少しずつ、積み重ねて
うまく付き合えなかったあの子に、今日は「またね」ということができた。
先生に声をかけられた時、ちゃんと「はい」って返事ができた。
僕、今日少しだけ成長したよ。
〜みんなにとっては普通のことでも、僕には普通じゃない。〜
僕はもうかけ算ができていいはずなのに、足し算もできない。
ひらがなも、よく読めないことがある。
僕、大丈夫かな。でも、どうしたらいいのかな?考えても分からない。
机に座って勉強するのも、みんな普通だっていうけれど、僕にはすっごく難しい。
みんなができているのに。なぜ僕はできないんだろう。
できないから、僕をみんなばかにするんだろうな。ほら、この前だって僕、睨まれたもん。嫌だったから悪口言ってやった。そしたら喧嘩になって、僕急に叩かれたからムカついて僕もやり返した。
先生はあの子と僕の話を聞いた。あの子は僕のこと睨んでないって、ただ目が合っただけなのに悪口を言われたって。僕はあんまり覚えていないけれど、僕は奇声?を上げていたんだって。だから、あの子は僕の方を見たんだって。
そんなの知らないよ。僕は睨まれたって思ったんだもん。
自分でも急に頭がごちゃごちゃになって、変な声を出してしまうんだ。キーって。
みんな嫌な顔をするから、また繰り返してやるんだ。
みんな、僕のことが嫌いなんだよ。
僕は、勉強も学校も苦手だけれど、本当は本当は、みんなと仲良くしたい。一緒に勉強がしたい。
でも、どうしたらいいかなんてわかんないよ。。。
子どもの目線に立つこと。それは、難しいし、私は遊ぶことが大好きな子どもじゃない。
だけど、想像することはできる。想像する努力や、今目の前の子どもが置かれている状況を考えながら、自分の感情に任せたような指導を控えること。常に子どもに寄り添う気持ち。。忘れないように。
養護のアイデア〜
しっかり記録を取る。子どもとの話や家庭環境、友人関係、趣味、夢、先生との関係、好きな人やもの。声かけの内容等。
「記録の中にヒントがある」
とうちの校長がおっしゃっていました。
おやすみ、
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