短答試験にコツなんて無い

弁理士試験の短答式試験は、合格率が10%代の前半である非常に合格率の低い試験です。

ですが、短答試験は設問が正しいか否かを答えるだけの試験なので、条文、判例、青本の暗記さえしてれば受かる単純な試験でもあります

さらに短答試験はマークシートの試験なので、適当にマークした設問が正答することはあります。
このため、あまり勉強してないのにも関わらず、適当にマークしたところがたまたまたくさん正答になって合格する人も必ずごく少数ながら一定数いるはずです。そういう人はあたかもコツを掴んで合格できたようにも見えてしまうかもしれません。
けどそのような人から「コツ」を聞くことは無駄です。宝くじに当たった人から宝くじに当たるコツを聞くようなものです。

弁理士試験の短答試験のように、暗記で受かる試験にも関わらず合格率が低い試験ということは、決まった問題はあまりでなくて試験範囲から満遍なく出題されるということになるかと思います。そうなると、もはや短答試験に合格するにはコツなどはなく、地道に暗記をするしか合格への方法はないと考えます。

そうは行っても過去問と同じような説明も一定数は出題されますので、まずは最低限、過去問を解きましょう。

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