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3/17 日記(出口のない渦中)

この時期に胃洗浄なんかで医療機関の手を煩わせるわけにいかないとオーバードーズの手前でやめる。死にたいわけじゃない。

いいよね、早く帰れて。
子供がいる家庭だけ手当があっていいよね、
そうじゃない人たちにしわ寄せがきてるよ。
結局夜中まで仕事したよ。

なかなか心が追いつかない。誰も私を否定しているわけではないことは十分にわかっているのだけど、勝手に肩身が狭くなっている。
子供はもっと奔放で、どうしてそんなに働かなくちゃいけないの?ほかのおうちのママみたいにおうちにいればいいのに、とストレートに伝えてくる。どれもこれも私の選択で、誇りを持っています、とどや顔をしたいのだけど、なかなか上手にできない。
大体こういうネガティブな育児記事の後には、「でも結局頑張ることを選んだワタシ」的な文言で締められているんだけど、特にそういう出口を見出しているわけではなくて、ただただ渦中にいる。渦中のことは、渦中にしか書けないと思うから、こうして書いておく。

文章でのこっているのは大概出口を見つけた人たちのもので、そうでない人たちのもやもやは共有されることなく棘として残ったままになる。会社や社会の不寛容さを無邪気に批判できたらいいのだけど、会社も社会も悪くないしな。

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