとき、気付いたことや現在活動していることも含め、書いていきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました(..)
次回も、宜しくお願い致します(^^)

「スキ」や「フォロー」してくれる方々、本当にありがとうございます‼️
これからも頑張ります‼️

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