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ご主人の手の中で光になった人

あたしには

忘れられない人が

たくさんいてるのだけれど

その中に「素晴らしく優しい女性が居てる」その人はあたしが地元の百貨店で始めて「展示即売」会を開催するのに

偶然通りかかり

なんと「不手際なあたしの様子を見て」お家から

わざわざ鏡を持参して来てくれたのです・・・それも「立ち見鏡」

初めての催事は「もう大変で」生き馬の眼を抜くとはこのことね・・・みんななれていて

ディスプレイに使うのはサッサッと取っていくのね・・・

今はもうそんなことはなくて「先に言うておく、向こうで用意していてくれる」

のだけれど

当時は「取り合い」…・・・・熾烈・・・・・・

そんな事もわからず

ぼーとしてたら「お洋服売り場」なのに

鏡がない____そんなあたしを見かねて彼女は助けてくれた

お客さんよ・・・・・

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それからというもの

何かと「世話を焼いてくれた」

なんかあたしにはいつでもそういう神様みたいな人がやってくる

来ていただける

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その彼女は

天女みたいな人で

催事の時にしか合わなかったのだけど

お元気だった

すごくパワフルでお元気だったのに____

「お父さんあたし頭が痛いの・・・・」というて、ご主人の手の中で息を引き取ったそうです・・・・・・・

あたしはそれを随分後で聴いて

ある時「催事の時」ご主人があたしの前に現れた・・・

もう憔悴されていた

その頃はもう1年位は立っていたのだけれど

いつまでも忘れられない

いつまでも悲しいと言われていた

友人の友人から伺った話では

参列者の数が半端ではなかったそうです

そうでしょう

全く知らないあたしにまで本当に気遣って頂いて親切にしていただいたのですから

彼女は

天女

きっと「天国」だと思うのです

notoのおかげです

思い出すことができた「今日」

ありがとう「天女さん」

あのときは「助かりました」


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あたしは此処で

恩返しができないので

恩送りさせていただきますね


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今日も読んでくれてありがとうございます

ぱたんこ屋

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