まだ届かないラブレター

またやってきてしまいました佐藤健です。もうこのタイトルは終わりだと思っていました。終わりませんでした。

なぜかって、今朝この記事を読んですこぶる納得してしまったからなんです。

この記事の執筆者、barの店長である林伸次さんが好きでフォローさせていただいています。林さんの休日やこれからやろうとしていることを語られていたり、女性からの相談に答えたりと、noteで精力的に活動していらっしゃるのですが、その言葉の一つ一つが優しく心に残るのでいつも楽しみにしています。


今日もnoteを開いてタイムラインを指でなぞっていくと、林さんのこの記事が目に入りました。でもあれ、いつもと違う。林さんから「恋」という言葉が出るとき、たいてい水曜日の相談コーナーなのですが、今回は違うようでした。誰からの相談でもなく、林さん自らが「恋」と「好き」の違いについて語られていました。おお今日はどんな感じなんだろう、といつも通りその記事をタップしたのですが、読んでいくにつれて、僕の顔は赤くなっていきました。

なぜかって。つい最近、というかまさに今も書いている「ラブレター」において、僕が抱いている疑問への答えかのような内容だったからです。


僕がラブレターを書いたとき、目下の疑問として「僕は彼女をどうおもっているか」ということがあります。展開は省いていますが、僕と彼女は深い親友という感じだけでなく、いやもう恋人でしょ、デートでしょ、というような場面が多分にありました。たまたまならまだ救いようがありますが、お互い意図的にそうしていた場面もあると思います。

だから、好きや恋という感情の境界を揺れ動いてきた僕(ら)は、今どっちの感情を抱けばよいのだろうと考えています。

そしてその疑問を考えるとき、まず考えねばならないのが「好き」と「恋」の違いでした。


林さんの記事の冒頭では、さっそく林さんなりの答えが記されています。

「恋」という感情って、「恋する相手と少しでも両思いになれる可能性がある時のみ」という状況だということがわかってきました。

この後、具体的な解説があるのでぜひ読んでみた方がいいと思います。

この記事と僕を照らして考えてみます。僕が彼女に「恋かも」と思った瞬間というのは、彼女が腕を組んできたときです。僕自身は彼女を尊敬し惹かれていたので、その状態の時に少しでも思わせぶりといいますか、そういうことが発生したら…まあドキドキするんですよ…悔しいことに。

それは確かに、「恋する相手と少しでも両思いになれる可能性」がみえたからです。その時僕は彼女に恋したのだと思います。すごく腑に落ちた。

ーーーーーーーーーーーーーーー

僕はそれまで「好き」と「恋」についての違いは独占欲にアリ!と捉えていました。

素敵な人や大切にしたい人、例えば家族やアイドルなんかはみんなに好かれていてほしい。僕以外の誰かに恋してようと全然かまわないじゃないですか。

しかし、「恋」については恋する相手の好意が自分に向いていてほしいとおもいませんか。相手が好きでたまらないから、みんなに好かれるかどうかとは違うベクトルで、自分のモノにしたいという独占欲ベクトルがあるように感じるんです。だから嫉妬もするし、浮気や不倫なんてもってのほか、私を見ていて!となるのかなあと。

また「好き」という基盤の上に「恋」というものが存在するので、好きな人も恋する相手も存分に幸せになってほしいんです。皆に好かれて相手が幸せならそれでいい、と。
その上で「好き」と「恋」の違いについて考えると、相手が幸せと感じているとき、自分はどこにいたいのか、ということが違いなのではないかとも思います。
結婚式でいうならば、幸せいっぱいの花嫁の隣で新郎としていたいのか。それとも結婚式にお呼ばれして、花嫁にライスシャワーを存分にかけてあげたいのか。

そんな自分がいたい立場について違いが生まれるように感じています。これも一つの独占欲だと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーー

まあそういった感じで、僕は彼女に対しどうして恋心を抱いたのか、という疑問に対し一つの示唆が得られました。確かに彼女と両思いになれる可能性を感じました。

ただ、一方で注意しなければならないのは、この可能性というのは、林さんの言うよう、僕が勝手に感じた可能性ということです。彼女がどう思っているか。つまり彼女が僕に対し、そういった可能性を感じたかどうかは、当人に聞いてみないとわかりません。

そこを雰囲気で感じ取ったりお互い探りあうのが、恋愛のとても面白い要素だとは思いますが、僕は感情が暴走して聞きたくて仕方なくなっちゃったんですよね。でも林さんの記事を読んで、そういうことかと。だから彼女に対し恋心を抱いたのかなと、まずは自分の中で整理がついた次第です。

いやー、やはり恋愛というのは双方向であってしかるべきですね。僕自身がこの気持ちに整理をつけていったとしても、彼女自身がどう思っているのか。その点についても明確にしないと恋愛なんてものはできません。

だからやっぱり、最終的にはラブレターの結論に行きつきます。

彼女よ、君はどう思っているんですか?????

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?