お金の使い方

なんかもやもやするので気持ちの整理も兼ねて書き残しておく。

稼ぎ始めて2年目、ボーナスも入ったところで周りからは「車買わないの」と会う人会う人、毎日のように聞かれる。この前は別部署から電話までかかってきた。暇人か。

そう、私はど田舎生活にもかかわらず車を持っていない。なぜなら、なくても生活できるから。今の状況を整理して車を買わない理由をまとめておきたい、というのがこのnoteっていうわけです。早速、理由を思いつくままに挙げておく。

1.借金がある。私は大学院時代の学費のほぼすべてを奨学金で賄っていた。免除申請が通り、減額にこそなったものの、まだまだ払い終わっていない。借金のあるやつが優雅に車に乗るのはいかがなものか。

2.車で事故を起こすリスクが増える。2つめにしてこの消極的な理由なのだが、私はまあまあの心配性である。この辺りは運転が荒い人が多く、それだけで恐ろしい。対人で事故を起こしすとだいたい車が悪い。そんな悪い乗り物に誰が好き好んで乗るのか。

3.車より先にベッドが欲しい。車なんてせいぜい週末にのるくらいだ。多くても1週間7日のうち、2日。しかもせいぜい数時間。それに安くて100万円。馬鹿か。そんなことより、ベッドが欲しい。今、私は布団を使っている。1日24時間のうち最低6時間は使う睡眠のためのベッドに金をかけないでどうするのか。私は車に100万円かけるよりも、ベッドに100万円かけるほうがはるかに健全だと思う。

4.周りに車で行く場所がない。これは致命的である。車をわざわざ買ったとして、どこに行くのか。この辺りの人間は車を使うにしてもせいぜい県内くらいらしい。県外はバスを使うとか言って、県内を車で走り回っているのだが、目的地はどこなのか見当がつかない。県外出身の私からは見えないものがあるのだろうか。

ざっと思いつくところはこれくらいなんだけれども、やはり車を買う理由がない。車=ステータスみたいな考えがあるようだが、私はそんな守るほどの地位は持ってないし、ましてやこんな田舎で私を評価してほしい人が周りにいるわけでもない。田舎でAudi乗ってもしょうもない。

お金の使い方って難しい、とありきたりだけどつくづく感じる。だいたいの人にとって一生付き合っていかないといけないのがお金だ。使い方を人から教えられることも、指図されることもないし、人間性が一番あらわれる。お金が離れていく人ほど馬鹿だけど、お金をつかえないのも考えものだ。いつ、何に、どうやって使うか。考えているだけではどうにもならないので、とりあえず今日も僕はお金を使う。

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