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ワンパークフェスに行ってきた(前編)

もう一ヶ月前の話になるが、11月13日と14日に行われた「ワンパークフェスティバル」に行ってきた。Twitterか何かでこのフェスの存在は知っていた。福井市中央公園で開催される野外フェスである。

今年のラインナップを見たら、坂本慎太郎(元・ゆらゆら帝国)、堀込泰行(元・キリンジ)の名前が。二人とも、バンド時代から彼らの音楽を聴いていた僕は、おおっ!となった。外で聴いたらさぞ気持ちいいだろうな、と思いつつも「福井か・・・結構遠いよな」と思っていた(京阪神エリアに住んでいるので、割とどこにライブを観に行くにしても結構近いのである)。

その後、バンド仲間であるギタリストYさんと久しぶりにスタジオに入って音出しした時のこと。
練習後に飲みながら昼ごはんを食べている時、Yさんが「ワンパークフェス行かへん?坂本慎太郎、堀込泰行とか出るで」と言ってきたのだ。

Yさんもゆらゆら帝国時代から坂本さんの音楽が好きで、2年前のゴールデンウィークに大阪城野音で行われた「こんがり音楽祭」に坂本慎太郎が出演した時も一緒に観に行った。そして、そのライブが素晴らしかった(まだコロナ禍前だったのでマスクもせず飲みながら観られた)ので、また観たいなーと思っていた。
そしてYさんは僕がキリンジ好きなのも知っていた。
Yさんは他にZAZEN BOYSも見たい、と言っていた。ZAZEN BOYSの中心人物・向井秀徳氏も独特のユーモラスなキャラと世界観で、ナンバーガール時代から僕も注目している人であった。

その頃(9月下旬)にはまだ出演者の振り分けも決まっていなかったのでチケットは買わなかったが、坂本慎太郎が出る日は行こうと思っていた。
と言うのも、ソロ転向後の彼のワンマンライブはチケットが全く取れなかったのだ。

その後出演者の振り分けが、坂本慎太郎・ZAZEN BOYSは1日目、堀込泰行は2日目に決まった。Yさんからは「1日目のチケット買うたわ」というメールが来た。僕は、「もうちょっと考えますわ」と返事をした。

その頃(というか今も)、職場でも家でも人間関係で落ち着かず、「どっか遠い所にフラッと行きたいな~」なんて思っていた。コロナもあり実際には難しかったのだが、ゴリ押しのオリパラから2か月ほどたって感染者数も減少し緊急事態宣言も解除された。
そしてタイムテーブルが発表された。2日目堀込泰行の出演時刻はお昼であった。それなら観てからでも余裕で帰れるなと思い、「2日とも観に行っちまおう!」と5日ほど前にようやくチケットを購入した。チケット代が2日券の方がお得感があった、というのもある(笑)


そして、当日。
Yさんとは現地で会おうという事になっていた(ちなみに僕は京都南部、Yさんは大阪南部在住である)。前日に「昼頃に行くつもりです」と言っていた僕だが、思わぬトラブルがあり出発が大幅に遅れた。

↓12:39のツイート

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京都南部から福井に向かうにはいくつかルートがあったが、比較的時間が短くて一番安い、琵琶湖の西側を通る「湖西線ルート」にした。3時間の旅の始まりである。僕は結構電車に乗るのが好きなので(いわゆる「乗り鉄」気質?)久しぶりの遠出で静かにテンションがあがっていた。

のんびり車窓を眺めて晴れた琵琶湖を見たり、聞きなれない駅名を聞くだけで楽しい。

そして、やっとこさ福井駅へ到着!


過去に美浜や三方五湖や仕事の取引先がある鯖江には行った事はあったけど、福井市は初めてである。福井市は恐竜の街だったのか。恐竜の化石がよく見つかるということらしい。

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僕は二日券なので一泊することになるが、宿は予約していなかった。というのも、駅前にネットカフェがあるのを事前に調べていたからだ。

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すでに時刻は14時を過ぎていた。会場である福井市中央公園は駅から10分もかからないくらいであったが、公園周囲の県庁舎が城壁のようになっており、ぐるりと回り込んで入場するので結構時間がかかった。消毒、検温、ワクチン接種証明書の確認などを済ませ、そしてようやく会場へ・・・


長くなったので続きは後編で!

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