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大変だったことの整理

 noteで書くことが新生活日記に成り代わってきている今日この頃、また今回もそんな日記を書いておこうと筆をとった。僕は今3日間の休みをいただいている。お盆という戦いが終わり、業績と引き換えにとっちらかった部屋を綺麗にしていた。

 昇進してバタバタとしていた生活も、2か月経って落ち着いた。いや、まだまだ知らない業務もてんこ盛りなんだけど、突然シュン、て落ち着いた。なぜかは知らないけど、24時間体制で監視されているようなプレッシャーに追われていたのが、一挙にさほど感じられなくなった。

ストレスの原因3つ

 考えられる原因の一つは、業務量。デイリー業務、マンスリー業務だけでなくイヤーでの業務、昇進時のみ、うちの部署のみの業務が一気に押し寄せていて、7月はその波にさらわれないよう必死にもがいていたのだ。それらが落ち着きデイリーマンスリーだけとなればそこに集中できるものだ。

 もう一つは、業務への取り組み方。先述したデイリーやマンスリーの業務だって、最初は110%で臨んでいるからタスクが重かった。一つ一つの業務の完成形は?及第点は? いつやる? 何からやる? どうやってやる? …などなどわからないことだらけ。それをまっさらな状態から作り上げるのはどうしても苦痛になってしまう。何度も繰り返していき、それぞれの業務に自分なりの型ができてきて、それからはあっという間にできるものだ。更には、工程に余白が生まれ、よりクオリティ&スピードをよくするコツを考える余裕ができてくる。

 最後は、心理的タスク。僕は、何より怖いことは「わからない」ことだと思っている。昇進してからは、業務が「わからない」、業務のこなし方が「わからない」、締め切りが「わからない」ものさえあった。とにかく「わからない」ことだらけで、1年前にやっと落ち着けるようになった休日の過ごし方すらもわからなくなってしまった。それだけでなく、自分の会社でのふるまい方も「わからない」状態に陥った。上としてのふるまいもふさわしくなるように必死だったからだ。業務、休日、人間関係の3本柱がすべてわからなくなれば精神的に安定するわけもなく、結構大変でしたね…。

解決した2つのこと

 まず行ったのは休日のリフレッシュと作業分解だった。自転車が進むのは連動したタイヤの一つを回すことで、両輪が進むのだ。心理的負担の軽い休日の過ごし方を先に改善することで、仕事日は真剣に業務に集中できた。だって、仕事が終われば素敵な休日が待っているという安心感があったから。

 そして作業分解。最後には当然、会社のパソコンに座って業務を行うのだが、別にはじめから終わりまで会社のデスクに座り続ける必要はない。パソコンでしかできないことを最小限にし、考えがメインのことは他業務の余白で考えるなどし、まとまったアウトプットのみをさっとデスクで行う。そうして締め切りまでの工程を逆算すれば、案外すぐに終わる。どんなことも作業分解できれば平気になる。

作業分解のメリットは、上記だけでなく何が精神的負担かわかることにもあると思う。作業全体が嫌なのではなく、作業のうちのどこが辛いかがわかる。辛いのは「わからない」からなのかもわかる。自分が嫌とわかれば、そこだけ乗り越えればいいと思えるし、何なら同僚や部下にそこだけ委託するのもありだ。もちろん嫌だからとは言わんけど。


こんな感じで、解決法を実践的かつ精神的負担減の2つのベクトルで行っていくと案外するすると終わっていくなあと感じる今日この頃である。整理して、自分の頭もすっきり。明日からの仕事もまた、そんな感じで立ち向かっていこうかしら!

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