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人形作って生きてます・その1

ここでは、ソフビをどのようにして作るのか?
どうやって制作進行してるのか?などいろいろなことを漫画にして分かりやすく描いたものです。

もちろん、ソフビは『偶然の産物』なのでこれが全て正しいとは限りませんが、経験上起こりうることをまとめました。
漫画の後、補足解説もいたします。


カンチャク(嵌着)というのはソフビを組み上げるためのジョイントです。
オス型とメス型をはめ込むことにより可動します。
湯口とは金型にソフビの材料を流し込むための注ぎ口になります。
この注ぎ口をつかんでソフビを金型から引っこ抜くいわゆる『抜く』という作業をします。
ロウ型(WAX)を使って作業していきます。


ここでは概ね権利取得の話になります。
既存のキャラクターは権利取得者(ライセンサー)と契約をし、販売数や価格などから利用するための権料を支払います。
そして厳しい監修を経て商品化となるわけです。


ソフビは職人の勘に頼る部分が多くなり成型品は常に一定のクオリティーで上げることは困難です。
そのことにより、組み上げや穴を開ける作業にもそれぞれに調整をするための技術が必要となります。
このためにソフビは個体差があると言われているのです。

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